とある人物の初ももクロ鑑賞の感想ツイートが興味深い件

「ももクロ夏のバカ騒ぎ2014 日産スタジアム大会~桃神祭~」
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ととろ @totoroz

にわかファンどころかセラムン主題歌以外一切聴いたことないマンである。

2014-07-26 16:21:57
ととろ @totoroz

ライブ・ビューイングで初めてももクロを観た。ライブのコンセプト、プロデュース戦略、演出へのマンパワーの投入量、振付の引出しの多さ、ももクロメンバーの統率力とMCスキル、どれを取っても優れていて物凄いエネルギーを感じた。

2014-07-26 22:24:00
ととろ @totoroz

冒頭にライブのコンセプトとして「日本らしさ」を挙げ、自分は「薄っぺらい、表面だけをなぞったものになるのでは」と眉を顰めた。しかしいざ観てみると、日本らしさのうち特に「夏祭りの愉しさ」の要素を徹底的に抽出していて、表面的ながらも夏祭りで味わえる「愉しさ」を一挙に味わえるものだった。

2014-07-26 22:28:28
ととろ @totoroz

「夏祭りの愉しさ」の要素を徹底的に抽出し、凝縮したせいで日本らしさが一挙に集まり、却って不自然な日本らしさを呈していた。ただそれも『がんばれゴエモン』シリーズ(SFC以降)みたく虚構の未来の日本じみていて悪くなかった。

2014-07-26 22:33:22
ととろ @totoroz

ももクロは「アイドル」だと思っていたけれど、実際にパフォーマンスを観てみると「未成熟な少女として成長を見守られる」存在でなく、既に成熟していて「上から目線で俺達/私達を励ましてくれる」頼もしい存在としてプロデュースされているようで、アイドルでなくヒーローなのでは、と思った。

2014-07-26 22:36:32
ととろ @totoroz

だから振付も「女の子の可愛らしさ」を強調させる振付でなく、その曲が表現したい「世界を表現する」非属人的な振付が取られていて、そこからもももクロが純粋なアイドルとしてプロデュースされていないのだと感じた。

2014-07-26 22:41:06
ととろ @totoroz

演出で特に驚いたのが、総勢600人の「夏の踊り手」を投入した中休みのパートだった。ソーラン節、阿波踊り、岡山の傘踊り、石見神楽など、様々な踊り手達の集団が“同じ曲”に合わせて“別々の踊り”を踊っていて、ここまでマンパワーを投入すれば表層の「日本らしさ」も重厚になるものだな、と。

2014-07-26 22:45:30
ととろ @totoroz

振付の担当が何人居るのか知らないが、ひとつのライブでももクロメンバーの振付に流用のものが殆どなくて、なんと振付の引出しの多いことかと驚いた。毎回毎回、他の曲と被らない振付をそれぞれ練習しなきゃいけないももクロメンバーの練度も相当なものだと思った。

2014-07-26 22:49:37
ととろ @totoroz

アイドルの見方には「その成長過程を愉しむ」という見方があることを知っていて、ももクロにもそれを適用できないかと思って見たものの、自分にはももクロが既に成熟したユニットに思えた。というのも、台本こそあれど、20歳前後の女の子があの場を完全に掌握し、統率していたからだ。

2014-07-26 22:54:24
ととろ @totoroz

そんな感じで「可愛らしさを強調せず」「統率力があり」「上から目線で」「励ましてくれる」ももクロをアイドルユニットとは認識できず、自分はももクロをヒーローユニットと認識した。

2014-07-26 22:58:43
ととろ @totoroz

ももクロのコンセプトに関してはそれくらいにして、一応話題としてももクロメンバーで誰が気に入ったかと聞かれたら「紫の子(高城さん)が気に入った」と答えるようにしようと思う。なんとなく斜に構えてる感じがいいですね。

2014-07-26 23:03:07
ととろ @totoroz

まあ内容がどうであれRevo制作の「MOON PRIDE」を生中継で聴けただけで満足である。モノノフ(ももクロファンの方々)にとっては合いの手を入れにくくて難儀な曲だったかもしれないが。

2014-07-26 23:07:11
ととろ @totoroz

ライブの冒頭でももクロメンバーに「考えるな。感じろ」と言われたのに考えてばかりいたのでファンに向かない。

2014-07-26 23:09:13
ととろ @totoroz

初ももクロ鑑賞の感想は以上です。

2014-07-26 23:10:20