夏祭り合同企画

如月シンタロー @cola_07

@0137k (夏祭り前夜、何時もの様に過ごしたものの深夜帯になってスマホ伝いに連絡して来た親友との会話を思い出せば、既に眠気もそこそこ来ている所為か眠た気な双眸柔らかく細んで、スマホ越しに交わした会話「夜、楽しみだね、お祭り」「ああ、そうだな」脳内で繰り返された其れに何処か胸が

如月シンタロー @cola_07

@0137k 温まるのを感じた、其れはもう随分昔の事でまだ自分が高校へ通っていた頃、何時も自分を追い掛けて来て気付けば隣にいた親友と過ごした日々、あの頃に鈍く感じていたものと酷似しており何だか懐かしさに顔が綻んだ)……夏祭り、か。(静かな自室に零れた呟きが空気に溶けて行く)

如月シンタロー @cola_07

@0137k …………まあ。たまには、いいかな(眠気も堪えて通話していたであろう親友の喜ぶ顔を想像すれば自然とそんな言葉が口から漏れて、笑みの息を吐き出す、眠い筈なのに何時もの気怠さが余り無い様に感じられるのは何だかんだで自分も楽しみにしているんだろうか、なんて他人につつかれたら

如月シンタロー @cola_07

@0137k 絶対に否定するであろう事を思い描き乍、ヘッドフォンを外して机に突っ伏すと其の侭静かに瞼を下ろし)

木戸つぼみ @le_k_hi

@0137k …ただいま（がさがさと買い物から帰ってくれば少し暑さにぐったりしながらの帰宅。涼もうか、と腰を下ろしたところで机の上に乗っているチラシに目を落とした）…お祭り（今日だったか、とぼんやり考えれば他の奴らへのご飯作り置いておかないとな、と涼むのをそこそこに立ち上がった。

木戸つぼみ @le_k_hi

@0137k どうやら自分が思っている以上にこの祭りを楽しみに思ってしまっているらしい。キッチンに向かって椅子にかけているエプロンをつける。すぐに温め直すことのできるカレーかな、なんて考えながら調理に取り掛かった）

木戸つぼみ @le_k_hi

@0137k ……（やっと日差しも和らいで来た頃。六時過ぎを時計が指す。今日は祭に来ない奴らのためにカレーをしっかり作ればメモに温めてから食べるように、と言葉を綴る。そこまでしたところで、黒がオシャレをして、なんてほざいていたことを思い出した）…オシャレ、なぁ…（初めてちゃんと

木戸つぼみ @le_k_hi

@0137k 経験する夏祭り。デート、なんて揶揄られた言葉を思い出せば途端にその記憶の中の相手を殴り倒したい気分になりながらも自室へと足を向ける。クローゼットの一番奥。あまり開きもしないその箱に手を伸ばせばぱかりと開いて）……（そこには紫地が覗き）…別にあいつのためなんかじゃ、

アヤノ @Ayano_act

@0137k よかった、あった…！(探し物は箪笥の奥の奥にしまわれていた。丁寧に折りたたまれた赤色の和服を手にとれば「また会えたね」なんて語り掛ける。お母さんから「似合うよ」と言って買ってくれたあの日から、一度も買い換えていない浴衣。全身を写すスタンドミラーの前に立てばそれに

アヤノ @Ayano_act

@0137k するりと腕を通す)(そこで自身の体型が買ってもらったあの日から変わりないことにほっと安堵して)　……わっ、もうこんな時間？そろそろ支度なしきゃ。(チクタクと針を進める時計を見やればやや慌て気味な手つきで着替えを進めていく。)えへへ…(帯を締めている間も、

アヤノ @Ayano_act

@0137k 髪を整えている間も、自身の頭のなかは彼と過ごす祭り一色。待ちに待ったこの日、めいいっぱい楽しもう、楽しい思い出にしよう)

アヤノ @Ayano_act

@0137k 今日は貴方の笑顔、見られるかな。

如月シンタロー @cola_07

@0137k (妹のいない自宅、夕飯も程々に済ませると夏祭りと言えど珍しく進んで外出する息子への褒美のつもりか上機嫌な母親から「はい！存分に楽しんでらっしゃい」渡された二万円、多過ぎだろと内心突っ込み乍も受け取れば自室へ戻りハンガーに掛けてある赤いジャージを羽織って貰った金は財布

如月シンタロー @cola_07

@0137k の中へ、スマホやら家の鍵やら諸々ジャージのポケットへ捻じ込めば軽装故か準備も早く済んでしまい、自室の時計を確認するとまだ19時30分過ぎ、暇を持て余して少し漫画でも読むかと本棚へ目を遣るも待ち合わせ、と時間指定されている故に何だか集中出来ない様な気がしてすぐに視線を

如月シンタロー @cola_07

@0137k 姿見に戻せば、昨夜交わした親友との会話を思い出し)…………。(気の急く様な感覚と共に、口に出す事こそ無いであろう本心の逸る気持ちが起こって、よし、と呟くと片手を部屋のドアノブへ掛け歩き慣れた家から外へと)

如月シンタロー @cola_07

@0137k (滅多に出ない夜の住宅地、時間帯は然程遅く無くも近所で祭りがある所為か何時もより人が多い様な印象を受け乍、周りを歩く人の流れに沿って街灯に照らされた夜道を歩く、今視界に映る人達みんな祭りへ行くのかな、とぼんやり考え乍ふと親友へ思考をスライドさせる、そういえば浴衣を着

如月シンタロー @cola_07

@0137k て来るとか言ってたなと思い出せば今頃慌てて着替えているかも、なんて普段から抜けている相手を思うと自然と無愛想が緩んで)………、…にしても暑いな…。(数秒後には早くも出歩いた事で込み上げる倦怠感と夏の夜の暑さに眉間寄せ、黒シャツの襟をぱたつかせ乍目的の公園が見えて来る

如月シンタロー @cola_07

@0137k と、財布取り出し手前の自販機の前で足を止める、並んでいるコーラを見付けると万札崩して一本買い、取り出し口から取り出した所でふと動作を止め)………まあ、ついでだしな(独り言漏らせば更に小銭を入れてもう一本、真っ赤な缶コーラを買うと財布をしまい、其の二つを手に公園へと入

如月シンタロー @cola_07

@0137k って行けばすっかり人気の無い公園内を見回し、相手がまだ到着していない事を確認すると以前も座っていたベンチへ歩み寄って腰を下ろし)っはぁ…(漸く座れたとばかり息吐けば買ったばかりのコーラを一本手にプルタブ開けて飲み乍、遠く微かに聞こえる祭りの賑わいの様なものを耳にし)

木戸つぼみ @le_k_hi

@0137k …こんなものかな（鏡の前で四苦八苦。普段着ることのない浴衣に腕を通して。それだけで最初は行こうと思ったものの付随の髪飾りが目に入れば閉口。しばらくの葛藤の後、普段は寝癖を治す時にしか使わないこてを取り出したのは數十分前のこと。ようやく作り上げたそれに満足したのも一瞬

木戸つぼみ @le_k_hi

@0137k のことで、なんでこんなことがんばっているのだろうと真顔になり）…絶対に笑われる。（そんなことを思えば自然と心が重くな流のを感じながら眉を下げて崩そうと思ったがそれもなんとなく憚れる無意味な乙女心を覚える七時四十分の出来事）

木戸つぼみ @le_k_hi

@0137k ……（そのままうじうじすること数分。周りにまわった思考回路の行き先は笑ったりしたらあいつの息の根を止めようというところにたどり着いて。巾着に小さな財布をぽいぽい放り込み）

鹿野修哉 @Oh_m_dt

@0137k …っばいやばい。自分で誘っといてすーっかり忘れてた！ (先ほど風呂から上がってまだ濡れ髪のまま居間の時計を見れば幼馴染誘いあわせのうえ予定していた出発時刻は間近、依然半裸の自身の体見下ろせば慌て乱暴に髪を拭いやるのもそこそこ薄着の上にいつもの黒パーカーを引っ張って)

木戸つぼみ @le_k_hi

@0137k …いないし（意を決してがちゃり部屋から出る。八時には行くから、と今で待ち合わせしたにも関わらずいない相手に呆れた声を零して）…殺す（からかわれたのかと判断した模様）

鹿野修哉 @Oh_m_dt

@0137k (それを羽織り終えたあたりで特別な格好でもしてくれば、なんて思ったものの昨日の任務の疲れで爆睡していれば準備できるはずもなく。欺くことも浮かんだ物のまあどうせ洒落た格好なんてしてこないだろう相手を思えば合わせてやった方が妥当だろうと未だ半ば水濡れたままの髪を→