1.「泥の街と甘い少女」(6/16更新)
- Maksim_xxxxx
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「泥と花の街、お菓子と歌の店」
店主に命じられ、知識商店の挨拶周りをする世話係の男。
たどり着いたお菓子の家で達磨の小鳥と甘い乙女に出会う。
「俺がぜってぇ行きたくない場所のトップ3は遊園地・おもちゃ屋・そしてお菓子屋だ。あんなメルヘンちっくな場所に俺がいってみろ、ガキは泣くわ大人は不審者扱いするわ店員は引きつった笑顔で出迎えるだろうよ」「うんうんなるほどね。じゃあマカロンを12個頼むよ」「だから嫌だっつってんだよ!」
2014-06-02 15:00:45女嫌いの店主にかわり、ボサボサ頭の男は面倒くさそうに塔の中から出てきて挨拶周りに向かうべく複数の目的地に向かう。だがこれから向かう店は女主人や従業員がいる店という訳で、そういう穏やかな雰囲気を苦手とする為に足取りは重たげだ。
2014-05-10 21:53:31@sweetandosong 「・・・・・どうも。裏通りのとこの青猫堂っつー店の使いの世話係です。店主に言われて、ご挨拶に。アイツは甘い物好きなんで、まぁ、今後ともお付き合い頂ければ幸い・・・デス。宜しく・・・」
2014-05-10 21:43:01@Maksim_xxxxx こんにちわ、青猫堂様。ご挨拶、ありがとうございます。今度そちらにも伺わせていただきますね。よろしければ、これを店主様と。(差し出した紙袋の中に、二つのフルーツケーキが入っている)
2014-05-10 21:52:33@sweetandosong 「あぁ・・・、こいつぁご丁寧にどうも・・・。店主は女嫌いなんで、多分言っても店内には入れないと思うんでそん時ぁ俺が応対しますよ。詫びと言っちゃあなんだが、アンタんとこの店は評判良いらしいんで今後贔屓させて貰いマス」
2014-05-10 21:57:01@Maksim_xxxxx それは残念ですが、その時は宜しくお願いしますね。 評判がいいなんて……(頬を抑えながら)どうぞご贔屓に。いつでもお越し下さい。(一礼)
2014-05-10 22:03:01「犬君、挨拶周りのおつかいだけどね。名前を知らないと相手が困るからきちんと名乗るんだよ?」「俺ぁ犬と申しますってか? 殺すぞテメェ」
2014-05-10 22:25:40「・・・・あ゛? おい、昨日俺が菓子屋から貰ったケーキがねぇぞ」「食べたよ」「・・・二つともか」「二つともだよ」
2014-05-11 14:00:47「お前、女嫌いだろ。女の作るもんは食わねぇんじゃねぇのかよ・・・」「そりゃあ嫌いだがね、菓子に罪はないだろう? 小麦や砂糖に女の匂いがついたとて、彼らには罪はないからね」「・・・・・」「また買ってくればいいじゃないか」「そんでお前また食う気だろが!」
2014-05-11 14:06:40「金の髪の少女とフルーツケーキ」
食べられてしまったフルーツケーキを再び手にする為、お菓子屋へと足を運ぶ。そこには骨董商からの来客もいた。
@sweetandosong お菓子屋の近くまで来ると、不思議な声色の歌声が聞こえて足を止めた。見ると、店の前で達磨の少年が歌っている。僅かに金色の目を瞬きしたが、戸惑う事なく話しかけた「今、先客がいるのか?」店内から二人の少女が楽しげに話しているのを遠目から見て
2014-05-12 12:09:33@Maksim_xxxxx 「あ、こんにちわ……。青猫堂、の方ですよね。そうですね、今、骨董商のお姉さんがいらっしゃっています。」 (少年は歌を止め、ちらっと自分の主人を見た。彼女は歌が止まったことに気づいていない様子であゆ)
2014-05-12 12:31:03@sweetandosong @Maksim_xxxxx ブロンドの少女も振り向き、姿を見て驚く。「青猫堂?あなたが猫さん?」
2014-05-12 12:36:50@antique_dealer_ @sweetandosong 返事を聞き、女二人の空間に男が入るのも気まずいと待つ気でいたがブロンドの少女に気がつかれ。猫と言われ犬が顔面に水鉄砲でも食らったような顔にぬり「違ぇ・・・猫っつうのは店主の方だ。人型の癖に自分の事猫扱いするんだよ」
2014-05-12 12:54:47@Maksim_xxxxx @antique_dealer_ あら、こんにちわ。お客様に気付かないでごめんなさい……。 青猫堂さんの従業員様、でよろしいのですよね?(少女も気づき、少年を一撫でしてから顔を向け)
2014-05-12 13:00:00@sweetandosong @antique_dealer_ 「気にしなくていい。こいつぁどうもご丁寧に・・俺は・・・あー」快活そうな少女の笑顔に軽く礼をし、お菓子屋には短く告げ。が、名乗らねばならない雰囲気になれば罰が悪そうな顔になり「名前、は好きに呼んでくれ。世話係とかで」
2014-05-12 13:27:51@Maksim_xxxxx @sweetandosong 「世話係さん?ふーん、店主さんが子供って話、本当だったのね。あ、ごめんなさいね。何か御用時があるんでしょう?お買い物終わらせたら、すぐ帰るわ」
2014-05-12 14:09:13@antique_dealer_ @Maksim_xxxxx ああ、リディさんのお買い物の途中でしたわ(マカロンを用意し)。宜しければ今度はこちらから骨董商様へお伺いします。
2014-05-12 14:20:07@sweetandosong @Maksim_xxxxx 「本当?歓迎するわ!狭いし古臭いところだけれど(困ったように笑い)」
2014-05-12 14:48:05@antique_dealer_ @Maksim_xxxxx ふふ、売り物の匂いはみんな素敵な匂いです。どうぞ、宜しくお願いしますね。
2014-05-12 15:25:30@antique_dealer_ @Maksim_xxxxx あっ、私としたことが。はい、どうぞ。(伝票を差し出して)
2014-05-12 16:05:59@sweetandosong @Maksim_xxxxx 「あら、随分安いのね!えぇと、…はい、これで丁度かしら(硬貨を差し出し)」
2014-05-12 16:19:18@antique_dealer_ @Maksim_xxxxx ふふ、そう思うならまた来てください。(受け取って) お買い上げ、ありがとうございました。
2014-05-12 16:24:19