出撃後プレイまとめ6

提督と叢雲+αがだらだらゲームしたりくっちゃべったりする話 話が叢雲・大淀・あきつ丸の三方向に分かれ始めてますが僕は元気です
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提督「なんというか、女性って経験豊富なんだな」 叢雲「普通の生活しているだけよ」 提督「俺のは普通の生活じゃなかったんか」 叢雲「まぁね」 提督「泣きそう」 叢雲「他人と違うのは当たり前でしょうが、全員揃って経験済みとか逆に気持ち悪いわよ」 #出撃後プレイ

2014-09-23 15:10:01
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提督「それもそうだ」 叢雲「アンタはアンタなんだから別に経験なくったって恥じることはないわよ」 提督「うん」 叢雲「落ち着いた?」 提督「うん」 叢雲「このまま少し休んでてもいいけど」 提督「いや……仕事に戻る」 叢雲「そう、また倒れても困るから無理はダメよ」 #出撃後プレイ

2014-09-23 15:45:39
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ビス「倒れたって本当?」 提督「まぁ色々あって、視察から帰ってきた疲労もあったんだと思うけど」 ビス「そう、ならいいけど……無理してはダメよ?」 提督「うん……っていうか、挨拶してなかった気がするな、よろしく」 ビス「そういやそうだったわね、よろしく」 #出撃後プレイ

2014-09-23 16:04:31
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明石「うん、うん……そっかじゃあまたチャットで話しかけるから。うん、じゃあね……えぇ、嫌ですよそんなの……うぅ、はい、好きですよ……これでいいですか? じゃあ」 ガチャ 大淀「彼氏さんですか?」 明石「うひぃっ! お、大淀さん!?」 大淀「ニヤニヤしすぎですよ」 #出撃後プレイ

2014-09-23 19:17:35
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大淀「なんですかさっきの、ノロケですか?」 明石「い、いや……好きって言わないと電話切ってあげないとか言われちゃって」 大淀(こっちから切ればいいのに) 明石「まぁ、好きなのは本当ですし……」 大淀(面倒くさい……!!!) #出撃後プレイ

2014-09-23 19:19:13
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大淀「工廠の方でしたっけ」 明石「ええ、休憩時間によく酒保に遊びに来てくれて」 大淀「へぇ……ABC的にはどこまで?」 明石「えっ、ABC!? い、いやぁ……その」 大淀「まさかAもしてないとか」 明石「いえ、Aまではなんとか……そこからは……」 #出撃後プレイ

2014-09-23 19:25:44
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大淀「Aまではしたんですか」 明石「……」 大淀「はぁ……知らぬ間にそこまで発展していたなんて」 明石「あ、あんまり広めたくないですし。あの、内緒にしておいてもらいます? 特に提督には」 大淀「なぜ提督?」 明石「さっきうっかり言ったらショックで倒れちゃって……」 #出撃後プレイ

2014-09-24 16:03:22
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大淀「意外と繊細なんですね……提督」 明石「彼がいるって話をしただけでアレだったので、経験の話までしたらどうなるか……」 大淀「まぁ、そうですね……解りました。このことは口外しません」 明石「あっ、ありがとうございます」 大淀「いえいえ」 #出撃後プレイ

2014-09-24 16:09:54
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「というわけでなんの偶然かビスマルクが来ましたので歓迎パーティを執り行いたいと思います」 少々疲れた様子で彼はマイクに向かって声を放つ。 大広間にはパーティ用に用意されたテーブルと椅子が並べられ、彼の部下である艦娘達はグラスを片手にこちらへ視線を向ける。 #出撃後プレイ

2014-09-24 16:23:09
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「んじゃビスマルク、挨拶」 マイクを渡されるが、正直挨拶なんて考えていない。よそ行きの作り笑いをしているが頭のなかでは必死に文章を考える。 「あー、えー」 マイクテストの振りをしてさらに時間を先延ばしさせる。 「ドイツから来た戦艦ビスマルクよ――」 #出撃後プレイ

2014-09-24 16:27:08
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「――日本のことにも興味があるから、ぜひ教えてほしいわね。以上、よろしく」 長ったらしい挨拶をしたような気がするがまったく内容に覚えがない。自分の国の歴史とか言った気がする。 マイクを彼に返すと、小さな声でおつかれと言われた。 「じゃーお待ちかねの乾杯ってことで」 #出撃後プレイ

2014-09-24 16:29:48
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「かんぱーい」 一同がそれに続いて復唱しワイングラスを掲げる。 ようやく緊張の糸がほぐれたのかざわざわと会場の艦娘たちが動き始める。 大広間の脇にはバイキング形式で食品が並べられており、皆次々とそちらへ向かってゆく。 私は椅子に座ってしばらくその様子を眺めていた。 #出撃後プレイ

2014-09-24 16:38:35
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皿に盛られた品の中からローストビーフを狙ってフォークでさして口に運ぶ。少し冷たい。 「長話しすぎたかしら」 「バイキング形式だとこんなもんよ」 となりに座っていた彼は食えれば十分とばかりに乱雑に皿に料理を盛っていた。 #出撃後プレイ

2014-09-24 16:47:40
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横須賀の鎮守府だけあって食事中に挨拶に来た艦娘達は名前を覚えきれないほどだった。 「あぁ、よろしく」 私もだんだん挨拶が適当になっていっていくのを自覚しつつもひたすら握手を繰り返した。おかげで手がしびれる。 落ち着いたのはパーティが終わる30分ほど前だった。 #出撃後プレイ

2014-09-24 23:51:20
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叢雲「よくこんなパーティ用意できたわね」 提督「奮発しました」 叢雲「イベント終了時は一室で焼き肉だったのに」 提督「まぁあの時はみんな帰ってきてなかったから……」 叢雲「よっぽどお気に入りみたいね、あのドイツ艦」 提督「なんかトゲトゲしいなぁ」 #出撃後プレイ

2014-09-24 23:54:55
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叢雲「ねぇ手が止まってるんだけど?」 提督「……」 叢雲「完全に寝てるわねこいつ……」 提督「叢雲……」 叢雲「なに、寝言?」 提督「そこにいちゃ危ないから戻って……」 叢雲「夢の中でまで指図されたか無いわよ」 提督「おっぱい縮んじゃう」 叢雲「どんな夢よ」 #出撃後プレイ

2014-09-25 05:41:47
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「……ああ、終わった」 全身から力が抜けて私は誰もいなくなった会場の椅子の一つに体を預ける。お酒の力もあってか今すぐにでも眠ってしまいそうだ。 「おつかれ」 彼は私に水の入ったグラスを差し出す。受け取って流し込むと心地良い冷たさが喉を伝った。 #出撃後プレイ

2014-09-25 14:07:16
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「ひどく疲れたわ」 「こうなるとは思ってなかったよ」 「どういうこと?」 「皆思った以上に海外からの艦娘に興味津々だった」 私が挨拶と握手にまみれるのは想定外だったらしい。 「貴方は私に興味ある?」 と、少しからかってみる。 #出撃後プレイ

2014-09-25 14:21:09
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「えっ」 彼はかなり驚いた顔をしていた。そんなショッキングな事は言っていないと思うが。 少し面白いのでもう少しからかってみる。 「体とか、顔とか」 「……まぁ、綺麗だと、思う」 月並みの言葉だな。そういえばこの男は女性経験がなかったんだっけ。 #出撃後プレイ

2014-09-25 14:28:09
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歩み寄って、彼の元へと向かう。 後ずさるが腰の後ろに手を回して逃さない。 「もっとよく見て」 「……酔ってんの?」 「少しね」 身長は私の方がほんの少しだけ小さい。少しだけ上目遣いになる程度。 「どう? 今夜くらい酔った勢いにまかせて、楽しむとか」 #出撃後プレイ

2014-09-25 14:35:46
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初風「あれ、あいつらは?」 叢雲「二人でいるわよ」 初風「ふぅん、なんかしてんのかしら」 叢雲「……」 初風「なによ」 叢雲「お子様ね」 初風「はぁ!? どういう意味よ!」 叢雲「さぁね」 初風「アンタだって子供じゃない!」 叢雲「見た目はね」 #出撃後プレイ

2014-09-25 14:40:29
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楽しむ、という言葉の意味くらいは解っているらしい。彼は戸惑いながら視線が泳いでいた。 「そんなに慌てなくていいわよ。私が教えてあげるから」 「でも」 「俺なんかでいいのか、みたいなこと思ってる?」 祖国にいた男よりかは顔立ちは並み程度だが、許容範囲だ。 #出撃後プレイ

2014-09-25 15:01:17
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「平気よ、貴方くらいなら。ただ……ヒゲは剃って欲しいかも、キスする時に痛そうだわ」 彼は慌てたように自身の顎を撫でた。 「ごめん」 「試してみましょうか」 「えっ――」 そのまま体を寄せて私は彼の口元へと唇を寄せる。 少しカサついた感触が唇に触れた。 #出撃後プレイ

2014-09-25 15:05:03
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私の頬にチクチクと彼の硬いヒゲが当たる。痛いというよりかは少しくすぐったい。 頬に添えた手から解るほどに彼の体は震えていた。 「ふぅ、キスは初めてだった?」 「……うん」 「ふぅん」 私とすること何もかもが初めて。どれだけ人と関わってこなかったのだろう、この人。 #出撃後プレイ

2014-09-25 15:10:38