流行(1)今年の流行語大賞の受賞リストに違和感。世相を反映した、というが、時代の中心に突っ込む批評性が足りないと思う。そこで、独自に選定しました。大賞以外は、順不同です。
2010-12-02 06:56:54流行語(3)〜なう。私自身は一度も使ったことがないが、今年の最大のヒットの一つとも言えるツイッター上の独自の言い回しを象徴する言葉。
2010-12-02 06:58:49流行語(4)ダダ漏れ。今までのメディアが、記者会見等のニュースを恣意的に編集して流してきたことに対して、人々の違和感が高まった。その中で、「ダダ漏れ」はgood jobであり、ニュースの文法を変える可能性あり。
2010-12-02 07:00:06流行語(5)リア充。インターネットなど、ヴァーチャルな欲望の充足の可能性が広がる中、リアルな生活の充足が、一種のノスタルジーをもって語られる。もはや、それはオプションでしかない。
2010-12-02 07:02:02流行語(5)ニコ生。ニコニコ動画の勢いが止まらない。従来のメディアができなかったことを次々にやっている。地上波テレビに対するライバルへと成長するであろう。
2010-12-02 07:03:03流行語(7)2位じゃダメなんですか。「仕分け」の機会に出たこの言葉は、科学技術予算の意義を考える上でのさまざまなポイントが詰まっている。賛成反対は別として、既成観念を壊していく時代の雰囲気を代表。
2010-12-02 07:04:41流行語(8)無縁社会。人々を結んでいた既存の組織、仕組みが融解しつつある。コミュニティ構築はいつの世も最大のテーマであり、私たちは今新たな挑戦を始める必要がある。
2010-12-02 07:06:04流行語(9)脱藩。坂本龍馬の生き方が、多くの人にインスピレーションを与えた年だった。組織や肩書きに頼らず、「脱藩」することの意義を、多くの人が考えた。すでに「その何か」は始まっている。
2010-12-02 07:07:27流行語(10)レアアース。多くの人にとって、今まで耳にしたことが少なかった言葉が、資源や地球環境の問題、国際政治のひんやりとしたリアリティを象徴する役割を果たした。
2010-12-02 07:08:47流行語(11)サンデル化。今年の最大の「ヒット」商品の一つが、マイケル・サンデルの「ハーバード白熱教室」である。多くの大学関係者が「黒船到来」と衝撃を受け、その授業がサンデル化するケースが続出している。
2010-12-02 07:09:53