【ヴォストク鯖】川端新報アーカイブス #Vostokraft

・小麦の段々畑完成、食糧自給率上昇
農業拠点の一つであるゼロポイント地区に大規模な小麦の畑が開墾された。横4列、高さ3段のこの畑は、近辺の山から湧き出る水を利用している。ここで収穫された小麦は当地区の食料とされるほか、セントラル地区を始め、他の地区への出荷も計画されている。

・地区東部への開拓開始、それに伴った道路と水路の建設
57峰の噴火などで停滞していた当地区の農業が、ハウスの建設から本格化し、当地区東部において農地の開墾が始まった。そこで農地に必要なインフラがゼロポイント地区を中心に川端地区南部でも始まった。原点碑から東部に延びる農業幹線、川端地区から発電所付近に伸びる南北幹線が主要道路計画に取り上げられた。他にも水路、地区内鉄道なども計画されているが、正確は決まっていない現状である。

・寺風電鉄、治水事業展開へ
上の記事の課題の一つに挙がったのが、農業用水や飲料水である。現在の規模ならば周辺の泉や川から引いている分で間に合うが、農地が拡大されると必然的に水不足になることは想像に難しくない。そこで寺風電鉄が役場からの依頼を受け、治水事業も展開することを表明した。順次水路や、施設などが建設される模様。

・貯水施設、工事難航
先日、寺風電鉄治水事業部は水路の建設を開始した。並行して川をせき止める関の建設も進んでいる。しかし、問題となったのが貯水・浄水施設。土地取得は自治体との会談の末、契約成立に至った。しかし、設計が捗らず、現場の着工には至っていない。これは一概にノウハウの不足による物が大きいと、会社側が説明している。施設の完成にはしばらくかかりそうだ。

・初詣は揚げ物神社へお参りを
先月からゼロポイント南の丘陵地帯を覆う杉林伐採が始まった。ゼロポイント南部線の沿線である。その開かれた土地に先日神社が完成した。揚げ物神社である。東を向いた立派な社殿に、参道の手水舎、社務所なども建ち並ぶ。年末年始はセントラルを始め、ゼロポイントや川端地区の住民が初詣に訪れることだろう。

・ゼロポ南線、隣駅は揚げ物神社前駅に
神社にちなんで、しばらく名前の決まっていなかったゼロポイント南部線二つめの駅も「揚げ物神社前駅」に決定し、営業運転を開始した。同事業部では神社前駅－川端駅周辺を対象にしたフリーきっぷの発売も視野に入れている。

・必殺仕事人！？深夜の辻斬り現る
先日、セントラル中心部で起きた謎の大爆発事故を皮切りに、命知らずなクラフター達による当地区や北海道への入居が相次いだ。やまと(@YMTo)氏もそんなクラフターの一人である。
彼が深夜のセントラルを全裸で歩いていたその時に事件は起こった。リスポ地点でスターターセットを手に入れた彼は明日からのクラフター生活に心を躍らせていた。そんな気の緩みから、犯人が近づくことを察知できなかった。犯人は獲物でやまと氏を２発斬りつけ、混乱するやまと氏へ躊躇無くトドメを刺した。抵抗すらままならずやまと氏はリスポ地点へ。スターターセットも殆どが奪われ、鍬だけが残されたらしい。セントラル市警のしらわんわんこ警部補によると、彼は「こぽゆ許さない」などと呻いていたが、ショックによる一時的な記憶障害とのこと。犯人は未だ捕まっていないが、識者の間では西の蛮族ﾒｯｶﾞの仕業との見方が有力らしい。一方で、西部から滅多に出てこないﾒｯｶﾞの仕業とは思えないとの声も上がっている。

・母乳とおみくじ「おなら」。揚げ物神社の謎
先日取材した揚げ物神社。その時点では知ることがなかった新たな謎が浮上した。
それは名物、○○○○○の母乳(プライパシーのために本名は伏せさせていただく。)という奇妙な飲みのもだった。筆者は実物を見てまた驚愕した。なんと、母乳はバケツ一杯になみなみと注がれて出されたのだった。
　もう一つ、こちらは些細な物だった。筆者、強いては社運を占うべく、おみくじを引いたのだが、引いた籤は吉でも凶でもなく「おなら」…。一体どういう事なのか。今年はおならが止まらなくなる病気にでもかかるのだろうか…。
謎が多い揚げ物神社…。果たして母乳の出所は―おっと誰か来たようだ。

・東部地区貯水施設、稼働間近
難航していた東部貯水施設だが、ようやく完成が間近となった。遅れた所為もあってか、貯水施設に並んで、浄水施設も建設されたようだ。
これにより、農業用水だけでなく、周辺地域の飲料水も確保できることとなる。
しかし、水源は寺風邸のある小高い山であるが、ここからどうやったらあの水量が湧き出ているのか、非常に興味深いところではある。いずれ調査してみたい。

・青函トンネル、遂にトンネル工事開始か？
例の爆発事故の影響で住民が増えたことは先日の記事でも取り上げた。そこで遂に問題となった北海道－セントラルの長距離輸送。ご存じの通り、Vostok Server Railway Company (VSR)による青函トンネルの着工は未だに始まっていない。が、寺風電鉄が青函トンネル(知内－奥津軽)の掘削を申し出た。当初の計画では弘前から奥津軽を通り、青函トンネルに至るはずだったが、どうやら弘前から青森経由で奥津軽に向かうルートに変更となったようだ。寺風電鉄は弘前からの高架も建設予定にあったが、これは取りやめとし、青函トンネルを完成させるに留まるようだ。

・石巻線、新石巻－石巻工事着工
寺風電鉄が、ベッドタウンのある新石巻から市街地のある石巻への鉄道工事を開始した。ほんの僅かな距離だが、地域輸送としては大切な足となる見込み。某路線のように駅の名前が決まっていないということはなく、駅舎とレールが完成すればすぐにでも営業運転を開始する模様。

・強化馬、野生化！？野に放たれる
先日、我が編集部にとある一報が入った。それはセントラルの住民Ｆ氏からの物で、Ｆ氏が改造強化した馬が脱走して、セントラル周辺で野生化してしまったとのこと。馬の情報は瞬く間に広がり、さほど経たない内にセントラルの新しらわ駅付近での目撃情報が寄せられた。目撃者によると、強化馬・チャリオッツは危険を察知したのか、光の速さで逃走。実はこのチャリオッツ、二頭が存在し、新しらわ駅付近で目撃されたのはそのうちの一頭だったのだ。チャリオッツは生成主から処分願いだがされているが、事故防止のためにあらゆる強化が施されているらしい。方法は問わず、見つけたら処分して欲しいとのこと。

・ルーミア村会館、遂に完成
ルーミア村に大型の文化会館が完成。「ルーミアビレッジホール」と名付けられたそれは100×100程の敷地にすっぽり収まるように建設された、まぐ(@SaturdayMg)氏の力作だ。
ホールの観客収容数は442人(本来は454人？椅子の付け忘れ？)、二階立ち見席有り。他にもカフェ、自販機、喫煙所、中庭など内部も非常に豪華な作りになっている。ただ、ホールの出入り口は各階一つずつしかなく、防災上の安全性が気になるところだ。
当館では村民は無料で使用可能とのこと。
アクセスはShirawa LRT、ルーミア村駅から徒歩5分ほど。

・爆弾遊技場、試験開始
昨日、六本木駅付近大聖堂の北側で、凄まじく危険な遊技場の実験が行われた。岩盤や黒曜石で囲われた戦場で、障害物の岩、試合相手などをTNTで破壊しながら生き残りを目指す、ボン○ーマンさながらの遊技場だ。実験開始時、ステージは岩盤ではなく、通常の丸石で囲われていたため、爆発の衝撃でステージどころか周囲も破壊、結果的に岩盤や黒曜石を使うという初歩的なミスがあった。
しかし、それ以降の実験は順調に進み、満足な成果がでたので終了。いずれ別の場所で本格的な遊技場が製作されるだろう。

・セントラル周辺、景観上の問題
最近、セントラル付近で急激な開発が進んでおり、森林伐採や山の開墾が深刻な被害をもたらしている。特にゼロポイントとの境界である山林が削られ、ゼロポイント駅から新興住宅が見えるほどに景観が変わってしまい、ゼロポイント付近の住民は戸惑いを隠せない。住民が増えたが故に起きる問題だが、未だ未開発地も多く残り、交通手段も整っている当大陸。それらを使っての、遠方への開拓を進めてはどうだろうかという声も上がっている。

・神の手か？蘇る山々
昨日記事にした、セントラル付近の景観問題は一晩にして解決した。何が起こったかというと、何が起こったのか分からないとしか言えない出来事だ。新興住宅のエネループから揚げ物神社にかけての一帯の山が修復され、山林も復活したというのだ。これにより、セントラルとゼロポイントの境界は再び明確な物へとなった。
しかし、依然として人口増加による問題は根本的には解決しておらず、住民が他地域への移住を促していくしかないだろう。

・広域農道開通
ゼロポイント一帯の広域農道の大部分がひとまずの開通となった。開通したのはゼロポイント駅前から貯水場の東西農道、川端地区から原子力発電所付近のきゅー街道までの道路。道幅も広く、馬でも通行できるように整備されている。
更に南北に延びる道路は、北は川端地区東部、南はくえ村までが計画されている。