松永天馬が語る「夜想アーバンギャルド号」に込められた思い
明日は全国ツアー開始とともに、夜想アーバンギャルド号の発売日でもあるんですね。豪華なゲスト陣による競演!これまでの活動を総括する我々初の書籍!という側面と同時に、これまでの全てを(特に浜崎)曝け出した告白の書でもあります。urbangarde.net/yaso/ (続きます)
2014-07-11 00:58:11僕はネットに書かれたものはすぐ揚げ足をとったり一部だけ切り取って賑やかしたりする連中が多すぎて(読み物としては)ほとんど希望を持てなくなりつつあるのだけど(それはAXの件で痛いほど思い知った。知ったかぶりがデカい顔出来るメディアなんですよネットは)こう一冊の書物になって(続)
2014-07-11 00:59:15即レス出来ず、炎上しづらい本というメディアは改めて良いものだと感じました。これまでネットにはあえて書かなかったことも沢山書いてある。別にそれについてステマよろしく書き散らして欲しいというわけでもなく、読者の方が、読んで暫くのあいだ、言葉が心の深みにまで染み入る時間を(続)
2014-07-11 01:02:48大事にして欲しいと思うし、解答を急がないで欲しい。書かれたものは全て過去になる。ネットでさえもアップした先の文章は一秒過去だ。この、過去との距離感を愛でるというか、大げさに言えば死の断絶を愛でるような書物になればいいと思ってこの企画に取り組んだつもりです。(続)
2014-07-11 01:05:15今は過去が過去になりにくいし、死者が死んだという実感もすぐにはわかない。しかし僕らはこれまでの過去を一度棺に納めたかった。とりわけ、浜崎容子はそうだったのでしょう。最初原稿用紙数枚に書かれる予定だった回想録は八十枚を超える分量になり、結果編集が難航し、本が分厚くなった(笑)(続)
2014-07-11 01:08:02つまり僕は、つぶやきたくてしょうがない皆さんに、一度黙って欲しいのだ。感想をつぶやいてくれるのはありがたい。だけど一日自分の胎におさめてから、するといいんじゃないかな。ネットでは死も軽く、言葉も軽い。本の強みは、物質的言語的な、重さだ。きっとそれはCDもだ。たまには重くいこう(続
2014-07-11 01:12:51肉体も重く、ライヴには音や光や匂いや湿度がある。我々はネット発祥のバンドだから、徐々に肉体を獲得してきた。そいつをいったん殺して、我々は新しいドアをノックします。棺をノックする影たちをしりぞけてね。言葉よ、死ね!つまりはそういうことです。おやすみなさい。
2014-07-11 01:14:24