【腐ペダ】悪夢小説【金福・新福・荒福】
いつも推理小説を買ってく赤髪のイケメンくん。かっこいいなって思ってこの前勇気を出して挨拶したらちゃんと返事してくれた。笑顔がかっこよくて顔が真っ赤になっちゃった…恥ずかしい///次に彼が来た時、珍しく恋愛小説を買っていた。→
2014-10-31 00:19:09→「今日は恋愛小説なんですね」って聞いたら「そういう気分で」と言われる。恋愛小説読みたい気分か…とドキドキしてたら、「強引な男ってどう思う?」と突然真剣な眼差しで聞かれて、(えっ…///これってもしかして///)少し期待しながら「す、素敵だと思います///」これは脈ありだ!!→
2014-10-31 00:19:44→次来た時にケー番渡しちゃおっかな///って思ってたのにその日から彼はぴたっと本屋に来なくなる。あれ…?おかしいな?首を傾げる。一ヶ月後ようやく彼が店に来た。金髪の男と一緒だった。これじゃあ話しかけずらいじゃん…。でもレシートと一緒にケー番は渡せるよね!早くレジ来ないかな…→
2014-10-31 00:20:21→レジに来た彼は旅行雑誌を置いた。「久しぶりですね!」「ああ、どうも。そうだ。聞いてくれるかい?」彼が嬉しそうな顔でこちらを見る。「おめさんのおかげで勇気が出た。ありがとな」「えっ?」彼は金髪男と手を繋いでいた。私はケー番を書いたメッセージカードをぐしゃりと握り潰した。
2014-10-31 00:21:48自分の全てを捧げてると信じてた彼氏にこっ酷くフラれてショックで夜通し泣いてた。目を腫らせたまま大学の講義に出たけど、こんなに悲しくて仕方ないのに誰も声かけてくれない。もう嫌だ!ってまた泣きそうになってたら「どうした?具合が悪そうだが」と声かけてくれる人がいた。福富寿一くんだ。→
2014-10-31 00:26:26→私の気持ち分かってくれる人がいたんだ…。嬉しくなって結局泣いちゃった。福富くんはそんな私を見てオロオロしている。福富くん怖い人だと思ってたけど意外と可愛い人なんだ。よく見たらかっこいいし。元彼よりいい男かも。「ね、福富くん。私と付き合わない?」→
2014-10-31 00:27:03→そしたら福富くん、「すまないが…」って言ってくるから、ああそうだよね。こんないい男を女が放っておくわけないや。もっと早くに福富くんの魅力に気が付いていればよk「彼氏がいる」え。「彼氏がいる」( ゚д゚ )?状態のまま「俺には勿体無いほどいい男なんだ」と突然惚気話を始められる。→
2014-10-31 00:27:25→「坊主頭なんだが、触り心地がよくてな」はあ。「それに、目もいい。意志の強さがにじみ出ている」そうなんだ…。「お前も辛いことがあったんだろう。だが、共に進む者がいれば強くなれる。大丈夫だ。気を強く持て。…あ、すまない、電話だ。む?金城!!金城か?!今から?大丈夫だ、すぐ行く」→
2014-10-31 00:28:04→暫く放心状態のまま動けなかった。福富くん、きっと彼氏さんからの電話だったんだろうな。ふーん…キンジョウくんって名前なんだぁ…。福富くんの言葉ってつまり、彼氏作れってことなのかな…。もう涙を流す気にもなれないや…。帰ろ。
2014-10-31 00:28:24ゴリラが好きすぎてゴリラと付き合いたいと思ってるそろそろ結婚しないとまずい29歳女性、動物園勤務の飼育員が主人公です。
2014-10-31 00:30:06親から早く結婚しろってお見合い勧められてるけどゴリラの魅力に取り憑かれて以来、ゴリラ以外と結婚する気が起きない…どうしよう。そんな深刻な悩みを抱えていたある日のこと、理想が形になったゴリラみたいな男性がゴリラコーナーを見ていた!金髪だけど、…そうだ、あの姿はまさに!→
2014-10-31 00:30:42→「ツヨシ(♂)!!」思わず声に出してしまった。数日前天国へ旅立ったゴリラのツヨシ(♂)に金髪の男は瓜二つだったのだ。もしかして…!はやる気持ちを抑えながら飼育舎に戻る。冷蔵庫の中に…あ!あった!急いでゴリラコーナーに戻るとツヨシ(人)はまだゴリラを見ていた。「あの…これ!」→
2014-10-31 00:31:22→ツヨシ(♂)の大好物…死ぬ前に食べさせてあげたかったのに、食べられなかった…「これは…リンゴだ!」そう、リンゴ。ツヨシ(人)は目をキラキラさせて私の手に乗ったリンゴを見ていた。その顔、本当にツヨシ(♂)にそっくり…。「俺に…くれるのか?」「ええ。あなたに食べてもらいたいの…」→
2014-10-31 00:31:45→ツヨシ(人)は嬉しそうにリンゴを持って帰ってくれた。きっと、彼は神が私に遣わした運命のゴリラ(人)なんだわ…。今度来園してくれた時に告白しよう…。→
2014-10-31 00:31:57→チャンスは思ってたよりすぐに訪れた。でも、ツヨシ(人)は1人、いや、1匹じゃなかった。そう、ツヨシ(♂)と一番仲の良かったマモル(♂)に似たイケメンと一緒だった。ウホッイイゴリラが2匹…。でも、ツヨシ(人)とマモル(人)の様子ちょっとおかしいわね…やたら距離が近いわ…→
2014-10-31 00:32:14→訝しんでたらツヨシ(人)が私に気付いたみたいだった。「金城!あの飼育員さんからリンゴを貰ったんだ!」もう、人を指差す癖も変わってないのねツヨシ(♂)…。そしたらマモル(人)が「うちの福富がお世話になりました」と頭下げてきた。そうだった、マモル(♂)はいつも礼儀正しかったわね。→
2014-10-31 00:32:31→「うちのって何だ」「うちのはうちのだ」あらやだ、ツヨシ(人)とマモル(人)がイチャイチャし始めたわ。わかった!あなたたち番になったのね…ゴリラから人間に転生しても仲が良いんだから。私はそっとゴリラ共の濃厚なラブシーンから距離をとり母に電話をした。「あ、母さん?私人間と結婚する」
2014-10-31 00:32:52悪夢小説ってこんな感じかなーって書いたけどたぶん違う。おのれ福富寿一!!! 綺麗な字だな。その端的な言葉が、私が初めて聞いた福富君の声だった。夏を目指した太陽が熱量を増す水曜の、昼休みのことだった。私は臨時で作ら… twishort.com/KfLgc
2014-10-31 21:09:42貴女が片思いしている彼は今頃同性の恋人とデートしています。普段は鉄仮面と呼ばれている彼が、分かりやすく顔を赤くしてデートしています。貴女が一生懸命受験勉強をしている頃、貴女が片思いしている彼は同性の恋人とキスをしています。
2014-10-31 21:21:02貴女が「受験が終わって、大学に合格したら告白しよう!」と思っていても、その頃彼は同性の恋人とセックスをしています。貴女が恋文をしたためている間、貴女が恋人になりたい思っている彼は、同性の恋人のいちもつでヒィヒィ言っています。全てを諦めましょう。
2014-10-31 21:22:28自分には高校からの付き合いの彼氏がいるにも関わらず、進学で遠距離になった寂しさもあり、大学で出会って少しだけ仲良くなった福富くんに秘かによくない気持ちを抱いていたら、ある日突然「変なことを聞くが…彼氏はいるのか?」と聞かれて咄嗟に「一応…いるけど…」って言ってしまって→
2014-11-05 13:38:19