「CANDY GO!GO! 全国ツアー＆ツアーファイナル ワンマンライブ」2014年9月21日 感想

iwashiryo @iwashiryo1

関根ゆみさんの安定感が面白くて面白くて。表情や立ち居振る舞いなど全身で『御大』なの。もしくは『選手兼任監督』。こんなに腕組みがハマる人はいないと思うのだが実際には腕組みしている場面など全然なかったのだから不思議なもんだ。ベンチから腕組みしてメンバーに厳しい視線を送ってほしい。

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以前書いた twitter.com/iwashiryo1/sta… 円田はるかさんの声が特にいいと思えたのが「たまにはビールを飲ませてよ」という曲だった。メンバーの声に対応して曲を把握して覚えたのは初めてだ。他の曲のパートでもいろいろもうちょっと気をつけて聴くことにしよう。

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つい昨日はこんなことを書いていた twitter.com/iwashiryo1/sta… 私ですが、このたびめでたく円田はるかさんの名前を覚えました。歌声が目立つ人がいるなと前から感じていて自己紹介時に気をつけていたらこの人だった。短いパートでもカーンと前に飛び出すような歌唱です。

2014-09-12 08:05:55

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念のためにいうと先日Chu-Zの定期公演を体験していますが、50分かそこらのあれは「ワンマン」と言うのが躊躇われるので除外して考えているわけです。たぶん私の用語法はそれほど奇怪ではないはずです。

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今回の自分的収穫は磯野未来さんの歌声をちゃんと聴けて魅力的なものだと把握できたことだった。順序としては「今聞こえる歌声いいな」と思ったら磯野さんだったわけだが。いえもちろん皆さんしっかり歌える人だと思っていたのだが、磯野さんの歌声を認識したのは今日が初めてだった。よかった。

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DVDで見ても菜月アイルさんは強烈に絞っているなあ。何をどうやったらこんなに薄く真っ平らなお腹になるのか。薄くて細くて、そのうえでくびれが出来てるって凄いよ。なんだこれは。体型を見るだけで意志力が伝わるわ。でも華奢な印象ではなくて首・肩・上腕とかかっちりしていてかっこいい。

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三浦裕子さんはまだ研修生だった。歌っている場面は結構少なかったような。ステージではすぐ目に付くダイナミックな存在感があるので文字通り大器として今後に期待したい。4人編成で歌った時は「裕子」コールを存分に叫んだ。笑顔が素敵な人なのだが真面目な表情が多かった。まだ余裕が少ないのか。

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さてステージ上でのメンバーの挨拶中にフロアではお客が肩車などしている光景があり、なぎさりんさんだっけ？『話してる自分が主役だからそっちが目立つな、降ろして（大意）』という指導があった。笑いの場面のようになったが私などは「さすが」と思った。本当にこの観覧文化はよく分からない。

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※ステージに立ってパフォーマンスを見せる主役にいかに主役として気持ちよく輝いてもらうか、少なくともいかに邪魔しないか、という感覚を私は持ってしまうわけだが。所によって価値観なり文化、マナーは違うだろうから、単純に「自分にはわからん…」という感想。終盤のあの話の最中に喋るかねえ…。

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卒業が決まっている高橋ナツミさんは私が初めてCANDY GO!GO!目当てで行った対バンライブ会場で真っ先にチラシをくれた人で、おお美人と思いその後チェキ列にも並んだ人だった。チラシをくれた高橋さんがステージでくっきりした歌声を聞かせてくれたのは新鮮な驚きだった。卒業か…。

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ワンマンライブを通して観ることで佐伯かなさんが全編にわたってよく目立っていることが確認できた。初心者目に、これまで観たライブ・特典会会場内では佐伯さんへのファンの雰囲気が「ランク上位の人」と遇しているような印象を受けていて、実際それだけ年次が上の人だとこのたび実感できた。

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※CANDY GO!GO!をよく知らない私からすると、佐伯かなさんは親しみの湧く顔立ちもあって先輩組とは全く思わなかったのだ。いまだに重鎮的な印象は持たないが。これも人徳でしょうか。で、いつもどこかに顔を出す場面があるだけあって歌も聴き応えがあってよかったです。

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以上ここまでをまず中途経過として振り返るに、高城しおりさんのパフォーマンスをきちんと認識していないことが分かった。すまんすまん。いやー9人（7人の場面が多かったか）もいると新参者には大変です。ましてやずっと「三宅さん」だと思っていたし「高城さん」だと思ってたら磯野さんだったし。

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今回のワンマンライブの、特に最後の全員挨拶でようやく自分が注目してこなかったメンバーさんについても個々のお人柄とかグループ内での位置づけが掴めたので、今後は個別にパフォーマンスを注視したい。毎回何を／誰を把握するかテーマを持って臨むとしよう。まずは高城しおりさんだな…。

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グループの紆余曲折を追ってきたファンであればライブの曲構成に意味を読み取っていろいろ感じるものがあったのだろうな。一方私などは、（アンコール前の）「ラストの曲」に菜月アイルさんが目立つ曲（シンデレラコールだっけ）が来て嬉しい、くらいなのだが。あれは新世代推しということだったのか。

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最後にメンバー一人一人が挨拶したところでは急かすことなくじっくり語ってもらえた（現に「今日は時間たっぷりあるから大丈夫」と言っていた）。万感の思いは全員共通として、しっかりした構成の語りはもちろん、感極まり泣き笑いで言葉にならずまとまらないメンバーも、それだけ思いが伝わった。

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※あの場の円田はるかさんにしても磯野未来さんにしても『感情剥き出し』って強いなとあらためて思った。

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ワンマンライブでたくさん曲を観られたのはもちろん良かったが、やはり最後の挨拶だなー。あれを全員分聞いて初めてCANDY GO!GO!を立体的に把握できたように思う。逆に言うと、あの話を聞かないままライブパフォーマンスだけ何度観てもいつまでもこのグループを分からなかったと思う。

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皆さん率直、赤裸々だった。経歴上の苦心も多く語られたし（特に磯野未来さんね）。三浦裕子さんがそんなに大変なことになっていたとは（そういえばブログは無事更新されたのだろうか）。感激で言葉が出ない円田はるかさんの替わりに菜月アイルさんがどんどんまとめて話しちゃうのが微笑ましかった。

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菜月アイルさんの「いつまで続けるか分からない」からの一連の話に、この方から初めてチラシをもらって伺った話を思い出した。あれで『凄いなこの人』と思うようになったのだ（それ以前に初見のライブでのかっこよさから真っ先に覚えてはいた）。なるべく長くこのグループで続けてほしいと思うが。

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佐伯かなさんの話はこのうえなく重く響いた。【ファンにCDを複数枚購入してもらう／させてしまうのは本当に申し訳ないと思う】というやつ。普遍的というか、全く他人ごとではない。（別アイドルの話として）大量の複数購入CDがゴミのように扱われている場面を見た話とか。よくぞこの場でその話を。

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たくさん同じCDを買ってもらって笑わないといけないのに泣きそうになってと。現にその話をして泣いている佐伯さんであった。誠実ながら重い話となったところ「その同じCDをCANDY GO!GO!をまだ知らない人に配って」と無事綺麗に（そして正しく、前向きに）着陸したのはさすがだった。

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ここで思い出したのが少し前のなぎさりんさんの言葉だった。秋葉原TwinBoxで新曲初披露した時だっけ。締めの挨拶では「目標枚数まで現状は厳しい、ファンのみんなにすでに相当無理させていることは承知している、その上で発売日までもう少し力を貸してほしい」確かこういった話だった。

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「無理させてごめん」と言うのも正しいし、「無理を承知でまだ頼む」と言うのも正しい。いや正しい／間違いの次元ではないが。で、あのなぎさりんさんは戦時の人のようだったと思い出した。軍隊の指揮官というか大統領というか。あれを正面から言えるって凄いよ。センターとは矢面に立てる人、か。

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で、そのなぎさりんさんが話すのをたくさん聞けた今回のワンマンライブであった。このたびの会場恵比寿リキッドルームに足繁く通った高校時代の思い出話から「ここでやる＝売れてるアーティスト」「今回キャンディーがワンマンやる」「キャンディー売れてる？」と淀みない構成と語りがお見事。

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そのなぎさりんさんなので最後の全員挨拶でも圧巻だった。前日夜に話すことを考えて結局寝なかったと言っていただけに、長い。圧倒的分量だった。内容も熱く重く面白く、言いたいことを全部言い切ったのではないか。それをよくまあ覚えていること。感動しつつ「すげー、タモリだ」と思って聞いていた。