#進撃の飛空士

のむ @mino_noxxx

ひっそりこっそり参加させていただきました...！とても楽しかったです//素敵企画ありがとうございました！ #進撃の飛空士 pic.twitter.com/pel9VEbBOy

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月森和葉30日東ﾅ34b @blue_moon29

すごい今更感あるけど進撃の飛空士参加させて頂きました！寒くて鼻赤くなってるアルミン可愛い……あとラフの方が完全に上手く描けてるので色付けて供養　#進撃の飛空士 pic.twitter.com/6OpbsE9kBh

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ちゃーか @sayalicca

#進撃の飛空士 touch.pixiv.net/novel/show.php…

くく @kuku___49

「無理な戦だな」ナイルが紫のマフラーを巻きながら問えば、回答者のエルヴィンは遠目の航空機を指し「あの局戦なら勝てる」ナイルと同種のマフラーから唇を覗かせた。その言葉にナイルは不敵に笑い、エルヴィンは「ニッコリ笑えば必ず墜ちる」と付け足して言葉通りニッコリ笑った。 #進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

「よしっ、整備終わり」つなぎにも顔にも黒い油と煤の汚れをつけた眼鏡の女が顔を擦りながら満足げに機体を見上げる。「乗れ」とゴーグルを下ろしながら機体の主である男は言った。「試運転だ」と。女は笑いながら男に後方の席を指す。「偶には私が飛ばすよ」「ほう、悪くない」#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

「誰か彼を最後に見た者は！」普段温厚な整備班長の厳しい声に皆身を竦めた、一人が青い顔で報告する。「自分がみた時…兵長の機体は…風に流されて海の方へ…尾翼が…丸ごと千切れ飛んでいました」それを聞くや整備班長は会議室にむかった。「副班長後は頼む！」そう言い扉を閉ざした。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

会議室に篭った整備班長は地図を広げる。最後の目撃地点、流された方向、本日の風向き、その辺の屑紙で足りず、机の上、床、全てを使い計算式を書き出す。「大丈夫だ思い出して。今日が何日か…。頼む！」彼女は度の入ったゴーグルを上げて床に書いた計算式の最後の数字に顔を伏せた。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

幻聴としか言いようの無い女の声が耳元で囁く。「夏至の日にしか吹かない風なんだ。海に流されたら三つ子の島、これを見つけて。これが正三角形になるように角度をつけてそのまま低速ですすむんだ。爪痕のような三日月島、これは本当に小さいよ見逃さないで！そしたらエンジンを切る！#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

後について来る敵機ももういないようだ。自機の状況を確認する。燃料は約半分。尾翼がなく舵は効かない。そして、現在目下は海と来た。単純に計算して基地に戻れるはずがない。だが、彼は落ち着いていた。耳に、聞こえるはずのない女の声がする。「大丈夫。今日は何日？」#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

後は風に任せて。陸地が見えたらそうっとエンジンを始動。いい？絶対ふかしちゃダメだ。風を壊さないように、そうっと。そうすればびっくりするほど優しく、風が西北西に。この基地まで運んでくれるから。」あの時の温もりまで思いだすようなリアルな声に従って彼は、風に乗った。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

基地内は昨日の疲れで誰もが寝静まっている。ようやく空が白み始めた0410。ここは夏は雨が降らず、湿度が低い。日が登らないうちは作業着のツナギ一枚では耐えられない寒さだ。だが、そんな気温などお構いなく彼女は東の空を見上げていた。日の出より少し南をずっと。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

疲労で何度も遠くなる意識を叱咤しながら、薄暗く冷たい空気の中をひたすら滑空する。いつまでも見えぬ陸地に焦る気持ちを宥めながら前を見る。「焦っちゃダメだよ、のんびりと空を楽しんで」笑いを含んだ声に忌々しく反論した「これが楽しめるかクソメガネ」そして今、海岸線が見えた。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

風を感じながらエンジンのタイミングを計る。「そうっと」などと簡単に言ってくれる。機体を支えて滑空させるほどの風だ。今からやることはそこから降りるための操作だ。下手をすると機体はバラバラ。パラシュートを広げたとしても自分がどこに飛ばされるかわからない。「覚えてろ眼鏡」#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

一瞬、風が途切れたように感じた。そのタイミングを逃さずエンジンを再度入れる。ガタガタと派手に機体が揺れ、ヒヤッとする。なんとか制御をとりもどすと、明るくなった地上に浮かび上がる見慣れた形の滑走路。そこに一基だけサーチライトが灯っていた。誘導するようにくるくると回る。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

誘導灯に合わせて制動をかける。尾翼が無い事を忘れる位、風はぴったりと滑走路に沿って吹いていた。ゆっくりと高度を落とし、風から離れる。「ありがとう、助かった」彼の口から誰にともなく、感謝の言葉がこぼれた。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

何度も見間違いかと思い、目をこする。そのうちに小さくもしっかりとした空気の震えを感じた。自分が聞き間違えるはずがない。あれは彼の機のエンジン音だ。彼女は誘導灯をオンにした。寒さに固まった身体を振り切り、だんだん近づく機影に距離を測りながら合図をする。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

タッチダウンはあっけないほど簡単だった。彼は今、自分が地上にいる事が信じられなかった。ぼんやりと朝明けの光の中を放心していると、何かが横様に自分に取り付いた。現実の体温を感じる。「温かい」と思った。 「帰ったぞ、メガネ」やっと、それだけ呟けた。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

教則本に載せられそうなほど、見事なタッチダウンに震えた。誘導灯を慌てて下ろし、急いで機体に駆け寄る。降りてきたからには生きているはずだ。けれど確信が持てずに急いで操縦席によじ登った。姿を認めるのが後か先かもわからない位、とにかく操縦席に座る姿にしがみついた。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

冷たい、と思った身体に息がつまりそうだった。自分が抱きしめた身体を確認する勇気がない。ぎゅうと力を込めると、ポツリと吐き出すように腕の中から掠れた声がこぼれた。「帰ったぞ、メガネ」 涙がボロボロとこぼれたが、冷えきった喉からは声が出なかった。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

「お前の妄言も偶には当てになるもんだな」残念だがこれが彼の最大限の感謝の言葉だ。その言葉に整備班長は明後日の方向をみながら応えた。「あー、うん。あなたは本当に凄い操縦士だよ。ホント。じいちゃんの話は本当だったってことが証明されたよ。うん」彼の顔が盛大に引きつった。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

明けきった光の中、騒がしさに起き出して来た基地の面々は、帰ってきたボロボロの機体と朝明けの中ぎゃあぎゃあとじゃれ合う2人を見て心の底から奇跡を感じた。#進撃の飛空士

ちゃーか @sayalicca

「兵長！弾切れの時に工具で敵機を撃退したって本当ですか？？！」 「ああ。アレはハンジのお気に入りのスパナだったとかでえらく機嫌を損ねてな。あれから石を1ダースほど積んでいる」 「うそん！？」 #進撃の飛空士

怠惰の譚詩曲 稀一 @kich0w0

#進撃の飛空士 完成ー！今度は荒い感じでいきたいとおもった結果です エルヴィンお兄さん旅立つ前に甥っ子リヴァイと遊んでいたはずが,,,スミス危ない人みたくなった(´；ω；`) どうでもいいことですが、私のペンタブはpcより大きいです pic.twitter.com/HVYMzBYquP

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黒田茉莉花 @mio_miecat

なんかもう失敗したっぽいのでこれで勘弁ヾ(:3ﾉｼヾ)ﾉｼ また新しく描く！ #進撃の飛空士 pic.twitter.com/PS5qTRwmlc

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㊧ @hidari366

「B地点上空に到達してから5分後から開始。1時間後、撃墜カウントされなかったら勝ちだ！さぁ、みんながんばれ！因みに、敵機役はリヴァイと私」新兵達に伝える。「ええええええええ。兵長とハンジさんですか？！」「エレンは私が守る」無線越しにあわてる104期生達の声。　 #進撃の飛空士