2014年度エアミス研ランキング、エロミスランキング、総合ランキング
- take1tooya
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//4:五味一男/田中克樹/水野光博/龍田力「蘇る死体」(「超推脳KEI」5巻)【漫画】5:矢樹純/加藤山羊「ハラキリグモ婚」(「あいの結婚相談所」1巻)【漫画】
2014-11-29 19:21:40【longfish801/杉本@むにゅ10号】1:ひよどり祥子「おかえりさんの島」(「死人の声をきくがよい」4巻)【漫画】(基本的にギャグ、じゃなくてホラー漫画なんですが、一冊に一話くらい捻りが効いた話があって、これはちょっと驚かされました。)
2014-11-29 19:23:35【iihata/飯畑寛次郎】1:埼玉大学推理小説研究会「ダブルレンズ」【演劇】(大学祭での舞台劇。動機と大胆なトリックが不可分な大傑作である。)//
2014-11-29 19:24:26//2:菅原敬太「澄川耕作・36歳」(「走馬灯株式会社」9~10巻)【漫画】(ドンデン返しにこだわりをみせるシリーズの最終作。連作としての全貌を示し、本格ではないものの、その破壊力はミステリ漫画史上最強レベル。)//
2014-11-29 19:24:41//3:山田鐘人/岡崎河亮「私は一体誰でしょう?」(「名無しは一体誰でしょう?」1巻)【漫画】(個人的に昨年度の新人賞。コンゲーム要素と本格要素を兼ね備え、3巻の現在でも非常に高いクオリティを保っている。ユーモラスな会話も魅力で、今後要注目。)//
2014-11-29 19:25:01//4:五味一男/田中克樹/水野光博/龍田力「蘇る死体」(「超推脳KEI」5巻)【漫画】(奇想あふれる不可能趣味満載作品。どの作品も粒選りだが、最終7巻の失速が悔やまれる。)5:矢樹純/加藤山羊「ハラキリグモ婚」(「あいの結婚相談所」1巻)【漫画】(良質な連作。)
2014-11-29 19:25:31以上を持ちまして、第一部【ミステリ総合ランキング】の発表を終えたいと思います。次は21時からの第二部【エアミス研ランキング】でお会いしましょう。ここまでお付き合い頂き有り難うございました。 #air_mys_ken
2014-11-29 19:25:56投票数は38票と、今年もたくさんの票が集まりました。この場を借りて投票して頂いた皆さんにはお礼を申し上げたいと思います。 #air_mys_ken
2014-11-29 21:04:4410位:河合莞爾「ダンデライオン」【15点】鏑木警部補率いる特捜班が活躍するシリーズの三作目。今回は密室状態の廃牧場のサイロで発見された空中で刺殺されたとしか思えない死体の謎に挑んでおりその島荘流奇想本格の要素を巧みに取り入れたプロットは三作目にしてベテランの風格が備わっている。
2014-11-29 21:06:159位:岡田秀文「黒龍荘の惨劇」/北山猛邦「ダンガンロンパ霧切2」【17点】前者は探偵・月輪シリーズの2作目で探偵小説らしい事件の中に隠された現代本格ならではの構図が強烈。後者はゲーム「ダンガンロンパ」のスピンオフ第二弾でクローズドサークルとコンゲームが同時に楽しめる異色作である。
2014-11-29 21:07:078位:歌野晶午「ずっとあなたが好きでした」【18点】本作は十三編から成る恋愛小説集だが、作者があの歌野だけあって所々にミステリ的技巧が発揮されている。だがそれ以上に素晴らしいのはミステリの仕掛けが物語に絶妙な深みを与えていることであり、読了後にタイトルが胸にしみてくる傑作である。
2014-11-29 21:08:057位:東川篤哉「純喫茶『一服堂』の四季」【26点】本作は一見、流行りの○ブリア系っぽい連作ミステリだが、扱っている事件は全て猟奇殺人、しかもバカミス度は高めときている。特に最終作は開いた口が塞がらないバカっぷりであり、賛否両論はあるが一度読んだら忘れられない会心作である。
2014-11-29 21:09:076位:早坂吝「○○○○○○○○殺人事件」【27点】第50回メフィスト賞受賞作。本作はタイトル当てを趣向としているが、それ以上にメフィスト賞らしい酷い一発ネタ(褒め言葉)が素晴らしい。本格ミステリとしても出来は良いのでバカミス愛好家は勿論のこと、本格好きにもお勧めしたい作品である。
2014-11-29 21:10:265位:米澤穂信「満願」【36点】第27回山本周五郎賞を受賞したノンシリーズ短編集。ある時は横山秀夫、またある時は連城三紀彦といった具合に本作を読んでいると様々なミステリ作家の作品を読んでいるかのような錯覚を覚える。そういう意味では本作はパスティーシュ短編集とも言えるかもしれない。
2014-11-29 21:11:374位:白井智之「人間の顔は食べづらい」【47点】第34回横溝賞の最終候補作にして今年度最大の怪作。 人間のクローンが食用化されるようになった近未来社会が舞台という時点でキワモノ認定されがちだが、その実体は極めてロジカルな異世界本格ミステリという一筋縄ではいかない作品である。
2014-11-29 21:13:05