【妄想録】オストの誕生日【金青+赤】

10/7にお薬無しで朝から晩までセックスしてるクズちゃんと鬱ちゃん
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クロイヌ @Modest_Phouka

オストの誕生日。ロージナから祝いの言葉と休暇をもらい帰路に着いたオストを、汚ギルとひんにいがささやかなパーティ(?)で迎える(当然ですが、ケーキは帰宅してからオストがつくりました)。

2010-09-21 03:01:38
クロイヌ @Modest_Phouka

さっさと酔いつぶれた2人をその辺に転がして、片付けとかしながら「あいつらこなかったな…。またクズの奴がよからぬ事してなきゃいいが…」なんてつぶやく。

2010-09-21 03:02:38
クロイヌ @Modest_Phouka

取り分けておいた二人分のケーキを持って、鬱ちゃんの部屋に向かうオスト。すると、いつもは締め切られている扉が開いて、廊下に細く光が漏れている。その場を包む、いつもと違う雰囲気に違和感を感じる。それを覗いてはいけない、脳のどこかが警報を出している。でも、抗えない。何でどうして。

2010-09-21 03:04:33
クロイヌ @Modest_Phouka

覗き込んだオストは迂闊にも息を呑んだ。ランプの薄暗い明かりが照らし出したのは2つの肉体。声も、音すらも発することなく、ただ静かにつながっている。まるで自分自身がまぐわっているような妄想に、酷い眩暈をおぼえる。

2010-09-21 03:05:27
クロイヌ @Modest_Phouka

手に持った皿を取り落とすような、愚かな事はしない。だが、体は硬直し目を放すことすらできない。まるで時が止まってしまったかのようだ。

2010-09-21 03:05:46
クロイヌ @Modest_Phouka

何分位そうしていたのだろうか。もしかしたらたった数秒だったのかも知れない。まるで永遠のようにも感じられる。重なりあった体が前触れもなくぴくりと動き、静寂は破られた。薄暗闇の中から紅い二つの瞳がオストを射抜く。

2010-09-21 03:06:54
クロイヌ @Modest_Phouka

こめかみからつたい落ちた汗が、ぴちゃんと廊下に跳ねる。硬直が解けた事に気付いたオストが、息を吸い込もうとしたその時ひゃはははははははははははははははははははははははは壊れたような笑い声が響き渡った。オストは声に追い立てられ、逃げるように部屋を後にした。

2010-09-21 03:09:37