うつ持ちの人間の友情

持病からうつ状態になった人間の 友情継続の難しさ、について書き連ねてみました。
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うつになった時、友人との付き合いは

私には学生時代から付き合いのある、数人の友人がいます。
でも数年前に私が自律神経の不調からうつ状態を発症し、
定期的に会うことができなくなりました。

こうなって分かったこと、
こうなって私が変わったこと、

…というのを自分なりにまとめてみました。

リエ @rieslife1122

以前のTWと重複するけれど…高校時代の同級生(友人として付き合いがあった)に、数年に渡り嫌な態度や言い方をされるという事案があったのだけど、そういうのも何でもかんでも許しあうから友情(友人は私が何を言っても許してくれると思ってるからそうしたわけだよね)、という価値観が…→

2014-10-17 14:09:56
リエ @rieslife1122

→どうしても、しっくりこなかった。主に恋愛がうまくいかない八つ当たり、という感じだったのだけど、私も当時はそれを受け止めるのが友情なのだと思って必死に我慢していた。…のが、今になって出てるんだよねぇ…だから人の事言えないのよ…

2014-10-17 14:10:56

ひとりになるのが嫌で、怖くて、
自分で
「相手の嫌な発言や性格を全部受け止めてこそ友情だ」、と
思い込もうとしていたのだと思います。

でも、関係性がどのようなものでも
嫌な人は嫌な人だし、
自分で望んで受け止めるならまだしも我慢して受け止めたって
それは自分に嘘をついていることになる、
そう思ったんです。

リエ @rieslife1122

ぜんぶを許せるほどのブッダ並みの器を持っているわけではないからw、その容量から溢れるものに関しては、手放すしかないとでも言いましょうか…

2014-10-17 14:05:17
リエ @rieslife1122

不満、という意味では…この人たち、私が(精神的に)えらい目に遭ってる状況を知ろうともしないで、頑張れ元気になれ会おう話そう、と…自分の感情を押し付けることしかしてこないんだ、じゃあ無理だ、と思っちゃったのでね…

2014-10-17 14:20:52
リエ @rieslife1122

言葉だけの励ましなら全然いいんだけど、そこに理想や希望を多分に含んでいることに気付いてしまっていて…“早く”元気になって、“元の”リエにもどって欲しい、“いつ”会えるようになるんだ、という期限付きの励ましが多かった。

2014-10-17 14:24:28

説明したからと言って伝わるとは限らない

定期的に会えない理由として
「自律神経からくるうつ状態」と説明した私ですが、

友人たちからは、ツイートに記載した内容の他に
以下のような言葉が返ってきました。

「期限付き」というプレッシャー

  • 大変かもしれないけど、頑張って
  • きついようなら私の家の近所で待ち合わせしよう
  • (年賀状に)今年は会えるといいね

他には、相変わらず
不定期に自宅に来る友人がいたり
(以前まとめたこちらもご参照ください)
近況報告の手紙がきたりします。

…そんなに意地になって会おうとしなくてもいいのでは、
それに何の意味があるのか…。

「元気がない」のと「うつ」は違う

話せば、愚痴を言えば
病が緩和すると思い込んでいる人のなんと多いこと…(嘆

そういう人もいるとは思いますが、
まず…うつになると
頭の中で話を組み立てることも難しくなり、
うまく話せない自分にまた落ち込んだりします。

その時に言いたいこと、したいこと、が
うまく出てこない、動けない、というのも
うつの症状のひとつです。

リエ @rieslife1122

そりゃこっちは明日にでも元気になりたいんだけど、無理なんだよ…私には近しい友人がそこにしかいなくて、ひとりになるのも不安だったのでずっと躊躇してたんだけど…まぁもう披露宴で友人の数がどうこうという年齢ではないしw、私を認識してやりとりしてくれる人がいるから満足なのだよね。

2014-10-17 14:31:02

優しさはアウトプット以外にも方法はある

多くの方が、自分と交流する人に何かあると
自分に「できること」、を探すと思います。

それはもちろん、間違いではありません。

ただ、
それは状況によるのではないかな、と私は思っています。

それ以外の方法を考えてみる

自分がなってみて分かったのですが、
特に「うつ」に関しては
何かしてあげなきゃ」という
アウトプットの優しさよりも
「本人が何かしようとするまで“待つ”」、
という優しさも方法としてある、ということに気付きました。

何かしてくれようとする人に対しては、
ありがたいとは思うけれど
それに応えられない自分、これがプレッシャーになり
うつに拍車をかけます。

それは、症状の悪化を意味します。

残念なことではあるけれど…

このようなことを書き記しても、
正直に言ってしまうと…理解できない人には、一生理解してもらえない。
無駄なこと、かもしれない。

でも…これを何かの形で見つけてくれて
読んでくださった方に、
こういうケース、状況もあるということを知っていただけたら
嬉しいです。

私は友情を考え直し、手を放すことを決めましたが
本音を言えば…そうしないことが理想だとは思っています。
そうできるのなら、そうしたかった。

…でも、それは難しかった。

少しでも
うつで苦しむ人、

アウトプット(押し付ける)ことだけが
優しさだと信じ、
無意識の悪化要因をまき散らす人が減り、

お互いに共存できる世界を、
心から、願っています。

内容が内容だけに
見苦しい文面ではありますが、
お読みいただき、ありがとうございました。