慶應義塾南三陸プロジェクト 被災地支援シンポジウム「まさしく今、被災地に『立つ』こと」

2014年10月19日の連合三田会のイベントとして行われた慶應義塾南三陸プロジェクトのシンポジウムの内容をまとめたものです。
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Yuki Sakurai @yukithehope

佐藤「粟津さんと意見が異なるのだが、学生だからこそもっとアクティブにやるべき。街の復興はハード面だけでなく未来の人材を気長に育てるということが望ましい。自分の将来を考えている子どもたちが多く、それをこれからどうやって形にすればよいのかわからない学生・子どもが多い」 #慶應南三陸

2014-10-19 14:08:10
Yuki Sakurai @yukithehope

松尾「南三陸出身もあって被災者と学生の両方の気持ちがわかる立場として学生はどんな関わりをすればよいのか?」 #慶應南三陸

2014-10-19 14:06:43
Yuki Sakurai @yukithehope

粟津「複雑な人間関係もあるので、目の前にあるものをいろいろな話を聞いてみたり、思いだけで動いているだけでなく色々なことを考える学生が必要。」 #慶應南三陸

2014-10-19 14:06:05
Yuki Sakurai @yukithehope

粟津「最初の時は支援という言葉をつけていたが、『支援』という言葉が上から目線で何もできていないのに使うのはおこがましいと思って消えた。学生としても地元の方と何かをしたい意見はあるが、微々たることであっても関心を持つことが望ましい。」 #慶應南三陸

2014-10-19 14:05:08
Yuki Sakurai @yukithehope

粟津「めかぶの話があったが、東京や愛知に住むことで漁業に携わることがなかった。南三陸の民宿に住むことで初めて知った学生はすごく多い。東京で体験できないことを田舎として地元の方に教えてもらいながらやるだけで『また行きたい』と思ってもらえる。」 #慶應南三陸

2014-10-19 14:03:48
Yuki Sakurai @yukithehope

松尾「食べたいなあと思った人はどのように手続きをすればよいのか?」 山内「Webサイトで東北食べる通信と検索してほしい」 #慶應南三陸

2014-10-19 14:02:27
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「1300人の加入者が行われ、四国食べる通信や東松島食べる通信、北海道食べる通信、沖縄食べる通信など様々な動きが見られる。震災後、海や土地が汚染されたことを目の当たりにしてきたが、自分の体に入れるものに関心を持ってもらいたい。」 #慶應南三陸

2014-10-19 14:01:48
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「めったに出荷することはないため生産者は戸惑うのだが、本当の姿を伝えることができる仕組みを作っている。CSA(Community Supporter Agriculture)という地域で生産者を支えることをスローガンにやっている。」 #慶應南三陸

2014-10-19 14:00:34
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「どんな思いで作っているのかを書いている。今年3月号の南三陸ではわかめを紹介し、全長2mのわかめを付録でつけた。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:59:37
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「東北食べる通信を刊行して、代表理事は別で私は理事をしている。SFCの修士課程がインターンに入っている。これは、東北地方の若手の一次産業者を発掘している。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:58:43
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「名実ともに三陸沿岸の漁業が主要産業となるのは歴史が浅い。仕事を再構築・再発見して、ニーズを見つける必要がある。農漁村で行政頼みにすることで自治力が弱まっていることが懸念される。本当は任せてもらえれば色々とできるがそれが削がれている気がする。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:57:41
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「慶應がやっているプロジェクトは尊く、大事な所を押さえている。三陸沿岸は漁業だけでなく森などの地域資源を探すと見つかるかもしれない。歴史社会学で見ていくと三陸沿岸部で漁業が基幹産業となってくるのは60年代から。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:56:09
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「東京のNPO/NGOは仮設住宅で色々なことをやってくれるが、人間関係がうまくいかなくて傷ついて帰ってくる支援者が多い。被災地内でも被災の濃淡の違いで分断が起きている。南三陸ではこれが大きな課題となってハートマークをつけたポスターを作っている。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:54:46
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「一生関わろうと思っていて気長に付き合っていかないとならないと考えている。直接的という支援よりは地域支援が重要になってくる所に、それを知っている人が先回りして手を入れることはありがたい。こうした支援があることに気づいた。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:53:29
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「なんとなく人がたくさん入っていて宿泊施設が満員になっているが、これが引いていくと厳しくなる。奥尻島や洞爺湖町など前例があるが、洞爺湖町は財政健全化団体に転落した。被災地でも復興には30年はかかると考えられる。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:52:44
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「全体の約2割は復興公営住宅への入居が決めかねている。仕事がないため仮設でなんとかやりすごしたいと考えているため。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:51:28
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「調査の結果、復興公営住宅は希望者分全員が作れるはずだが、お年寄りが住むことで長期的な在住は期待できない。ほとんどが生活保障を受けている人たちが入っている。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:50:48
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「南三陸の財政調査を知り合いの行財政の専門家と一緒にヒアリングしたが厳しく、1万7000人の町で12億円の自主財政だったが、これが4億円になってしまった。去年は5億円に回復したが、今以上に経済状況がよくなることは30年以内には考えにくい。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:49:47
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「3.11は大学の立ち位置や研究者の立ち位置が問われた災害である。何度も同じことを聞かれて疲れてくる。大学が熱意を持って入ってくれることは善意であるが負荷をかけていることにつながる。仕事を興さないといけない状況にある。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:48:36
Yuki Sakurai @yukithehope

山内「支援することが難しくなり、フェーズが変わっている。学生と一緒にやっていると仮設住宅に行って泊めてもらいたい声がある。4畳半で5人に暮らしてどんなことができるのかと考えることを言った。現場でも同じようなことを言う人がいる。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:47:36
Yuki Sakurai @yukithehope

工藤「グループでやっている人には補助金がもらえるが、土地と建物の固定資産が払えないという問題が発生。誰のための商売であるのか、啓蒙活動をしていかないと大きな問題となる。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:46:25
Yuki Sakurai @yukithehope

工藤「宮古の加工業は震災後に放射能の問題などで輸出できなくなった。3大都市圏に売りたくてもお父さん・おじいさんみたいなことをやっていればクラウンに乗れると思って同じことしかやりたがらない。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:45:22
Yuki Sakurai @yukithehope

工藤「今できる支援はあまりない。支援が必要なフェーズはあったが、3年後になると誰かがやってくれるだろうというものになると何もできない。被災地はお年寄りしかいない。そのために数兆円レベルの財政出動させるかが問題。生業がないため。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:43:47
Yuki Sakurai @yukithehope

工藤「支援物資が来た時には親たちは自分たちではなく子どもたちにあげていた。自衛隊が来た時、部屋の話をしていたら無線で声をかけて一生懸命位牌を探してくれた。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:42:32
Yuki Sakurai @yukithehope

工藤「みんなが知らないこと。高台に逃げてロウソクなど照らし、寒かったので暖をとっていた。実は子どもたちが最初に働いていた。大人たちは津波を被って寒かったので無理やり脱がして温めていた。すぐトイレの問題が起きた時に子どもたちが金属のバケツで水を流した。」 #慶應南三陸

2014-10-19 13:41:41