- eighter_rieko83
- 8677
- 0
- 0
- 0
安田章大 1 お開き宣言で、みんなそれぞれ部屋を出ていく。 誰もがなんかいつもより飲み過ぎた様子。 ○○ちゃんもふらふらしとる。 渋やんが言うたように、顔は全然赤くないけど、目が…座っとる。 安田「○○ちゃん、大丈夫?」 ○○「ぜんっぜん…だいじょう…ぶ …れす…!」
2014-08-19 22:08:22安田章大 2 いやいや、これあかんやろ! 村上「なんやぁ!お前、 また酔うたんかぁ!」 ○○「ひんちゃんだって、 酔ってる…じゃぁん!」 ひんちゃんて…2人してめっちゃ笑ってる。 お会計も済ませ外に出ると、そこには既によこちょ、しぶやん、亮の姿はない。
2014-08-19 22:08:51安田章大 3 安田「○○ちゃん、家どこぉ?」 村上「お!送り狼さんか!?」 ○○「キャーッ!あははは!」 大倉「あははっ、この2人、 こんな酔うてたーん?」 安田「大倉が○○ちゃんの ウーロン茶 取り上げたからやろぉ。」 大倉「あっはっはっは!」
2014-08-19 22:09:48安田章大 4 安田「ねーねー、 家の場所言えるぅ?」 ○○「えっとぉ……… 忘れちゃった!」 安田「えぇぇぇぇ!?」 村上「俺知ってんで! この前送ったったから! 今日も送ったるわ!」 安田「えぇー…大丈夫ぅ??」 丸山「タクシー止まったで!」
2014-08-19 22:10:29安田章大 5 安田「あー、じゃぁ、 心配やから、俺2人送るわ! 丸と大倉は大丈夫やんな?」 うん、大丈夫ーと、2人声を揃えた。 丸が止めたタクシーをお先に、と譲ってくれたので、まず信ちゃんを一番奥に詰めて、次に○○ちゃん、最後に俺が乗り込む。
2014-08-19 22:11:11安田章大 6 信ちゃんに行き先を聞いて、車を出してもらう。 出してもらう頃には、もう○○ちゃんは眠りはじめてる。 村上「あー、飲み過ぎてもた!」 安田「ここまで酔うん、 珍しいんやない?」 村上「うーん、そやなぁ… なんか俺も眠い…。」 信ちゃんも…。
2014-08-19 22:11:37安田章大 7 ○○ちゃん、俺らより年上やって言うてたけど、かわいいなー。 ホンマはお酒強いらしいのに、疲れた時に飲ましてもうて、悪かったなぁ。 眠ってる横顔見て、そんなん思ってたら、曲がり角で彼女の頭が俺の肩に乗っかった。 安田「おっ……。」 彼女が起きる気配はない。
2014-08-19 22:12:24安田章大 8 頭はそのままにして、しばらく走ると、信ちゃんが告げてた場所あたりに。 安田「○○ちゃん、ごめん、 起きてぇ?」 軽く揺すると眠そうに目を開ける。 聞くと、すぐ目の前のマンションらしい。 眠ったままの信ちゃんを残し、運転手さんに待つようにお願いした。
2014-08-19 22:12:51安田章大 9 ○○ちゃんを支えながらマンションに入る。 聞いた階数を押して、彼女を見ると、まだ半分夢の中。 その時ゆっくりとこちらを見て、 ○○「…ヤスくん…?」 安田「なにぃ?」 ○○「…かっこいーなぁー…ふふ。」 安田「えぇ??」 ○○「目ぇ覚めたくないなぁ…。」
2014-08-19 22:13:18安田章大 10 えー、夢やと思っとるん? 安田「はい、着いたで?鍵は? 開けるな?」 手元も頼りないから、鍵預かって開ける。 安田「ごめんなぁ、入るなぁ? …わ…広いなぁ…!」 玄関に放置できなくて、支えたままお邪魔する。 ひとり暮らしにしては広いおうち。
2014-08-19 22:14:08安田章大 11 安田「ベットどこぉ?」 ○○「んー、あっちぃ…。」 言われた方へ進むとベッドルームらしき部屋発見。 その手前には、たくさんの本とパソコン。 開きっぱなしの本もたくさんある。 そっか…俺らと会う前まで、ここで仕事してたんやな…。 部屋に入り、彼女をベットに。
2014-08-19 22:15:01安田章大 12 布団を掛けてあげて、ホッと一息。 彼女はもう夢の中。 安田「帰るなー、おやすみぃ。」 聞いてはいないけど、そう言って軽く頭をポンッとした。 今日初めて会うたのに、なんや?この状況は。 ちょっと笑える。 玄関に向かいながら、悪いとは思いつつ周りを見る。
2014-08-19 22:15:30安田章大 13 暗くてハッキリは見えないけど、パソコン周辺以外はキレイ。 家具もシンプルっぽい。 鍵は…オートロック…やな。 安田「お邪魔しましたぁ。」 さ…、次は信ちゃんやな! 彼女の部屋を後にして、俺は急いでタクシーへ向かう。 俺の酔いはすっかり覚めていた…………。
2014-08-19 22:16:14