淡路島一周（アワイチ）レポート　まとめ

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

淡路島一周から東京に帰ってまいりました。琵琶湖一周のときとは違って、自転車仲間の持ってるビアンキのクロスバイクをお借りしました。前のギアが３段もあるすげぇ奴。あれでずいぶん助かりました。

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まずは淡路島に行くまでですが、仲間と合流するのがあびこに４時半だったので、金曜日の仕事が引けた後、新幹線で帰阪、天王寺のネットカフェで何時間か寝た後でタクシーであびこに。長居ならともかくあびこはほとんど夜にゆっくりできる場所がないんですね。

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それから車に乗せてもらって明石海峡大橋を渡ってハイウェイオアシスへ。

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ハイウェイオアシスに車を止めて（こうすると往復しても片道分の通行料で明石海峡大橋を渡れるのです）、２８号線から７６号線へ。そこから２８号線とまた合流したところで２８号線沿いにある「アワジ花ホテル」というところに泊るまでが１日目。

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この一周の中で一番の難関は立川水仙郷だ、という情報を真に受けすぎて、その先の海岸沿いの道から内陸部に入って行くところでの坂道で心が折れかけました。立川水仙郷は楽にクリアできたのですが、思っていた以上に足の力が削られていたのです。

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立川水仙郷といえば結構なネタの宝庫なんですよね。上り坂のあちこちで「ナゾのパラダイス」とか銘打たれた手書きの看板が何とも言えないセンスを醸し出しているというか。

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その時は閉館していたので寄れませんでしたが、後で調べてみると、ものすごく面白そうな場所です。なんというか……大変健全なネタにあふれたところみたいですね！＞kougasitu.sakura.ne.jp/ju175.html

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でも立川水仙郷自体はその名の通り、水仙がきれいなお花畑です。……なんでこの隣にあのナゾのパラダイスなんて併設しようと思ったんだ……。＞「淡路立川水仙郷」eonet.ne.jp/~t-suisen/

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一日目の道程が終了したのは１２時過ぎでした。いくらなんでも早すぎるということで、寄り道気分で鳴門大橋にも寄ってみようという話になったのです。

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２５号線をとおって鳴門岬に行ったのですがアップダウンがその日一番でひどかったです。しかも行きっぱなしではなく「往復しなければならない」という事実が心をへし折りに来るのですよ……！　幸い、鳴門大橋へは行きは登りが多く、帰りは下りがほとんどだったのでほっとしましたが。

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ホテルは３人部屋（トリプル）。雑魚寝かと思ってたら洋室にベッド３床設置されてて広い部屋でした。土日価格で7,000円くらい。ホテリエさんたちは、接客態度がイマイチで、すごくいい加減な感じです。＞「アワジ花ホテル」 awaji-hanahotel.jp

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お風呂に入る時、１６時から入れると聞いてたんで１６時になった途端にいそいそお風呂に向かったのですが、なんでかお風呂のカギが閉まってる。開けてもらいに行ったら「他のお客さんが内側から閉めている。女性客かもしれないから開けられない」とかいうのですよ。

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このホテルの変なところは女湯は客が内側からカギを閉めることで貸切可能というところ。これをもう片方の男湯に入ってやっちゃったのではないかということですね。女性客、安心感を与えようとしてるのかもしれませんが、いまいちよくわからないシステムです。

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でも、ご飯はおいしかったですよ！　貝汁に、白身のお刺身盛り合わせ、小さなイカの塩焼き、尾頭付きの海老フライ＋コロッケ。とくに貝汁はよかったですね。残さずいただきました。

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２日目は３１号線沿いにずーっと走るだけでした。昨日みたいな難所はゴールのハイウェイオアシスのみでした。「淡路インター前」からハイウェイオアシスに登るのですが、道が完全に車仕様なので傾斜がきついんですよすごく。道も狭くてあんまりふらふらできないし。

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前日のうちに鳴門岬まで回っていたので（余裕があれば２日目に回ろうと話していた）、当日はすごく余裕がある状態でした。なので、途中で焼きアナゴとか食べてみたり。

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野島断層（goo.gl/qByWQb）の記念館も道沿いにあったのですが、そのころには仲間に置いていかれていたので。寄れませんでした。

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仲間といっても、大本は両親の犬仲間なので、完全に親父世代なんですよ。２人のうち一人は７０代で初老を超えた人なんですけど、この人たちはたまにやる程度の自分と違って継続的に自転車に乗ってるので、すごく速いのです。

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淡路牛も食べたかったのですが、タイミングが合わなかったりで結局食えなかったですね。その代わり、帰ったあとで、ステーキガストに行って「これが淡路牛だ」ってお互いに言いながら食べてましたけど。

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立川水仙郷回りを調べてるとモンキーセンターも面白そうなので、今度は普通に旅行に行ってみたいです。