141130 【大義なき解散総選挙15】岩上安身による三木由希子・情報公開クリアリングハウス理事長インタビュー 報告ツイート

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岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投します。RT@IWJ_ch1 1.これより、2014年11月30日、東京都内で行なわれた「岩上安身による三木由希子・情報公開クリアリングハウス理事長インタビュー」の模様を報告ツイートします。

2014-12-06 14:11:43
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投2RT@IWJ_ch1 2.岩上「最近、情報公開や政府による情報秘匿の問題、国民の知る権利などについて注意喚起をされる機会が増えている。特定秘密保護法によって、一般の人たちも情報の持つ意味に注意を向けるようになっています」

2014-12-06 14:12:07
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投3RT@IWJ_ch1 3.岩上「情報公開クリアリングハウスと三木さんの名前は、2013年に、故日隅一雄弁護士の名を冠した、第1回日隅一雄・情報流通促進賞の大賞を受賞されて広く知られるようになった。三木さんが情報公開に関わるようになったのは、いつ頃からですか」

2014-12-06 14:12:50
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投4RT@IWJ_ch1 4.三木氏「大学受験をした1992年です。当時、大学入試センター試験の得点は本人に非開示だった。国の個人情報保護法の仕組みも、医療と教育は開示請求の対象外。それはおかしいと感じていました」

2014-12-06 14:13:14
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投5RT@IWJ_ch1 5.三木氏「私の入学先は公立大学で、自治体の個人情報保護の仕組みを使えば、自分のセンター試験の結果などを開示請求することができたのです。請求は個人として行いましたが、いろいろな人が方法を教えてくれた。それがきっかけです」

2014-12-06 14:13:47
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投6RT@IWJ_ch1 6.岩上「情報開示請求というと、まるで訴訟を起こすような、大変なことのように考える人もいるでしょう。情報開示請求とは何か、どうやるのか、メリットやデメリットはあるのか。基本的なことを話してもらえますか」

2014-12-06 14:14:10
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投7RT@IWJ_ch1 7.三木氏「請求自体は簡単。用意されている書式に請求したい内容を書いて提出します。ただ、請求内容をどう特定するか。たとえば『原発情報』と言っても多様で膨大です。自分が知りたい内容を特定する工夫、そこに多少のノウハウは必要です」

2014-12-06 14:14:34
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投8RT@IWJ_ch1 8.三木氏「まず、ほしい情報を担当しているところを探します。原発なら、原子力規制委員会、環境省、内閣府、内閣官房、経産省、文科省、厚労省など。各省庁には情報公開請求の窓口があるので、あまり構えずに聞いてみるといいです」

2014-12-06 14:15:07
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投9RT@IWJ_ch1 9.三木氏「個々の問題であっても、何らかの構造や枠組みの中で起きている。枠組みの中で情報を探していくと原因や背景がわかり、解決の選択肢も増えてくる。情報公開請求は、ある意味で(問題解決のための)訓練のようなものです」

2014-12-06 14:15:32
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投10RT@IWJ_ch1 10.三木氏「特定秘密保護法も同様です。秘密を生み出すものは何かと考えて、政策的問題、制度的問題、文化や性質の問題など、ひとつずつ構造化して必要な情報を取っていかないと。ただ反対するだけでは対抗しきれません」

2014-12-06 14:15:55
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投11RT@IWJ_ch1 11.岩上「ご自分の入試情報の開示請求をして、それは手に入ったのですか」 三木氏「長い裁判になり、2003年頃に最高裁で上告が不受理になり敗訴しました。一方で2001年に情報公開法が施行され、社会的には勝ったと弁護士さんは言っていました」

2014-12-06 14:16:19
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投12RT@IWJ_ch1 12.岩上「そこから、情報公開のプロに?」三木氏「裁判を通して情報公開クリアリングハウスの前身の団体(情報公開法を求める市民運動)に関わったこと、1993年の細川内閣誕生で、情報公開法の制定が動き出したことも大きいですね」

2014-12-06 14:16:44
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投13RT@IWJ_ch1 13.三木氏「私が大学を卒業した1996年は、情報公開法案を出すことが閣議決定されて立法化作業に入り、情報公開法を求める市民運動も人手がほしい時期でした。私は自分の訴訟をやりながら、市民運動のスタッフになったのです」

2014-12-06 14:17:14
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投14RT@IWJ_ch1 14.三木氏「情報公開に熱心な議員に、市民運動側の要望を反映してもらう活動などをしました。国会のネット中継がない時代なので、終日、委員会室で傍聴したり。そうやって、仕組み作りや政治の動きを間近で見ることになりました」

2014-12-06 14:17:44
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投15RT@IWJ_ch1 15.三木氏「枠組み作りの一方で、個々の問題に取り組み、それをどのように政策に反映させて動かしていくかも大事です。これらが同時に行われないと、特定の人たちの努力だけでは、社会を変えるには十分ではないのです」

2014-12-06 14:18:08
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投16RT@IWJ_ch1 16.岩上「それは今、必要な言葉ですね。実は今回の選挙で、棄権を呼びかける新しい手口が出てきた。あるサイトで『自民党はダメだから白票を投じよう。これが本当の意思表示だ』と。投票率を下げる狡猾なプロパガンダです。騙されちゃいけない」

2014-12-06 14:18:49
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投17RT@IWJ_ch1 17.岩上「だから三木さんの言われた、ひとりの問題意識からスタートしていることでも、政治という回路を同時に動かさないと何も実現しない、という言葉には、とても実感がこもっている」

2014-12-06 14:20:00
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投18RT@IWJ_ch1 18.三木氏「政治の回路は、ベストを求めると機能しません。交渉決裂で終わる。選挙も同じで、ベストの政党や候補者を探そうとすると難しい。ベターを選び、それをより良いものにしていく努力が、私たちにも必要です」

2014-12-06 14:20:42
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投19RT@IWJ_ch1 19.三木氏「こうじゃなきゃダメと言ったら、そこで議論が止まり、前に進むエネルギーを失わせる。より良いものを選び、よりマシなものにしていくこと。白票はその努力を放棄している。正しい票の使い方ではないですね」

2014-12-06 14:21:22
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投20RT@IWJ_ch1 20.岩上「ここから、特定秘密保護法の話を」。三木氏「何か新しく秘密を作るように見えますが、すでに政府が持っている秘密についての仕組みや構造を再構築する、という意味だと思います。何をどう再構築するのか見ていなくてはいけない」

2014-12-06 14:21:45
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投21RT@IWJ_ch1 21.三木氏「政府の持つ秘密は、各省庁が秘密を指定する『省秘』。1950年代からある米軍の装備に関する『特別防衛秘密』。2001年の自衛隊法の改正でできた『防衛秘密』。2009年からの『特別管理秘密』は比較的特定秘密に近いものです」

2014-12-06 14:22:14
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投22RT@IWJ_ch1 22.三木氏「これらの中から特定秘密が指定されますが、元々すべてが非公開なので、私たちには全部が隠されているように見える。外から見た時、秘密と非公開の区別がつかず、内側で再構成するという話と議論が噛み合っていなかったのです」

2014-12-06 14:22:57
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投23RT@IWJ_ch1 23.岩上「『省秘』は他の省庁にも秘密なのか、それとも政府内では情報共有している?」 三木氏「秘と指定されたものは、知る必要のある者限定で、内部の人間でも必要がなければ出さないし、必要なら他省庁にも出す。その場合のルールもあります」

2014-12-06 14:23:33
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投24RT@IWJ_ch1 24.三木氏「秘密指定、秘密保護というのは、必要のない者に知らせないことで情報漏洩リスクを減らすことなので、高度な秘密になればなるほど、限られた人しか見ていない。そこで正しい政策判断がされているのか、という問題があるのです」

2014-12-06 14:23:57
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投25RT@IWJ_ch1 25.岩上「情報にミスがあったり、判断を誤った場合でも、外部から再検証できない」。三木氏「正しい判断のために秘密を持つ、という理屈なのですが、その情報が正しく伝わるかは別問題。秘密主義が強いと、誤った判断の原因になります」

2014-12-06 14:24:30
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