2014年10月15日

抗癌剤の二次発癌を例に、リスクとベネフィットを理解する

とある質問に対する、得られた知識の可視化。 ※ 質問者は、あまり利を感じていないようですけれど...。
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高橋宏(船橋市議会議員) @takahirominfuna

@NATROM @kumikokatase なとろむさん、シクロフォスファミドの件はコメントされないんですか?都合の悪いことはスルーですね。的外れな反論をされるよりマシですが。ただ、もう本で抗がん剤もHPVワクチンも肯定してしまっていますから、主張を変えることもできませんね。

2014-10-14 11:22:58
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna シクロホスファミドの二次発癌の件ですね。「抗がん剤で発癌の副作用があるなんておかしい」と疑問に持つのは自然なことです。そうした疑問は、周りのお医者さんに質問すれば答えてくださると思います。今回は私が答えます。

2014-10-14 23:17:43
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna シクロホスファミドに限らず、細胞分裂を邪魔する普通のタイプの抗がん剤は、潜在的に発癌のリスクがあります。放射線療法も同様です。発癌のリスクがある治療法を使うのはなぜでしょうか?それは、リスクよりメリットが上回るからです。

2014-10-14 23:18:04
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna シクロホスファミドが効く病気は、たとえば悪性リンパ腫があります。がんの放置療法を勧める近藤誠氏ですら、悪性リンパ腫は「抗がん剤で治る可能性がある」と認めています。

2014-10-14 23:18:25
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna (病期やタイプよってもさまざまですが、たとえば)ある悪性リンパ腫の患者さんに対してシクロホスファミドを含めた治療を行うと、80%が治るとしましょう。一方で、シクロホスファミドを使うと、将来、発癌する確率が5%とします。どうしますか?治療しますか?

2014-10-14 23:19:23
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna 「悪性リンパ腫で死んでもいいから、発癌の可能性のある薬を使わないで」という患者さんもいらっしゃるかもしれませんが、普通は、「将来発癌するかもしれないとしても、今現在、もっとも治る確率の高い治療をしてくれ」と仰られるのではないでしょうか。

2014-10-14 23:19:54
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna 抗がん剤の発癌リスク(二次発癌)が問題になるのは、抗がん剤で癌が治るようになってきたからです。癌が治らなければ、二次発癌が起こる前に患者さんは亡くなります。

2014-10-14 23:20:27
高橋宏(船橋市議会議員) @takahirominfuna

@NATROM ご回答有り難うございます。発癌リスクはお認めになられた。それほど猛毒なんですね。80%が治って将来発癌する確率が5%としますとは仮定のお話ですか?どこからのこの数字は出て来たのですか?何故本には二次発癌のリスクについて書かれていないのですか?都合が悪いからですか?

2014-10-15 00:09:27
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna 数字は臨床的な数字を想定していました。悪性リンパ腫stage IIの5年生存率が約80%。ホジキン病(悪性リンパ腫の一種)に対する治療を受けた患者の二次発癌による累積死亡率が20年で約5%です( ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12885835 )。

2014-10-15 00:57:10
リンク www.ncbi.nlm.nih.gov Long-term cause-specific mortality of patients ... [J Clin Oncol. 2003] - PubMed - NCBI PubMed comprises more than 23 million citations for biomedical literature from MEDLINE, life science journals, and online books. Citations may include links to full-text content from PubMed Central and publisher web sites.
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna 本に二次発癌リスクについて書いていないのは、抗がん剤の副作用としては稀であることに加え、相対的には重要度が低い部類に入るからです。『「ニセ医学」に騙されないために』において、抗がん剤の副作用についてはもっとも重要な治療関連死について述べています。

2014-10-15 00:57:58
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna 細かい数字はともかくとして、いずれにせよ「将来に二次発癌のリスクがあるとしても、治癒する可能性があるなら抗がん剤を使用することに合理性がある」ことはご理解できましたでしょうか?(治癒だけでなく延命目的の抗がん剤の選択肢もあるべきですが)

2014-10-15 00:58:32
名取宏(なとろむ) @NATROM

@takahirominfuna それとも「二次発癌する可能性が1%でもあれば、治癒する可能性のある治療であっても行うべきではない」とでもお考えでしょうか?高橋議員がそうお考えであるとしても、普通の人には、治癒する可能性のある治療法を選ぶ権利があることはお認めになりますか?

2014-10-15 00:59:05

コメント

{3,5/2} 大二十面体 @Polyhedrondiary 2014年10月16日
もういい加減こういうのを議員に選ぶのはやめようよ…。ますます増長して自分の正義に確信深めるだけ。世間に認められない正義の人もいるけど,こっちの方が実際人を動かすし有害。
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のい @el_candygaly 2014年10月16日
何でリスクを分かりやすく(わたしが理解できる程度に)説明されてるのに喧嘩腰なんだろ。アンチに拘ると大事なことが伝わらない良い例ですねぇ
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じにお @ginioh 2014年10月16日
自分が無知であることを理解出来ないほどの無知というのが一番困ります
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さとひ/渡辺裕子(仕事の時はこちら) @satohi11 2014年10月16日
こうして真摯になとろむ先生が答えてくれるおかげで、変な方向に行きそうな身近な人に「リスクとベネフィットとは」を素人なりに説明する方法が見つかるのがありがたいです。
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七七四未満六四以上 @zy773 2014年10月16日
まあまあ、 地元の有権者の方にとっては有益なまとめだと思います。実際に発言されないと当人がどのような考えを持っているかも分かりませんし。 Polyhedrondiary
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魔系犬/西保男・自称シャカニセッポニスト @ronja_yty 2014年10月16日
「二次発癌のリスクがあるとしても、治癒する可能性があるなら抗がん剤を使用することに合理性がある」 「二次発癌する可能性が1%でもあれば、治癒する可能性のある治療であっても行うべきではない」 この手の話において、この2つに収斂してこの2つで相容れないんですよね。放射線量然り。
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七篠⋈那由多 @nanashinonayuta 2014年10月16日
無知の知に至るなら始まりはどうあれいいことなんですが、無知の無知なままな人が議員やられてるとか投票した有権者が可哀想
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まどちん● @madscient 2014年10月16日
そもそも二次発癌するってことは、それまでは生きてるってことなのよね。抗がん剤投与すれば20年後に二次発癌する確率が5%、投与しなかったら20年後に生きている確率はゼロ。どっちがいいですか?
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PKA @PKAnzug 2014年10月16日
「治療組が二次発癌を起こすような時期には無治療組は全員が放置した癌で死んでる」を前提知識として、それでも患者本人が「治療は嫌だ」っていうのは分かるし大抵は希望が通ります。一方、第三者が「二次発癌がありうるなら治療すべきではない」と主張するのは「俺の理念のためにお前が確実に死ぬ方を選べ」って患者に言ってるも同然で、この上ないほどに傲慢なんですが、そういう主張をする人は案外いるんですよね。傲慢であることすら理解できないのか、実際とんでもなく傲慢なのか…。
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セザキ @sezaki 2014年10月16日
「砂糖は麻薬」だとか「ホルモン剤は危険な発ガン物質」だとか、「自分にとってすごくしっくりくる真実」を手に入れると、どうしても手放したくなくなって、どうしても間違いだとは認めたくなくて、その結果、常識すら手放しちゃう人っているんだよ。
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neologcutter @neologcuter 2014年10月16日
http://goo.gl/C1q0Ig船橋市議・高橋宏氏「放射線照射した血を輸血している」とブログで医療業界への批判をつづり炎上…離党へ←こういう人だったな。
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甘党猫が通りますよ @Future_Men 2014年10月17日
「このまとめ部分を読む限り」ではあるけど、高橋議員の態度は(一般市民が不利益を被らないように)抗癌剤の危険性を質問しているだけのように見える。しかしそこから先、専門家に質問して明確で客観的な回答が得られても(何の根拠も無く)信じない、というのは議員の資質の問題。
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Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2014年10月18日
癌、という病気の流れでみると、二次癌というよりは、一部(再発的な)治癒できない感。いや特性とか副作用とか考えるとそんだけじゃないんだけど、外見と素人見では。その意味でリスクってか部分的な治癒率低下っぽくて、依然ベネッフィット大勢に見えるけどね...?
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田舎の元外科医 @inakashoge 2014年10月20日
このまとめからだけでは、「悪性リンパ腫で抗癌剤治療を行わなければ、抗癌剤治療後に2次発癌する頃には、ほとんどの人が死んでいる可能性が高い」という前提条件が明らかでは無いと言う人が居そうですね。正確に伝えることは難しいです。
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