心療内科受診時のセカンドオピニオンのすすめ

久しぶりのまとめです。あくまでご参考までに。。。。o(_ _)o
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森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

医療において、『セカンドオピニオン』は手術などの侵襲的な治療をする前の選択に行われることが多いのですが、私は『心療内科』でも利用した方がいいと思います。おそらく外科以上に心療内科医師の判断や手法にばらつきが多く、その病院に行くことが運命の分かれ目になることが割とある印象です。

2014-10-04 04:55:56
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前)特に日本はですが、〇〇認定医、や〇〇専門医などの称号はあまりあてにならないというのが個人的な感想です。それよりも病院のホームページやパンフレットを見て、現在の医療のスタンダードな方法でない治療を自由診療を含めていろいろ行っているところは要注意でしょう。

2014-10-04 05:01:23
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前2)そういったホームページに限って、『〇〇治療法は、米国でエビデンスの有効性が示されています。私は〇〇療法の認定〇〇です』などと書かれています。これはまともな同業の医師が見たら「?」であることが多いのですが一般の方々は素晴らしいと誤解されるかもしれません

2014-10-04 05:05:54
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前3)文献検索すれば、ある療法が有効・無効など賛否両論が百家共鳴していて、メジャーな医学雑誌に出た論文であっても後にそれが覆されたということはよくあることです。治療法にも流行り廃りがあるのは医学史を振り返ると明らかですし。。一方で、現在の標準治療は、

2014-10-04 05:13:02
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前4)製薬会社をスポンサーとする研究支援体制があまりに幅を利かせすぎていて、治療薬主体の診療ガイドラインになる傾向が多いことも、非標準治療が世の中に跋扈してしまう遠因だと憂慮しています。

2014-10-04 05:20:45
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前5)いずれにしても、『心療内科』治療は、外科治療と同様に副作用もあるということを念頭において、セカンドオピニオンを含めて、様々な情報を集めた上で判断されるとよいでしょう。信頼できるかかりつけ医がいれば一番よいですが、今はネット検索で情報収集もできます。

2014-10-04 05:24:17
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前6)一般論ですが、『自由診療を利用した営利目的でないかどうか』、『必要でない薬(特に向精神薬)を使いすぎていないかどうか』がチェック項目です。前者は美容外科でその傾向がありますし、後者に関しては本当に必要かどうかの判断は一般ににわかりにくいですが、

2014-10-04 05:32:58
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前7)例えば一般的に健康と見なされる方が失恋などのストレス状態となり、うつ傾向になっただけで向精神薬を投与されてさらに悪化するということも割と聞きます。これは製薬会社ベースで治療が展開される傾向が強くなった近年の状況も関係していますが、

2014-10-04 05:40:15
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前8)私が信頼している心療内科医や精神科医は自らの治療や利益に頓着せず、必要に応じて『君はうちに来なくてもいいよ』と優しく助言されています。

2014-10-04 05:44:04
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前9)以上、とある心療内科さん(大分ではありません)のホームページを見て、『何じゃこりゃ?』と思ったことがきっかけのツイートです。向精神薬についての詳細は医療ジャーナリストの伊藤隼也さん@itoshunya のレポートが参考になります。それでは良い一日を!

2014-10-04 05:51:58