これはおよそ半月程前の事である。
学校帰りにTwitterをチェックしていた時に見つけてしまったのだ。
パルスィ「橋の上は暇だわ」 マコちゃん「うぃっす」 パ「ちょっとあなたどこから来たの」 マ「あっちから。ここ通れないの?」 パ「普通はね。でも面白いことするなら勝手にいけば」 マ「ありがと美人なねーちゃん」 パ「自分が可愛いから言えるのよ妬ましい…」 マ「俺男だ」 パ「!?」
2014-09-18 15:20:13パルスィ「男のくせに私より可愛いとか妬ましい…」 マコちゃん「いやまあ今は女だし」 パ「どっちにしろ妬ましいわ!」 マ「ところでこの向こうやばそうな予感するから行くのやめるわ。でも今から帰っても外真っ暗だし朝まで一緒にいさせてよ」 パ「…勝手にすれば」 マ「ん」
2014-09-18 15:23:16ヤマメ「おーいぱーるーすーぃー…およ、その子誰?迷子?」 パルスィ「さあ、帰れないっていうから勝手に居座ってるわ」 ヤ「君いくつ?」 マコちゃん「20」 ヤマパル「大人!?」 マ「ちびで悪かったな!!」 パ「しかも元男らしいわ」 ヤ「人間のくせに謎が多いな」
2014-09-18 15:27:13勇儀「おっ、なんか集まってるな」 ヤ「おー、なんかこの子が面白くて」 パ「勝手に居座って離れないのよ。朝までここでとか言うから困るわ」 勇「ふーん、帰れないのかい?」 マ「っていうかそもそも帰る場所がわからない」 勇「…まぁどうでもいいけどさ。呑む?」 ヤ「呑みにきたんだね」
2014-09-18 15:30:52マ「呑んでもいいけど、この身体になってからそんなに強くないぞ?」 勇「ケチケチするな、男なら」 パ「ここで酒盛りされても困るんだけど」 勇「よしじゃああっち行こうか」 パ「………その気ままさが妬ましいわ」 ヤ「まぁまぁ、呑もう呑もう」
2014-09-18 15:36:06マ「うめーなこの酒」 勇「お、わかるじゃないか」 ヤ「ほらもっともっと」 パ「ちょっとあんたたち、人間だし強くもないのよ…」 マ「うめ、うめ、ふぃぃいいいいい、っく」 パ「もう酔ってる……」 ヤ「…ところで元男っていうけど、この身体はどこまで女なのかな」 パ「脱がすのやめなさい」
2014-09-18 15:40:24ヤ「なんだろう、凄い犯罪臭がしてきた…」 勇「元男でもう20なんだろ?問題ないだろ」 パ「この見た目じゃ明らかに問題があるわよ」 マ「うぇへへへ、くすぐってーぞぉやめろよルリぃぃへへふー」 パ「女がいるのね……妬ましいわ」
2014-09-18 15:45:37マ「お兄ちゃんの言うことが聞けないのかぁぁああああ」 ヤマパル勇儀「妹かよ!!」 マ「………」 ヤ「あ、急に真顔になった」 勇「私を見つめてくるんだが」 マ「ルリのことを……よろしくたのZzzzz…」 パ「妹託して寝たわ」 勇「面白いなこいつ」 ヤ「妹好きなんだろうねぇ」
2014-09-18 15:48:51マ「うううーん……どこだここ……」 パ「私の家よ」 マ「ああ、呑まされたのか…」 パ「で、あんたどこ帰るのよ」 マ「帰るっつっても俺の家は外の世界なんだよ」 パ「……妹は?」 マ「妹のこと言ったっけ…。まぁ、元の世界においてけぼりだな」 パ「これからどうするのよ」 マ「うーん…」
2014-09-18 15:55:17パ「…泊まるところがなければここにいれば」 マ「え」 パ「でも早いところ上の博麗神社に行くのよ。それまではまぁここの暮らしを楽しんでもいいんじゃない」 マ「いいの?」 パ「勝手にすればいいわ」 マ「じゃ、お言葉に甘えて」 パ「あ、変な気起こすんじゃないわよ!」 マ「ははは」
2014-09-18 16:00:55パ「余裕げで妬ましいわまったく…」 マ「やー、優しいねーちゃんだ」 パ「言っとくけど危ない橋を渡れば命を落とすところだからね、そこは気をつけなさい」 マ「優しいなー」 パ「…ホントお気楽そうで妬ましいわ」 おわり
2014-09-18 16:03:15きっと誰かが作るに違いないと待っていたが、改めて思い出すまで誰も作っていなかった。
「ならば自分で作るのだ!!」という理念を元に動画化に踏み切ったのである。
一部フォロワーの皆様、半月程前にこのようなツイートがあった事をご記憶だろうか。 pic.twitter.com/hWXIBmieRo
2014-10-06 12:23:31時間帯を考えろと。
出来た。