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10話のポーカーの件で、アンヌのうずめとのポーカー対決なら勝てるとの読みに母が介入して破綻した事をとある方が述べられていたが、それと同じようにうずめに任せた事で小町の読みが破綻してしまった所かも。
2014-07-10 20:33:04![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そしてこの破綻で小町があれほどまで準備していたのに!とそこで一気に感情を解き放つ点は、それまで相当本人も無理をして委員長として振る舞っていたのではないかと……友達を救う事を見失わない為に無理してまでストイックに振る舞い続けていたかと。
2014-07-10 20:34:20![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
実質小町の敗北でバトルがうやむやなまま終わる訳だが、ここでうずめ達マスターが全員でドールをアウェイキングさせて、ソネットのデータをネット世界からサルベージしていく流れこそ、ドールバトルをあくまで一つの手段として友達を救う目的が現れた真骨頂だろう。
2014-07-10 20:36:15![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
全員が一斉に一人の友達を救う為のサルベージは圧巻なのだが……このサルベージが僅か一晩で終わってしまう流れは結構意外だ。しかし流れてくるEDを聞くと全然それで良いと思えてしまう訳だ。
2014-07-10 20:37:44![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「今日もどうもありがとう、なんだかいい日だった」のフレーズに代表されるように、ファンタジスタドールは世界観は一見大がかりだが、うずめの物語としては日常に足がついている。
2014-07-10 20:38:47![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
全12話の間でとてつもないスケールが大きく、長い訳でもなく。一日一日の単位でドラマチックでもあり、ファンタジスタでもあり、またそんな些細な日々がいい日だったと言えるような事にちりばめられていたのかもしれない。
2014-07-10 20:40:47![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
友達と過ごす事に壮大な事情は必要なく。心を通い合わせるきっかけがあるなら一日で絆が始まる事も出来る。たかが一日、されど一日。壮大な設定の元で日常のドールとマスターの日々がドラマチックに、ファンタジスタに描かれていて、それがいい日だったかと。
2014-07-10 20:42:27![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
今回のラストバトルから始まりうずめ達が一斉にソネットを探す物語までドラマチックに、EDと共に映る観覧車に灯りがともされていき、ドール達の姿と共にソネットが帰ってくる場面がファンタジスタ。幻想的な美しさと共に……。 pic.twitter.com/l3KYoOf1qd
2014-07-10 20:46:02![](https://pbs.twimg.com/media/BsLiy9RCMAAehmf.jpg:medium)
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そんな一日の出来事が終わって陽が昇るとともに……「うん、今日もいい一日だ」なんだろうねと。 pic.twitter.com/iqTsBA6MOQ
2014-07-10 20:47:02![](https://pbs.twimg.com/media/BsLjBeVCcAAAUfS.jpg:medium)
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ラストシーンでは手紙に続いて誕生日プレゼントが映しだされる。ここではささらもまた手紙に添え書きをしている所が微笑ましい。本編より少し後の出来事なのだがこの一日も多分「うん、いい一日だ」と自信を持っている出来ごとの筈。 pic.twitter.com/oQCXsYrjqQ
2014-07-10 20:48:33![](https://pbs.twimg.com/media/BsLjXrbCYAIPBOB.jpg:medium)
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と……「希望きらきらみんなうきうき」とのサブタイトルは本当にそうだった。そしてファンタジスタドールがそんな希望と共にうきうきと湧きあがってしまう優しさと愛が詰め込まれているような作品だった。
2014-07-10 20:49:30![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
正直ビビッドオペレーションと同じく、何かの勢いでこのファンタジスタドールを見てしまった。感想まとめからして私はロボットアニメ畑の人間なので、畑違いの場所へ飛びこんでしまった。
2014-07-10 20:50:51![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そんな畑違いな挑戦ながら、ファンタジスタドールに好感がもてたきっかけとして、一見カオスな事をやっているのかもしれないが、それが本人達からすれば物凄く真剣な事として描けていて、私達もうずめやささら達の必死さが見ていて伝わっていたのかと。
2014-07-10 20:52:24![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ここら辺はちょっと畑違いだが、カブトボーグのコンセプトと似ている。カブトボーグのようで違っていたと言っていたが、”カオスな表面と正攻法のツボを抑えた核心のバランス、そしてカオスな表面を決して劇中では突っ込ませなかった点”は同じ点かもしれない
2014-07-10 20:53:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
多分本編で茶化すような事をやっていたのならば、ファンタジスタドールという作品にちょっとシラケを覚えていたかもしれない。戦いでちくわを使う事も、鯖姿になるのも、リンボーダンスで合体技をマスターしようとするのも、うずめが協力カノンでドラムを鳴らすのも……彼女達はあくまで本気だ。
2014-07-10 20:55:12![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ここでつい私も「良く分からないが、彼女達は本気なのだ」とついその気にさせられてしまい、またそれに至る流れとシチュエーションの見せ方から、カオスな事をやる意味がちゃんと見えてくる訳かと。
2014-07-10 20:56:05![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ここら辺、安易にやって出来たような事ではない。ある意味計算され尽くしたバランス感覚でファンタジスタドールという作品は作られていたかと。第11話のカレーを食べるネタは……まぁ、少しはね?といった所。
2014-07-10 20:57:26![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そして、ファンタジスタドールは販促の意味はないはずなのだが、妙に販促展開が上手な所は凄い。それも本編のドラマに絡めて販促ネタっぽい事を使ってくるので侮れない。下手な販促アニメよりもよほど上手い。
2014-07-10 20:58:50![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ここら辺は2話で使われたちくわカードや翼カード、4話の自己解放カード、7話の合体技カードやタンクカード辺りが印象的かと。正直な所2話のちくわカードの使い方で私はこの作品面白い!とちょっと確信を持ってしまっていた。
2014-07-10 21:00:10![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
またカードだけでなく、脇役のドール達が結構画面に映る事が多く、また1チーム単位として明確なコンセプトが打ち出されている面々で構成されてた点に全てのドールに印象を与えようとする姿勢を感じられたかと。販促しなくていいのに留まる事の知らない愛が爆発してる。
2014-07-10 21:02:32![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ある意味チームとして強烈な印象を誇っていた脇のドールの面々の個々を見てみたい!と思わせる事がこの作品の欠点かもしれないが、それはあまりにも贅沢な欠点だ。むしろ短い尺でそう思わせてくれるところまで来ている点で十分凄い。
2014-07-10 21:03:24![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
一応ファンブックで全ドールの姿が掲載されているが、あー彼女、どういうポジションなんだろうなーとカーディフさんを見てちょっと思っていたりする今。
2014-07-10 21:04:22![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そして話の構成では1~7話までがうずめとささら達の絆の書き方で、それと共にバトルの見せ方に磨きがかかっていた頃、大体6~9話辺りでうずめとかがみの友情の描き方を描き、9~12話でバトルを一つの手段として友達を救う物語として変化していったかと。
2014-07-10 21:05:41![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ささら達5人が前のマスターに捨てられた共通点を持ちながらそれぞれが捨てられた事を踏まえてどう振る舞うかで差異が全員出ていた所も嬉しかったかと。ある意味5人が活躍するキャラエピソードをもうちょっと見たいと贅沢な欠点が出てくる。
2014-07-10 21:07:03