子日botまとめ「第一次ソロモン海戦」

メガネ子日bot(退役) @nenohi_bot

#艦これ、子日botだよ～！ 8月8日、#艦これ的に今日は何の日？ 1940年、大和さんの誕生日だよ！ 呉海軍工廠で進水した、史上最大の戦艦だよ。 あと1942年、第一次ソロモン海戦が始まった日だよ。

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じゃ、第一次ソロモン海戦の話だよ。 ミッドウェーでの大敗から数ヶ月…。 大きく崩れた侵攻計画を立て直すため、ソロモン諸島を南方戦線の要として守備力増強を図る日本軍と… 豪州防衛のために同諸島を奪還しようとする連合国軍との戦いだよ。

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日本はこのとき、南方戦線の状況に対する見通しが甘くて「連合国はこちらにまだ戦力を向けてこない」と思ってたんだけど… オーストラリア航路を脅かされると判断した連合国軍は8月7日、ガダルカナル島とツラギ島を奇襲。全く無警戒だった日本の守備隊を打ち破って、これに成功してしまうんだよ。

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これに慌てた日本側は、とにかく現場にいる兵力を動かして、鳥海さんを旗艦に青葉さん、衣笠さん、古鷹さん、加古さん。 予備兵力として夕張さん、天龍さん、夕凪（未実装、神風型駆逐艦）の計八人が急きょ出撃したんだよ。 さらに敵空母攻撃のため、ラバウルから航空隊も出撃。

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そして8月7日の午後にはラバウルの航空隊と敵戦闘機の空戦が行われるんだけど… これはほとんど成果なく終わってしまうんだよ。 ただこの攻撃で米空母「ワスプ」「エンタープライズ」が、付近に日本空母が隠れてる可能性（逆ミッドウェー）を恐れて撤退したことが、状況を少し変えたんだよ。

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このとき奇襲に成功した連合国側は、そのまま各島への揚陸作業に当たっていたんだって。 護衛艦隊は重巡6、軽巡2、駆逐8。 日本側より多くの戦力を有していて、さらに偵察情報から連合国側もそれを知っていて、空母が撤退したのを差し引いても日本側不利と見える状況だったんだけど…

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ここで連合国側には、幾つかの不手際があったんだよ。 揚陸作業を優先して、隊を三つに分けたこと。 連合軍なせいで指揮系統が混乱気味。 空母撤退による索敵力の低下で、日本艦隊の正確な移動を把握してなかったこと。 それなのに「日本艦隊の目的地はこちらじゃない」と判断したこと…。

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日本艦隊はそんな事情は知らなかったけど、空母が撤退して所在不明になったことで攻撃目標は揚陸中の連合国艦隊のみ。 相手の戦力の方が多いのは分かってるから、夜戦での急襲、一撃離脱を選択したんだよ。 そんなわけで8月8日夜、鳥海さん以下8人がサボ島南の連合国艦隊の泊地に突入を開始。

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更にこのとき連合国にとって不幸だったのは、7日からずっと続いていた戦闘配置で疲労がたまっていたことや、まだ性能が十分じゃないレーダーのせいで、哨戒の駆逐艦がことごとく日本艦隊を見逃してしまったんだよ。 高速で突っ込んだ日本艦隊は、無警戒の連合国艦隊（南方部隊）の重巡三隻を発見…

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そして不意打ちをうけたこの重巡三隻はとにかく反撃はするんだけど、辛うじて天龍さんと夕張さんに一発づつ弾を当てた程度で一方的にやられて、わずか十数分の戦闘で三隻とも大破。戦闘能力を喪失するんだよ。 最初の敵を撃破した日本艦隊は、そのまま二手に分かれて北上。

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一方、その進行方向にいた連合国艦隊その二（北方部隊）の重巡三隻は、遠くに見える砲火で戦闘が起きたことには気づいてたんだけど…。 情報伝達に不備があって、接近する日本艦隊を味方と誤認してしまうんだよ。 探照灯を照射されて、さらに最初の発砲の時点でもまだ誤射だと思ってたんだって。

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そんなわけで対応が遅れたこっちの部隊も、二手に分かれた日本艦隊に挟み撃ちされる形になってやっぱり一方的に叩きのめされて… おなじく十数分の戦闘で三隻とも大破。二隻がこの直後、日付が変わって9日未明に相次いで沈没。残る一隻も後に、明け方には沈没するんだよ。

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一方、これで連合国側の主力である重巡6隻全てを撃破した日本艦隊は、道中で行きあわせた不運な連合国駆逐艦一隻をついでに撃破しながら海域を北方に突破。 二度目の北方部隊との戦闘では衣笠さんや青葉さんが少し命中弾を受けたけど、大きな被害もなくこの時点での離脱に成功するんだよ。

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…と、ここまでが今日の分の話だよ。 少し続きがあるけど、それはまた明日にね！

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#艦これ、子日botだよ～！ 8月9日、#艦これ的に今日は何の日？ 1942年、第一次ソロモン海戦が終わった日だよ。

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それじゃ昨日につづき、第一次ソロモン海戦の話… といっても日付が変わった時点で実質的な戦闘は終了してて、連合国艦隊の主力、重巡六隻を一方的に粉砕した日本艦隊は、そのままサボ島北方へと離脱するんだよ。

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そしてここで、反転して再突入すべきかどうか（護衛のいなくなった輸送艦隊を攻撃するかどうか）で少し揉めるんだけど… 結局、味方の航空支援が無い状態で夜明けを迎えると危険、って判断で撤収。 明け方には敵の制空圏内から完全に離脱することに成功するんだよ。

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そして午前8時、安全圏に到達したと判断して艦隊は解散。 鳥海さんと天龍さんはラバウルへ。夕張さんと夕凪はショートランドへ。 青葉さん以下、衣笠さん、古鷹さん、加古さんの第六戦隊はカビエンを目指してそれぞれ帰還しはじめるんだよ。

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こうして日本側の完勝に終わったかに見えた第一次ソロモン海戦だけど。 実はこの翌日、油断から帰還途中の加古さんが撃沈されて土がついてしまうのと… さらに戦術的には文句なしの勝利でも、戦略的には必ずしも勝利とは言えなかったんだよ。

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というのは、まさに当時の現場でも争議になった通り、護衛艦隊こそ撃破したけど輸送船団自体はまったくの無傷だったからだよ。 もちろん、状況的に考えたらゴリ押しした場合は日本側も大打撃を受けてた可能性が高いから、現場の判断が間違ってたとは言えないんだけど。

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そんなわけで、ソロモン諸島への連合国の侵攻を阻止することができなかった日本側は、再度の奪取計画を実施。このあとさらに第二次、第三次のソロモン海戦が行われることになるんだよ。 でも、それはまたその日の話だよ！

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#艦これ、子日botだよ～！ 8月10日、#艦これ的に今日は何の日？ 1932年、特型駆逐艦一番艦の「第三十五号駆逐艦」… のちの「吹雪」が竣工した日だよ！ …あと1942年、加古さんの命日だよ…

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そして、加古さんの話だよ…。 この前日、第一次ソロモン海戦に大勝利した青葉さん、衣笠さん、古鷹さん、加古さんの四人、第六戦隊は、鳥海さん達四人と別れてニューアイルランド島カビエンを目指していたんだよ。

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海戦には完勝、敵の制空圏内からもとっくに離脱して味方の制空圏内に入り、この日はもう港を目指すだけ… という気の緩みから、艦隊司令は艦隊の速度を巡航速度（長距離航行するための中くらいの速度。エコだよ）に落として、潜水艦警戒のための之字運動（後で解説するよ！）を終了させるんだよ。

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けど、日が昇りきった午前7時。 加古さんの見張りが潜水艦を発見。その時にはすでに向こうは魚雷発射体勢に入っていて…。 速度も出てなかった上に直進中だった加古さんは魚雷を回避できず、直撃を受けてあっという間に沈んでしまったんだよ。