- bata_johoku
- 746
- 0
- 0
- 0
今昨日のスペリオ-アローレ戦の試合を見返しているのだけれど、アローレの守備はとても組織が整っていて、感服する。4-2-3-1が基本配置の様で、中央を4枚のブロックでがっちり固め、さらに時にはトップ下がボランチの支援にまわり中央を3枚でがっちりと固める場合もあった。#sperio
2014-09-09 02:48:17城北が同点に追いついた場面にしても同様。シンペーが右サイドに出したサイドチェンジによってようやく最終ラインにギャップができ、そこに稲畑が入り込むが、ボランチもこの動きについていってマークを離さない。 #sperio
2014-09-09 02:54:57PA内の城北の選手には完全にマークがついており、ここまでのはちきたの守備は完璧と言える。右で受けてから中央への配球を狙った稲見もこの守備体制にボールを出しあぐね、2枚のプレスを受けて相手にボールを引っかけた。 #sperio
2014-09-09 02:57:41しかしこのこぼれたボールが転がった先には成岡が待っていた。私はこれをただの「ラッキー」だったとは思わない。成岡はそこまで“読める”プレーヤーだ。相手DFがシュートコースにスライディングしてくるのをキックフェイントでいなしてから左足一閃。#sperio
2014-09-09 03:00:35成岡の放ったシュートはゴール前正面の密集地帯をすり抜けてネットを揺らした。ここには幾許かの幸運が関与していた、のかもしれない。GKも含めて敵味方4、5人が集まっていたはずだ。成岡の視野から見たら、シューコースはどんな風に見えたのだろう・・・。 #sperio
2014-09-09 03:03:52多分フェイントを入れて切り返した時、シュートをふせぎに滑ってきたDFだけでなく、正面に立ちはだかった2枚のDFをも一瞬固まらせたことでシュートコースが生まれたのではないか。そしてGKも一度体重を左にかけてしまっていたために、シュートはGKの逆をつく形になった。#sperio
2014-09-09 03:13:05この場面だけでなく、はちきたのゾーンDFの完成度はあきらかに城北より高かったと思う。たとえば城北が同点に追いつかれたシーン。ボールにCHの稲畑がプレスをかけるが、DFラインを押し上げられない。DFラインと中盤の間が大きく開いてしまい、ここで決定的な起点を作られた。 #sperio
2014-09-09 03:23:08はちきた9番橋場選手のラストパスを受けてからシュートまでの淀みのないプレーはとてもハイレベルなものだったのは確か。とは言え、その2手、3手前の城北の守備には大きな反省材料がいくつもあったと思う。 #sperio
2014-09-09 03:38:07試合を通して観て改めて思うのは、勝負の天秤は一つ一つのプレーのたびに本当に微妙に揺れ動いていた、ということ。よくこのボールをキープしてくれた、カットしれくれた、というプレーの何と多いことか。#sperio
2014-09-09 03:47:14もしその局面で一瞬でも、誰かがゲームに参加する強度を弱めたら、結果が逆になったかもしれない。そしてその積極性の結実こそ、あの時間にゴール前のあんな場所でシュートを押し込むSBの原田の存在なのであった。#sperio
2014-09-09 03:50:12あれはある意味「非常識」なポジショニングだよね。でもあれを観て、私はアジアカップ日本-カタール戦の井野波の決勝ゴールを思い出してたりして。あれもあの状況でサイドバックがあそこにいるのは常識外れのことだった。
2014-09-09 03:55:00あれはザックジャパンのアジアカップだったけど、井野波がああいうリスクを負ったプレーを選択できたかについては、「何故サイドバック両方が一度にあがってはいけないんだ?」と問いかけたオシム翁の言葉の残響があったように思う。・・・原田の話からそれてしまったが。#sperio
2014-09-09 03:58:54とにかく、城北のがむしゃらさ、というか、一種のムチャクチャさ、がゲームの均衡を打ち破ったんだと思う。それを支えていたのは、多分去年の悔しさ、何だろうな。#sperio
2014-09-09 04:13:33ほんと、どっか常軌を逸したムチャクチャさを出さないと勝てないよ、この都リーグ2部は。去年の東就なんて13試合で72得点だよ!? 今年だってこれだけ勝ってもまだ安心できないんだぜ!? そんなの絶対おかしいよ。 #sperio
2014-09-09 04:16:48