小田嶋隆さんtako_ashiの「大阪で道を尋ねると、「あんた東京から来たんか？」と逆にこっちの身辺調査をされる。」

小田嶋隆 @tako_ashi

決して分かり合うことのできない人間と会わずに済ませるために、ツイッターは案外役に立っているのかもしれない。

小田嶋隆 @tako_ashi

ツイッターでは愚痴や自慢はもちろん対話も意見交換も口論もふつうにおこなわれいる社交上の挨拶や商取引もある。そういう意味では、実社会とそんなに違わない。ただ、ツイッター上で最も広範に共有されている感情は冷笑で、この点はリアルの社会とはまるで別かもしれない。

小田嶋隆 @tako_ashi

わからないものや、なじみのないもの、不快なものをいちいち冷笑することで身の安全をはかっているアカウントを眺めながら、最近、この種の反応は、アカウントの個性というよりは、ツイッターの仕様なのではなかろうかと考えるようになった。このツールは、冷笑向きなのですよ。

小田嶋隆 @tako_ashi

ふつうの住宅街で道を尋ねれば、よほどのことがない限り、親切な人が教えてくれる。「お前は道も知らないで道を歩いているのか（プゲラ）」なんていう相手にはまず会わずにすむ。ツイッターで質問をすると、そういうヤツがワラワラとあらわれる。

小田嶋隆 @tako_ashi

大阪で道を尋ねると、「あんた東京から来たんか？」と逆にこっちの身辺調査をされる。

小田嶋隆 @tako_ashi

「服部緑地ってこっちで良いんでしょうか？」 「あんた東京のヒトか？」 「はい。あの、服部緑地……」 「大阪はどや？」 「ええ、いいところですね。あの服部緑地は」 「観光で来たんか？」 「いえ勤めなんですけど」 「ほう、どこの会社や」 「あの、服部緑地……」 −−未完−−

小田嶋隆 @tako_ashi

「ポポンSってありますか？」 「あんた、東京のヒトか？」 「はあ。あのポポンS……」 「何しに来てん？」 「こっちに住むことになったので。で、ポポンSを……」 「大阪ははじめてか？」 「あの……」 −−未完−−

小田嶋隆 @tako_ashi

東京で道を尋ねて、逆に質問をされることはまずあり得ない。

小田嶋隆 @tako_ashi

でも、ニセの大阪弁使うと袋叩きでしょ？　 RT @GAKU_IZ @tako_ashi @hamurabi_subst それは標準語で話しかけるからですよ

小田嶋隆 @tako_ashi

（笑）素晴らしいおじいさまですね。 RT @torachang_asia 金曜日に日比谷公園で６０歳位の年寄りに「帝国ホテルはどこだ！」と怒鳴られた。 知らないと答えると、「そんなことも知らないのか！向こう側にビルが見えるだろ！あれが帝国ホテルだ！」と再度怒鳴られた。