ドイツ二足歩行戦車兵とイギリス空挺羽根っ娘

CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

バルケンクロイツのついた外骨格スーツ着た陸戦隊とユニオンジャックのパッチつけた羽根っ娘空挺団が共闘するようなのが書きたいです先生！

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がしゃん、がしゃん、がしゃん 金属が地面に当たる音を響かせ、灰色の平原に歪な足あとを残しながら、これまた灰色の鉄塊が歩いていた。 「きーよし、こーのよるー、ほーしはーひーかりー」 鉄塊の中央に半ば埋め込まれる格好で座った男は音程の外れたクリスマスソングを歌う。

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「ねーむりーたもーう」 灰色の平原にはところどころ金属片に黒十字や蛇の目模様の描かれた兵器の残骸、白骨化した死体が埋もれていいた。しかし男はそれらには一切目もくれず、コンパスと地図を時折見ながら東を目指す。 「いーとやーす……うん？」 ライトの照らす光の中に、白いものがあった。

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「……まさかな」 男はレバーを操作して鉄塊の歩みを止め、いくつかのボタンを操作して鉄塊ー二足歩行戦車から降りた。 「おい、お前、まだ生きてるか」 男は白いものを灰色の地面からひっぺがす。 ところどころ灰色に汚れた白い翼に続いて整った顔が現れた。 「空挺兵か」

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「うぅ……」 薄ピンク色の唇が僅かに動いた。 「聞こえるか？」 「うーん……」 僅かなうめき声を漏らし、白い翼を背に持つ少女は再び眠りについた。 「外傷なし、声掛けに反応、出血もなし」 「このラッキー鳥女め」 男は少女を抱えあげると二足歩行戦車の荷物スペースにロープで縛り付けた。

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がしゃん、がしゃん、がしゃん 灰色の平原に足跡を残しながら、灰色の鉄塊が歩く。 その側面にはドイツ軍を示す黒十字が描かれ、荷台に積まれた少女の肩にはイギリス軍を示すユニオンジャックが描かれている。 「きーよしー、こーのよるー」 音程の外れた歌声は、少し楽しそうに響いた。

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こういうドイツ軍二足歩行戦車乗りとイギリス軍空挺羽根っ娘話書きたい