- ElementaryGard
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三回目は地味です。大統領専用機を救うところ。よく聴くとコードが違う。youtu.be/2z0hDfkbakw
2014-08-27 01:21:18スーパーマンのモチーフとして劇中で繰り返し鳴らされるのは、むしろこの旋律なんですね。youtu.be/wmqYEQFJkHA ♪ソーソドソソー、ミ、レレー♪
2014-08-27 01:26:14で、この二つを聞き比べると面白い違いが浮かび上がってきます。 看板メロディ→youtu.be/E48po4n1ym0 もうひとつのほう→youtu.be/wmqYEQFJkHA
2014-08-27 01:31:06看板のほうの基本は「ド→ソ」なのに対して、もうひとつのほうは「ソ→ド→ソ」。前者は上昇、後者は下降して跳ね上がってくる感じ。同じ五度音程ですが向きが違う。
2014-08-27 01:34:17後者の旋律、もう一回聴いてみましょう。違うシーンから。 youtu.be/p9vpPagOMFU
2014-08-27 01:39:11♪ソーソドソソー、ドーソードー、ソーソドソソー、ミッレレー♪ 胸をはだけてSのマークが出るのと同時にこのモチーフが鳴りだし、スーパーマンに変身した瞬間に♪ミッ♪が鳴るところに注目!
2014-08-27 01:42:20ソ→ドつまりベクトルが下降の動機です。あ、動機というのはこういうのです。ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2… ♪じゃじゃじゃじゃーん♪がそうですね。
2014-08-27 01:44:26♪ソーソドソソー♪は、ソからドに一度落下してエネルギーを貯めこんでソに戻り、そのエネルギーで上のドに跳ぶ。
2014-08-27 01:51:35その後再び♪ソーソドソソー♪と来るので、またドに跳ぶのかなーと思わせて、今度はさらに高い♪ミッ♪に行ってしまう。ドのオクターブの枠を突き破って。内気なクラーク・ケントの殻を突き破ってヒーロー登場!の表現。
2014-08-27 01:53:24看板メロディyoutu.be/E48po4n1ym0と聞き比べると、こっちのメロディは横向きなんですよ。スーパーマンが青空を横切っていくイメージ。一方でもうひとつのほうは、縦向き。真下に一度下降して跳ね上がり、また急降下して今度は殻を突き破ってヒーロー見参!の垂直イメージ。
2014-08-27 01:56:11大統領専用機がスーパーマンのおかげで再び安定飛行になるシーン。youtu.be/2z0hDfkbakw ここでなぜ看板メロディが鳴るのか、もうおわかりいただけると思います。このメロディがまさに横向きの飛行のモチーフだからです。
2014-08-27 01:59:50ここもそうですね。youtu.be/06GoyErSrcc 「縦に飛んでるじゃん」 まあそうなんですが、もはや安定飛行なわけです。ロイスを片手に、ヘリコプターも難なく空中キャッチ。イチローが韓国相手に二点をたたき出して突き放したときの感動。もう大丈夫だよ、と。
2014-08-27 02:03:46看板メロディがOPとEDを除けば劇中で二回しか鳴らない理由もこれでわかるでしょう。スーパーマンは事件を解決するとあっというまに飛んで行ってしまうので「安定飛行に入った。もう大丈夫だ」なホッとする歓声の機会があんまりないのです。
2014-08-27 02:24:56こんな超有名曲が、今までこの程度の分析も(おそらく)されてこなかったのが信じられない。
2014-08-27 02:05:21『スーパーマン」(1978年)であのメインテーマが鳴るのはわずか4回と述べましたが、もうひとつありました。ビルへの侵入を図った珍犯人を警官に引き渡すところでそっと 鳴ってる。
2014-08-28 15:22:06ここですね。youtu.be/MNDUDq8zOK4 ここでそっとメインテーマが鳴ってる。とぼけた音色で。
2014-08-28 16:26:16"Mooney. Well, they say confession's good for the soul." 警官の名札を見て「やあムーニー。懺悔はひとの魂を救うそうです」
2014-08-28 15:30:34犯人を引き渡して飛び去るまで、間があるので音楽で埋めるしかない。♪ソーソドソソーは飛び去る瞬間につけるしかないから、ここはメインテーマで埋める。ただしあまり力強くならないよう、アレンジして。
2014-08-28 16:27:47