藤津亮太さんの講座「アニメ映画を読む『ノートルダムの鐘』&『アナと雪の女王』」(2014.10.26/SBS学苑パルシェ校)
SBS学苑のあと、懇親会中に「美少女の美術史」@県立美術館の話がでて未見だった4人で足を伸ばすことに。僕もいくならこのタイミングしかなかったのだが、静岡駅からは微妙に遠く躊躇していた。でも、結論から言うと行ってよかった。細かな感想はまた帰宅後にでも。 #fb
2014-10-26 16:35:42『アナと雪の女王』は愛する妹を傷つけてしまったことから情緒不安定になった姉が妹の献身的な愛で立ち直るまでを描いた姉妹百合映画であるとの思いを強くした。さすがエレナや! 王子様なんて最初からいらんかったんや!
2014-10-26 19:44:06という訳でSBS学苑の藤津亮太さんの講座「アニメ映画を読む」#19(テーマはディズニー映画の歴史と「ノートルダムの鐘」「アナと雪の女王」)を受講してきた。ディズニー映画は作品タイトルや内容をなんとなく知ってる割に実際に見た作品は少ないので、その間隙を埋める話が聞けて楽しかった。
2014-10-26 20:11:56予習として「白雪姫」と「ノートルダムの鐘」と「アナと雪の女王」を見たんだが、「ノートルダムの鐘」がえらい面白くて気に入ったので、個人的に馴染みのないテーマでも取り組んでみるといろんな発見はあるなと感じ入った次第。フロローの歌の処がすごい好き。聴いてると勝手に体が動き出すくらい。
2014-10-26 20:16:54思えば奴もカジモドとの食事を楽しみしてしまうくらい孤独な人間ではあるのだった。孤高な(身勝手な)正義の体現者であることを自負する彼にしてみればそれは当然のことでありながら実は心中は満たされておらず、あの詩の通りに思い余って過激な行動に出る辺りの人間臭さが好きである。
2014-10-26 20:27:22映画冒頭の雲の上に突き出た寺院の尖塔が作品世界での有り様と齟齬をきたしているんだが、なぜあの描写が入るのかよく判らなかった。作品の中で空間的な上下の動きに多層的なイメージが付与されており、あの描写は天上(天国)と更にその下の世界(地獄)を喚起させる、というのはすごく納得した。
2014-10-26 20:44:41全然関係ないけどカジモドの身体能力に「未来少年コナン」のコナンを、塔の上でのカジモドとフロローの戦いで「カリオストロの城」のルパンと伯爵を思い出したんだが、そういう人て他にもたくさんいるんじゃないだろうか。
2014-10-26 20:47:39で、次回の「アニメ映画を読む」は1月25日、テーマは『ルパン三世』(「ルパンVSクローン人間」を中心にシリーズ全体を考える)だそうです。帰りに申し込みを済ませてきた。ルパンも見てない作品が多いので、機会を作って興味がありそうな辺りを見てみたい。
2014-10-26 20:53:01吹き替え版だと最初のジプシーのお母さんが助けを求めるところは「お願い、助けてください」としかいってないな。たぶん、これは物語の進行とともに聖域であることが明らかになるであろうことから省略したんだと思う
2014-10-26 21:37:18