ストーリー1-1　硝子の壁　完

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パンキッシュ「おや、華車さん。こんにちは」 華車「あら、こんにちは」 パンキッシュ「お時間があるなら、俺に付き合てくれません？」 華車「正直に抱きたいとは言わないの？」 パンキッシュ「言えば抱かれてくれます？」 華車「さぁ？…かわいい彼女が泣くわよ」 パンキッシュ「そうかもね」

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パンキッシュ「でも、同じものばかり食べると飽きるでしょ？」 華車「そうね。でも、水には飽きないでしょ？」 パンキッシュ「…水？」 華車「貴方にとっての水になる存在が見つかればいいわね。とりあえず、今日は相手してあげるわよ」 パンキッシュ「…それはどうも」

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華車「楽しかったわ」 パンキッシュ「それはどうも」 華車「帰らないと彼女さん怒るでしょ？はやく行きなさいよ」 パンキッシュ「ん？あぁ、そうだな」 華車「また抱いてくれるかしら？」 パンキッシュ「え？あぁ、うん。そんな気分になったらね…」 華車「ふふ、じゃあね」

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パンキッシュ「ただいま」 イノセント「あ、おかえ…んっ？！……ぷはっ、急にどうしたの？」 パンキッシュ「ごめん、今すごくイノセントが欲しい」 イノセント「え？ちょっ、待って」 パンキッシュ「待てない。わがままだけど許して」 イノセント「あ、んん…わか、た」

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パンキッシュ「イノセント…今晩も、いい？」 イノセント「なんか、いつものパンキッシュらしくない…いつもは嫌って言ってもするくせに」 パンキッシュ「そう？とにかく、抱いていいかな？」 イノセント「…ん、いいけど」 パンキッシュ「そっか、ありがと」

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イノセント「…朝、起きなきゃ。あれ？パンキッシュ？」 パンキッシュ「おはよう。ちょっと出かけてくるわ」 イノセント「はぁ、また女の子を探しにいったのかな？…とりあえず、遅めの朝ごはんにしようかな」

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パンキッシュ「エッジ～遊びに来たぜ～」 ホワイトエッジ「そういうのは家についてからすぐに言えよ。もう数時間はいるだろ」 パンキッシュ「まぁ気にするな。それで、最近どうだ？」 エッジ「どうもこうも普通だけど？」 パンキッシュ「普通ね～」 エッジ「…あいつに声かけたか？」

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パンキッシュ「俺は人の女には理由がなきゃ手は出さないぜ？」 エッジ「…もう俺のじゃないんだけどな」 パンキッシュ「そうか？意図的に避けてるようで、結構視線で追ってるぞ」 エッジ「…未練がましいのかもな」 パンキッシュ「お前にとってはそれだけ大事だったんじゃね？」

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エッジ「俺は、どうするべきなんだろうな」 パンキッシュ「さぁ？」 エッジ「お前ならわかると思ったんだけどな」 パンキッシュ「下手なこと言ってややこしくしたくないし…まぁお前の好きなようでいいんじゃね？」 エッジ「そっか…それしかないんだよな」

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サマメモ「水族館だ～」 蘇芳「お魚だ～」 マイン「ふたりとも迷子になるなよ」 黒「ありえそうで怖いわね」 青「深海、あまり離れないようにな」 深海「うん」 ソリチュード「ストレンは来たことある？」 ストレン「はじめて…」 パンキッシュ「大所帯だな」 イノセント「にぎやかだね」

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サマメモ「だ、ダンゴムシがいる」 蘇芳「うわ～ほんとだ！！」 ソリチュード「大きいね」 マイン「あれってもしかして」 青「もしかしなくても…」 深海「…えっと、あれなに？」 黒「ダイオウグソクムシよ」 ストレン「…パンキッシュがいない」 青「いいんじゃね？あいつだし」

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青「ヒトデだ」 深海「星みたいだよね」 黒「黒いのいたら私と被るのね」 蘇芳「黒ちゃん二号だね」 青「黒も影響を受けてバカに…いてっ」 黒「冗談に決まってるじゃない」 サマメモ「ヒトデマンだ」 マイン「似てるけど違うからな」

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イノセント「みんなとはぐれちゃったね」 パンキッシュ「だね～」 イノセント「ナンパしようとするからいけないんだよ」 パンキッシュ「いや～つい」 イノセント「……」 パンキッシュ「ま、二人でゆっくり見ながら合流しようか」 イノセント「…ナンパはしないでよ？」 パンキッシュ「は～い」

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蘇芳「ペンギンだ」 ソリチュード「皇帝ペンギンみたい」 サマメモ「エンペルトだ」 マイン「まだポケモン引っ張ってるのか」 ストレン「潜水能力は鳥類最強だって」 青「皇帝と言われるだけはあるな」

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深海「青くん見て」 青「ん？人形？」 深海「そこで売ってたの…ダイオウグソクムシ人形」 青「以外にかわいいな」 深海「でしょ？」 青「人形ひとつで喜ぶ深海もかわいいな」 深海「え？！あ…その」 青「…（何言ってんだ俺//）」 黒「他所でやりなさいよ」

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パンキッシュ「ダイオウグソクムシだ」 イノセント「ほんとだ…ダンゴムシみたいだよね」 パンキッシュ「それ絶対あの天然グループが言ってそう」 サマメモ「くちゅん」 マイン「ん？風邪か？」 サマメモ「ん～、誰か噂したかも」

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マイン「そろそろどこかでお昼食べる？」 青「そうだな」 ストレン「さっきレストランあった」 黒「じゃあそこでいいんじゃない？」 深海「三人が…」 サマメモ「サメだ」 蘇芳「サメだ」 ソリチュード「サメ」 サマメモ「がぶってやられたら…」 蘇芳「いやぁぁぁぁぁ」 青「…呼んでくる」

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パンキッシュ「あれ？あれは…」 イノセント「どうしたの？」 シュープリーム「…パンキッシュ？」 パンキッシュ「元気そうだな」 シュープリーム「まぁ…それなりにね。それじゃ」 イノセント「ねぇ、今の人誰？」 パンキッシュ「知り合い。あ、浮気とかじゃなく真面目に」 イノセント「…」

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サマメモ「イルカだ」 蘇芳「イルカだね」 ソリチュード「イルカ」 深海「魚類じゃなくて哺乳類だって」 蘇芳「ええ？！見た目魚じゃん」 サマメモ「どういうことなの？！」 ソリチュード「新世代を生きる生き物なんだ」 黒「まぁ、予想通りの反応ね」 ストレン「…（知らなかった）」

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黒「そろそろ帰りましょうか」 蘇芳「え～もっとみたい」 深海「また今度来ればいいじゃない」 蘇芳「そうだね」 サマメモ「次はいつ？」 マイン「まだ未定としか言えない」 ソリチュード「次が楽しみ」 ストレン「そうだね」 パンキッシュ「イノセント楽しかった？」 イノセント「うん♪」

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イノセント「ねぇ、この人形かわいい？」 パンキッシュ「ん？いつの間に買ったんだそのダイオウグソクムシ人形」 イノセント「誰かさんがまたナンパしてたからね」 パンキッシュ「悪かったって…」 イノセント「今度はちゃんとエスコートしてよね」 パンキッシュ「がんばります」

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パンキッシュ「シュープリームさん。こんちわ」 シュープリーム「…こんにちは」 パンキッシュ「俺に用があるんでしょ？何かな何かな？」 シュープリーム「あんた、女たらしだよね。私には手を出さないの？」 パンキッシュ「ん？何お誘い？」 シュープリーム「どう解釈するかは任せるわ」

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パンキッシュ「ん～それでシュープリームさんがいいならいいけどさ」 シュープリーム「…どういうことよ」 パンキッシュ「抱かれたい相手のことは？」 シュープリーム「あいつ？もう終わったことじゃない」 パンキッシュ「本当？」 シュープリーム「終わったのよ…」 パンキッシュ「試す？」

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シュープリーム「……」 パンキッシュ「お待たせ」 シュープリーム「…これ（ｺﾄﾝ）」 パンキッシュ「どうも」 シュープリーム「言っておくけど、あなたがやるって言ったからで私にはどうでもいいんだからね」 パンキッシュ「はいはい…とりあえずいってくるよ」

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「……（ｺﾄﾝ」 シュープリーム「…？私頼んでないわよ」 パンキッシュ「俺でもないぞ」 「サービスよ」 シュープリーム「ありがと…これ、何？」 「クローバー・クラブっていうの」 シュープリーム「へぇ」 パンキッシュ「まぁとりあえず俺は行くよ（ｶﾞﾁｬ」 「ありがとうございました」