ヤンデレホラー劇場「緑目のジェラシー」

もじゅみねコピペBot @Mozyumine_copi

ストレン「最近、緑色の目は嫉妬の象徴だって話題をよく見かけるけど、だからって僕の事ヤンデレって決めつけるのやめて欲しい」 シバ「お前は持ち曲の歌詞に妬みましょうって入ってんだから仕方ねーだろ」 シエル「僕、緑色の目なんだけど…」 鶴「俺も俺も！」

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エッジ「…赤信号、皆で渡れば怖くない」 シエル「？急にどうしたの…？」 エッジ「ヤンデレン、皆でなれば怖くない」 シエル「怖いよ！？インパクト大だよ！」 シバ「面白そうだからドッキリでも仕掛けようぜ」 鶴「俺その、やんでれ？ってのよくわかんねーんだけど」

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シバ「花詞に聞けば？あいつにヤンデレやらせたら誰も敵わねーってもっぱら噂だぜ」 狐鉄「怖さ倍増だから夜にやろうぜ！」 鶴「うわ、お前どっから出たっ」 狐鉄「俺も緑の目だからな。ところで、やんでれってなんだ？」 シバ「…お前も鶴と一緒に花詞んとこ行け」

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ストレン「じゃあ夜に決行ってことで。誰に仕掛けるのかはたぶんバラバラになるだろうし、ネタばらしは適当なタイミングで各自でやるので良い？」 シバ「俺DIVAルームにカメラしかけとくわ」 シエル「あの、僕はそういうの」 シバ「やらないなら俺がリモコンで勝手に…」 シエル「やります！」

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青「ん？メール…？ストレンから？」 『話したいことがあるから、夜八時頃に僕の部屋に来て。遅刻も欠席も許さないから』 青「…なんだ？」

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【三時間前】 花詞「重すぎる愛というものは、狂気あってこそ成り立つものなの。その人を好きすぎるあまり逸脱した行動を取ったりね。好きだから誰にも渡したくない、そうだ閉じ込めよう。好きな人に恋人がいる、そうだそいつを殺そう」 鶴「ぶ…物騒だな…」 花詞「そういうものよ」

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狐鉄「？？好きすぎて頭がおかしくなっちゃうのか？」 花詞「元々心が安定していない人が、誰かを好きになるって事もあるわね」 鶴「（つーか、愛だの恋だの、狐鉄にはまだ早いんじゃね？）」 花詞「そして、そんな恋はだいたい受け入れられないのが通常よ。浮気したら殺されるなんて怖いでしょ？」

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鶴「浮気しなきゃいいんじゃね？」 花詞「浮気したら殺すって本気の目で言われたら？逃げたくなるでしょ。…概要はわかった？じゃあ私がお手本を見せてあげる。ドッキリをしかけるなら相手を怖がらせられなきゃね。今から演じるのは、好きな人に恋敵が居た場合よ。…グラデュエートさーん！」

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グラ「はいはーい。…全く、こんな役回りの為だけに呼び出してくれちゃって。ま、可愛い後輩のためだから良いけどね」 花詞「ごめんね！じゃあ、やりましょ。…………」（柔らかい表情から一変、冷たい眼差しに変わる） 鶴「（お、顔が変わった）」

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花詞「このッ、豚がぁッ！！」（鬼気迫る形相で叫び、玩具のナイフを突き刺すフリをする） 鶴・狐鉄「！！（ﾋﾞｸｯ）」 グラ「う…っ…」 花詞「あの人に馴れ馴れしくくっついて！見下した態度を取りやがってッ！！」 鶴・狐鉄「…………（ぶるぶるぶる）」

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花詞「でも私やったわ、殺した、殺したの、殺した殺した殺した殺した、ころころ、殺し、殺したしたぁッ！アッハァ！！」 鶴・狐鉄「…………（呆然）」 花詞「ふぅ、まあこんな所かしら。ただ叫べば良いと言うものでもないけどね？」 鶴「……お…おう」 狐鉄「………（ぶるぶる）」

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【現在】 鶴「…俺あんな演技無理…三時間程度の付け焼き刃であんなんできねぇ…」 狐鉄「……………（ぶるぶる）」 鶴「狐鉄、怖いなら帰れ、参加しなくていい」 狐鉄「ひ…一人はやなんだぜ…」 鶴「わかったわかった、送っていくから」

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青「（ストレンの奴、俺に話ってなんなんだ…つーか遅刻すんなって言われてんのに遅刻しそうだし）」 藍鉄「青さん、青さん」 青「なんだ？俺急いでるんだけど」 藍鉄「もう、僕より用事のほうが大事なんですか？」 青「なんだその台詞…お前は俺の彼女かよ…」

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藍鉄「えっ、か、彼女！？もう！青さんのバカっ！！♡」（ばしん、と背中を叩く） 青「いッてぇ！！」 藍鉄「ふふ…焦らしちゃってすいません。…行きたいんでしょう？もう行っていいですよ」 青「（なんだあいつ…あんなキャラだったか？）」

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【別所】 シエル「（ヤンデレって言われても…どうすればいいんだろ…）」 ソレイユ「シエル、なにか悩んでるの？」 シエル「え、あ…いや…なんにもないよ？（…やっぱり、怖がらせて泣かせなくないしなぁ）」 ソレイユ「？（にこにこ）」

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ソレイユ「何があったか知らないけど…私、シエルには笑っていて欲しいわ」 シエル「（…やっぱり隠し事はできない…！）…そ、ソレイユ」 ソレイユ「？なあに？」 シエル「えっと…あの………びょ、病気みたいに君が好きだ！壁のシミまでもが君に見える！」 ソレイユ「………（ぱちくり）」

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シエル「（うあああああ絶対変に思われたーーーーー！！！！）」 ソレイユ「……ふふっ。…よくわからないけど…私の事大事に思ってくれてるのね？」 シエル「！う…うん！」 ソレイユ「ふふ、ありがと」

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【また別所】 鶴「おい雨！お前を殺して俺も死ぬ！」 雨「はぁ！？お前何言ってんだ！」 鶴「いや…なんつーか…えっと…お、俺と勝負しろぉ！」 雨「なんだそんな事かよ！受けて立つぜ、言っとくがおいらは負けねー！！」 （二人で木刀を構えチャンバラをはじめる）

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鶴「（何やってんだ俺！雨を脅かしに来たはずなのに！なんかもうドッキリとかいいわ！楽しいし！）」 雨「（いきなり勝負ふっかけてきたのはびっくりしたけど、なんだこいつ意外とやるじゃねーか！でも負けねー！）」 シバ「あいつら趣旨わすれてんだろ…」（仕掛けたカメラの映像を見ながら）

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シバ「後はエッジとストレンだな…エッジのやつ、ちゃんとやれんのか？」 執行部「何を一人でぶつぶつ呟いている？」 シバ「ふぉ！！？お前いつから居たんだ！？」 執行部「さっきからずっと居た。何だこれは、盗撮か？」 シバ「えーとそれはかくかくしかじかで」

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執行部「なるほど、趣味の悪いことをする…」 シバ「まーお前も見てろよ、今んとこ誰もそれらしい事してないけど」 エッジ「…フェアリー、これ」 フェアリー「？これ…シロツメクサの草冠？」 エッジ「作ってみたんだ。せっかくだし…やる」（フェアリーの頭に草冠をのせる）

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フェアリー「わぁ…、ありがとう。エッジ君、あんまり話さないし、何を考えてるのかよくわかんないなって思っちゃってたんだけど…草冠を作るなんて結構可愛い所あるんだね。なんだか見直しちゃった、いい友達でいようね！」 エッジ「…友達、」 フェアリー「うん。私と仲良くするの、嫌？」

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エッジ「…シロツメクサの花言葉」 フェアリー「え？」 エッジ「…私を見て欲しい、私を思って欲しい」 フェアリー「え、え…？」 エッジ「その想いが叶わなかったら…シロツメクサの花言葉は、『復讐』になる」 フェアリー「エッジ君？どうしたの…？」

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エッジ「フェアリーにとって、俺はただの友達…だからこれは、復讐」（後ろ手にそっと部屋の鍵を閉め） フェアリー「…ひ…、何…するの…？」 エッジ「もう、ここからは出さない。ここでずっと…二人で…」 フェアリー「…嘘だよ…ね」 エッジ「……」 フェアリー「…な、何か言ってよ」

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エッジ「…………」 フェアリー「…私…ただ、君と仲良くしたかっただけだよ……っ…ぐすっ…」 エッジ「……、」（泣き出したフェアリーに背を向け、部屋の鍵を開ける） フェアリー「………？」 エッジ「ごめん、その、嘘…だから」