【創作】寸劇メモ【マギロギネタ】

井上ばるく＠伯耆国 @in_baq

@sousakuTL 【TRPG/mglg】うちの書籍卿：名前長いんで通称『エンリ』で良いと思う。

c0-0（めがね） @c0A0

@in_baq @liuyisha うーん、火力は高いけれど、多分出力の加減が出来ていない（前回の集団戦で肩まで焼けてた）ので「魔導書になった灯に悪影響を及ぼすかも知れない」と迷いが生じた隙に、戦闘が始まってしまった感じで。だからせめてと立会人に駆けつけた、みたいな。

井上ばるく＠伯耆国 @in_baq

@sousakutl 「こちらが先手だ」手にした魔導書は開かない。菫青色の表紙に散らされた魔法石の欠片をなぞる。その軌跡が光を帯び、術式を浮かび上がらせる。「"騎士召喚"」右人差し指の動きを止める。それを軸に、今度は中指で魔法石をなぞる。「"自由(リベルティ)”」再び、軌跡。

井上ばるく＠伯耆国 @in_baq

@sousakutl 輝きの軌跡が空中へと浮かび上がる。軌跡が解けて魔法陣へと姿を変える。魔法陣が弾ける刹那、光の粒子のその向こう。魔法使いの少女によく似た影が一瞬像を結び、その姿をすぐさま鎧が覆い隠す。鈍い銀に輝く鎧を纏う騎士は、騎士と呼ぶにはあまりにも華奢だった。

井上ばるく＠伯耆国 @in_baq

@sousakutl 一度菫青色の表紙から指を離す。今度は右親指を魔法石に滑らせる。「其は深淵より自由を勝ち取りし者也(ポルティ・アビマ)」親指を止める。小指が走る。「"強化"」声と共に、再び表紙から軌跡が浮かび上がる。光で書かれた文字の羅列は騎士を包み、鎧に闇色の光沢を与える。

井上ばるく＠伯耆国 @in_baq

@sousakutl 強化の術式を全て呑み込み昏い蒼を纏った自由の騎士を前に出す。対峙する大法典の魔法使いたちに良く見えるように。「見たまえよ大法典、召喚した騎士も綺麗なものだろう？」騎士は何も語らずに静かに佇んでいた。(いったんしめーる)