出撃後プレイまとめ８

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「……中でお話しましょうか。張さん、ありがとう」 手を振ると客引きの男は振り返してまた店の外へと向かっていった。 「しょうか――コユキ殿」 「呼びやすい方でいいですよ。少し嬉しいですから」 「翔鶴殿はどうしてこのような場所に？」 部屋に入りながらあきつ丸は尋ねる。 #出撃後プレイ

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「私は、退役した身ですから」 色鮮やかな電灯と装飾がなされた部屋の畳に正座してから、翔鶴は口を開いた。 「ダブりですか？」 ダブりとは適正のある艦娘が名前だけ鎮守府に登録されるが既に同名の艦娘を使用されており改装や資材用に艤装を譲って退役する事である。 #出撃後プレイ

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「そうですね。私の場合は改造されてから艦載機を回収されての退役でした」 「そりゃなんとも」 「見た目がこれですから職に就くのも難しくて」 「保証金が出るのでは？　一時的とはいえ艦娘になっていた女性ならいただけるはずですが」 その問いに翔鶴は少し顔を伏せた。 #出撃後プレイ

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「改造された身だとボディの調整にもお金がかかりますから」 「なるほど」 艦娘は素体となる人間＋機械＋艦の記憶とその他諸々から成り立っている。 改造されれば機械とその他の部分が増えていくのでその分調整なども必要になっている。 #出撃後プレイ

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鎮守府にいた頃は税金による修理や調整を行う事ができたが、退役した今となっては国から支給される金だけで民間でやりくりしなければならない。 身体の一部を機械化するのは最近では珍しくないので民家の事業でも調整は可能であるが、莫大な金がかかった。 #出撃後プレイ

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すでに艦娘になった後に職に就くというのはとても難しい。 まず同じタイプの艦娘が複数いるために識別がとても困難なのだ。髪型を変えたり整形をしたりという手もあるが、やはり限界がある。 指紋や静脈で判断するという手もあるが、電子化が発展した昨今では偽装も容易であった。 #出撃後プレイ

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「まぁ、今の仕事でも満足していますから」 「体を売ることに？」 「改造されているので人に乱暴されても痛くありませんし、やり返せますから」 なるほど、とあきつ丸は納得してしまった。 聞けば退役した元艦娘の再就職先は警備員やボディガードが多いのだと聞く。 #出撃後プレイ

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砲弾の雨あられの中をくぐり抜けられれ時に荒れる海に耐えられる身体の持ち主は大体その力を活かすのが当然だ。 だがこの翔鶴のように丈夫な体を活かしこのような店で働くこともありえる。なにせ艦娘は美人に作られている、客からの需要も高いだろう。 #出撃後プレイ

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「翔鶴殿はお強いのでありますね」 「いえいえ……さて」 話が一息ついた所で翔鶴は服の帯に手をかけた。するすると着物ははだけて透き通った肌が露出する。 同性とはいえあきつ丸は少し焦った。 「な、なにを」 「今晩はここにお泊まりになるのでしょう？　なら、楽しまないと」 #出撃後プレイ

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「いや、一晩寝かせていただければそれで……そもそも自分にそのケは」 「あら、女性は初めて？」 当然だ。そもそも男性との経験すら無い。 あきつ丸は首を振るが這い寄りながら翔鶴は妖艶に微笑む。その仕草はとても手馴れている。 「大丈夫、優しくしますから」 「いやいや」 #出撃後プレイ

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「コート、お預かりしますね」 あきつ丸のとんびコートへと指を這わせて翔鶴は紐を解いてゆく。体がやけに近いのはそうやって男を楽しませてきたのだろう。 「あの、翔鶴殿」 「お帽子も」 帽子とコートを取られてから翔鶴は少し驚いた顔をした。 「銃を持ってらっしゃるの？」 #出撃後プレイ

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ホルダーの視線に気がついてあきつ丸は慌ててそれを外した。 「ああ、道中の護身用として軍刀と一緒に持てと将校殿に。弾は入れて下りませんが」 「艦娘なのに珍しいですね」 「自分でも少しそう思います」 あきつ丸はランドセルを置いて中から走馬灯を取り出す。 #出撃後プレイ

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「準鷹さん達みたいに陰陽式なんですか？」 「影を使うであります。翔鶴殿は艦載機型の矢でありましたね」 「はい、懐かしいなぁ」 翔鶴は目を細めて走馬灯を眺めていた。思わずその姿にどきりとしてしまう。 視線に気がついたのか、翔鶴は再びこちらへ顔を動かす。 #出撃後プレイ

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「ああ、すみません。続けましょうか」 「い、いえ。というより服を着てください」 「着たままよろしかったですか？」 「そういう意味ではなく」 「ではあきつ丸さんも……脱ぎ脱ぎしましょうか」 「ちょっと、待ってください」 「はーい」 「うわーーーーー！」 #出撃後プレイ

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朝。 「……うあー」 頭の中をシェイクされたような気分の中、あきつ丸は裸のまま目を覚ました。腰も痛むし肌が股も胸もヒリヒリする。 「おめざめですか？」 翔鶴は既に着替えており湯気の立つ朝食の入った盆を枕元に置いていた。 「おはようであります……」 #出撃後プレイ

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「すみません、見える所に痕付いてません？」 「おそらく」 記憶の限りでは翔鶴の唇が背中に何度も触れていたのは覚えている。その後はもうあらゆる箇所に食らっていた。 「ならよかった。これ、朝餉です」 盆には白米のご飯と味噌汁がそれぞれ食欲をそそる匂いを放っていた。 #出撃後プレイ

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「簡単なものですけれど」 「いえいえ、ありがたくいただきます……とその前に着替えないと」 布団から出ると外の冷たい空気が肌を撫で思わず身震いする。せっかくの朝食を冷まさぬように慌てて詰襟に着替えたあと盆の前に正座し両手を合わせる。 「いただきます」 「めしあがれ」 #出撃後プレイ

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晩飯を抜いた状態で来ていた為に味噌汁が喉を伝って胃袋へ落ちていくのがよくわかった。 「うむ、うまい」 「お口にあって良かったです」 「翔鶴殿は料理がお上手なのですね」 「そう言っていただけると、嬉しいですね」 #出撃後プレイ

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食事を終えた後は布団の片付けを手伝った。様々な痕跡が残っていたが見ないふりすることにした。 「これからどうするんです？」 「もう一度閉鎖している部分を見てくるであります。もしかしたら権限で抜けられるかも」 「……お気をつけて」 翔鶴は何か言いたげであった。 #出撃後プレイ

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「何か？」 尋ねると、翔鶴はおずおずと口を開いた。 「その、いえ……やはりいいです。ただ、出口付近には連中も集まっていると思うので、お気をつけて」 「了解であります。お世話になりました」 あきつ丸は頭を下げて店を出る。夜に来た時と比べて驚くほどに静かだった。 #出撃後プレイ

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閑話休題 筑摩「おかげさまで改ニになれました」 提督「おめでとう」 筑摩「どうして目を逸らすんです？　艤装とかほら、こんなに変わったんですよ？」 提督「さすが」 筑摩「見てませんよね？」 叢雲「こいつ股間立たせてるわよ」 提督「言わないで！」 筑摩「まぁ♥」 #出撃後プレイ

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閑話休題 筑摩「でも、そこまで露出は無いと思いますが」 提督「いやいや、スリットがね」 筑摩「ああ。そうですね、太ももまで見えちゃいますね」 提督「僕には刺激が強すぎます」 筑摩「いけませんよ、えっちなのは」 叢雲「こいつまた硬くしてるわよ」 提督「言わないで！」 #出撃後プレイ

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閑話休題 筑摩「太ももは見えてますけど、一応下はインナーですから、ほら」 提督「」 筑摩「……あら、どうされました？」 叢雲「筑摩は少し姉以外の事も気にした方がいいわよ」 筑摩「？」 叢雲「こいつ今射精したわ」 提督「してないよ」 #出撃後プレイ

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叢雲「いつまで閑話休題やってんの」 提督「叢雲ちゃんが99になるまで」 叢雲「経験値後なんぼよ」 提督「12万くらい……」 叢雲「……」 提督「痛い痛い！なんか久しぶりだけどぶたないで！」 #出撃後プレイ

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閑話休題 あきつ丸「翔鶴殿もいきなりはひどいであります」 翔鶴「その割には可愛らしかったですよ？」 あきつ「……恥ずかしいので思い出させないでいただきたい」 翔鶴「ほら、指でなでてあげた時とか爪の先でくりっとした時なんか……」 あきつ「あ゛ーーーー！！！」 #出撃後プレイ