右代宮邸連続殺人事件

リカ=アナグラム @rika_anagram

こんばんわ。みんな元気にしているかしら？

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今晩はあるゲームに巻き込まれた被害者達と巻き込んだ魔女達の話をするわ。もし語りきれなかったら続きは間を置いて語るわね。

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「あんたたち準備はいいかしら！？」

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目の前のピンクドレスの少女の問い掛けに

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「ラムダデルタ卿いきなり準備はいいかと聞かれても返答に困るのですが… せめて考える材料くらいは頂けませんか？」

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と左隣で水着の少女が訊ねれば、

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「ヒャッハー！誰が誰だかすらわかりゃしやせんが、面白そうな気配がしやすね。」

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と、右隣の帽子の男性が事態もわからず楽しそうに応える。

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「あんた、もう少し命は大事にしようぜ。あの超パーに付き合ってたら面白いなんざじなすまねぇぜ？」

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俺は顔見知り二人のイヤ?な視線を無視して男性の心配をする。

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すると無視されたことも感に触ったのか、

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「ったく、戦人ったら肝っ玉の小さな男ね。器も小さいんじゃない？」

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とラムダデルタから文句を言われ、

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「そんなの言ったって無駄ですよ。戦人さんなんかには元々器がないんですから。」

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ヱリカからも暴言を吐かれる。

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「へぇーお兄さん、そうなんですかい？」

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奴ら二人の性格をしらない男性からまでそう言われる始末。

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「んなわけあるかっ！！こいつらの言うことを一々信じてたらキリが無いんだから信じちゃ駄目っすよ。」

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俺の返事に人間関係を分かってもらえたのか、

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「えぇよぉ～～っく分かりやしたぜ。」

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なぜか白い歯を見せてニヤリと微笑まれる…

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駄目かなこりゃ…

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「それじゃあ本題に戻るわよ。」

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その言葉に三人がラムダデルタに向き直る。

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「今日あんた達に集まってもらったのはね」