希一提督の艦娘との馴れ初め

憲兵さんこの人です
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希一 @keychi_kita

三日月:Lv122 ① 2013年7月、蒸し暑い夏の夜。まだ着任したばかりで右も左も分からない、そんな私の最初の建造艦として現れたのが三日月であった。 「どうぞお手柔らかにお願いします」そう言った彼女に私は、こ、こちらこそ、おてやらかに頼む等と噛みながら答えた。

2014-05-06 20:49:05
希一 @keychi_kita

三日月:Lv122 ② 初めは緊張してるように見えた彼女もなんだか情けない私の様子を見てクスっと笑顔を零していた。(そのあと変なとこ触って怒られた、可愛かった) これがまさに私がここに至るまでの全ての始まりだったのだと思う。

2014-05-06 20:49:58
希一 @keychi_kita

三日月:Lv122 ③ 艦隊旗艦へ抜擢された三日月は早々に改への成長を遂げ、その後も沖ノ島海域、更にキス島撤退作戦と無事に成功を収める。しかし、この頃から私は睦月型である彼女の潜在能力の限界に悩み初めていた。 それから彼女の任務は遠征や後輩の指導、新人育成時の護衛等が主となり、

2014-05-06 20:52:05
希一 @keychi_kita

三日月:Lv122 ④ 彼女自信もその理由は分かっていたのか「もっと、頑張らないと…ですね」と口癖のように呟いていた。 暫くはそんな日々が続き、三日月との距離も心なしか離れてしまっていたように思う。しかしある日、私はふと考えた。

2014-05-06 20:53:32
希一 @keychi_kita

三日月:Lv122 ⑤ いったい私は何の為に艦隊を指揮し、勝利し、任務を全うしていたのか…。こうやって毎日同じことを繰り返す、その中に何を求めていたのか。そう、それこそが全て三日月の為であった。私は彼女と出会い、彼女と共に歩み、いつしか彼女の存在が理由となっていたのだ。

2014-05-06 20:55:20
希一 @keychi_kita

三日月:Lv122 ⑥ (あとたまに変なとこ触って怒らせると可愛かった) それに気付いた夜、私は彼女を執務室に呼んだ。そして、もう一度共に歩んでほしい、隣にいてほしいと、ただそれだけを伝えた。彼女は少し涙を浮かべながら、笑顔でこう答えた。 「どうぞお手柔らかにお願いします」

2014-05-06 20:58:39
希一 @keychi_kita

三日月:Lv122 ⑦ あの日と同じように。 それはまだ艦娘とのケッコンも制定されていない頃であったが、その時私と三日月の間には確かな絆が生まれた。(もちろんその後変なとこ触って怒られた) そして現在、私は三日月に指輪を渡し、誓いを交わした。

2014-05-06 21:02:21
希一 @keychi_kita

三日月:Lv122 ⑧ 今では彼女は殆どの作戦において旗艦を務め、共に困難を乗り越えている。また秘書官として鎮守府のあらゆる管理を任され、他の艦娘達からも慕われているようである。(でも触ると怒る) #言われた艦娘のレベルと鎮守府での立ち位置を言ってく

2014-05-06 21:04:54
希一 @keychi_kita

瑞鳳:Lv114 熊野と同期。遅めの着任だったが貴重な軽空母戦力であり容姿が気に入られ即主力となる。 精鋭艦隊6人目に弥生の代わりとして選ばれ(本人としては複雑だったようだが)、鎮守府のエースとして一目置かれている存在である。 #言われた艦娘のレベルと鎮守府での立ち位置を言ってく

2014-05-06 21:56:00
希一 @keychi_kita

初風:Lv4 鉄底海峡における作戦中、上層部より指令を受け厳重に保護することになった艦娘。本人にも特に出撃意欲はなく、演習にも参加せず部屋に篭っている。友人も特にいないようだ。 #言われた艦娘のレベルと鎮守府での立ち位置を言ってく

2014-05-06 22:19:12