Ramachandran『脳のなかの天使』からの引用など

襖屋石蔵 Ishizo FUSUMAYA @shz_fsmy

“False views, if supported by some evidence, do little harm.” <Charles Darwin ‘Descent of Man’> #quote

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「様々な神経学的病状が示すところによれば, 自己は自己自身が信じているような一枚岩的な存在ではない. …自己は多数の構成要素から成っており, 単一の自己という見解は幻想かもしれないと, 神経科学は私たちに告げている」<V. S. Ramachandran> #quote

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「“反抗的行為障害” という, 忘れてはいけない作り事もある. この診断は時々, 確たる立場の年上の人物, 例えば精神科医の権威に対して平気で疑義を差し挟む, 頭の切れる生意気な若者に対して下される」<V. S. Ramachandran> #quote

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「もう一つの偽物の病気は, これも公式に認められているものだが, “慢性学業不振症候群” と言う — かつては劣等生と呼ばれていたものである」<V. S. Ramachandran> #quote

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「私は, (四肢切断願望の) 患者に縮小レンズを通して問題の肢を見せるだけで, 不快感が遥かに小さくなるという所見も得ているが, それはミスマッチが軽減されるためと推定される」<V. S. Ramachandran> #quote

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「ことさらに異を立てる “天の邪鬼” が右脳に存在して, 自分自身を第三者的, 客観的に見る (他者中心の) 観点を “あなた” が採用することを可能にしていると仮定するのは理に適っていると思われる. …」 #quote

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「…この右脳のシステムはしばしば, 自己中心的な左脳が, そうするべきではないのに無視もしくは抑圧をしている, 大きな食い違いを検出する. するとあなたはそちらに注意を喚起され, 左脳は衝撃を受けて物語を修正する」<V. S. Ramachandran> #quote

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「私は長年の間, このような (病態失認の) 患者に数多く接し, 彼らが口にする言葉の多くが, 日々の生活の中で私たちが食い違いを切り抜けるために行っている日常的な否認や合理化に驚くほど似ていることに強い衝撃を受けてきた」<V. S. Ramachandran> #quote

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“The lady doth protest too much, methinks.” <William Shakespeare ‘Hamlet’ Gertrude> #quote

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「病態失認は, 奇妙なシンドロームの一つに過ぎないどころか, 人間の心を見通す新たな洞察を私たちに齎してくれる. 私はこの障害のある患者と向き合う度に, 人間の本性を, 拡大鏡を通して見ているような気がする」<V. S. Ramachandran> #quote

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“There seems to me too much misery in the world.” <Charles Darwin's letter to Asa Gray, May 22, 1860> #quote