ブエノスアイレス午前零時　千穐楽(14/12/29)＠大阪感想

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やっほーーーーう！ pic.twitter.com/jzILS6ARvg

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BGMがバンドネオン。やっぱりなーラテンだとちょっぴりホーム感あるわ(*´ч ` *)

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ブエノスアイレス千秋楽終演。観にきてよかった。もーーー素ー晴らしかった。

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カーテンコール４回？か５回だったかな、主役３人だけの回（多分３回目）からキラキラの花吹雪になって、その中で最後は剛君ひとりで「ありがとうございました！（お辞儀）」からの「よいお年を！（お辞儀）」。なんともあっさりとした千秋楽で剛君らしかった。

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ブエノスアイレス千秋楽1 カザマはなかなか喋らず、剛君の第一声は「は？(掠れ)」かなんかそんなものだった。で、その後台詞を発している時、声音ずっと聞いてたんだけど、「永遠の少年」というべきか、カザマの役年齢もあるとはいえ、三十路の発するそれではなかった

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ブエノスアイレス千秋楽2 カザマ/ニコラスの佇まいは時が止まったようで、その二人(一人)が時空を超えて交錯してくんだけども、一人二役には色んな表現パターンがある中で、今回のは連続的な印象が強かった。最初の交錯＝の法被脱がされるシーンからはずっと同一線上にあった気がする。

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ブエノスアイレス千秋楽3 一人二役って、カチンと切替わるパターンや、プラチナデータの二重人格のようにグラデーションが逆転していくように変わるパターンもあると思ってて、このカザマ⇔ニコラスの切替はナチュラルというか、第一幕は場景転換/舞台の上の一部として切替わるような印象だった

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ブエノスアイレス千秋楽4 息の多い掠れた声音も、骨ばって削げ落ちたような体躯も、舞台上の痩せ犬のような剛君の存在感そのものがカザマ/ニコラスだった。あと髪型はポスターのあのオールバックじゃなくて普通に下ろしてた。

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ブエノスアイレス5 酒場で「おいニコラス何 ぼーっとしてんだ！」と言われ温泉ホテルの法被をはぎ取られるというシーンがあって、脱がされる勢いでカザマが一回転して客は「あ、今変わったな」となるんだけど、このターンが美し過ぎてびびった。華やかさとは別物の美しさに呼吸停止

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ブエノスアイレス6 動きの話をするのなら、ターンも含め身のこなしがとてもシャープだった。この作品は殴る蹴る場面が非常に多いんだけど、殴られ蹴られ転がり回る（作中では「横転のニコラス」と呼ばれてる）ニコラスの動きや受身の取り方がさすがのこなれ具合だった

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ブエノスアイレス7 ２幕になると時空の渾融が進んでいって、観客もどっちだ？てなる事もあるんだけど、「夢まみれの人生がやってくる！」のシーン、あれは最初判らなかった。配役表と、続きが酒場だったからブエノスアイレスかと思ったけど、剛君の存在感はどちらでもなくどちらでもあった

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ブエノスアイレス8 瀧本さんの背中が肩甲骨の出具合といい引き締り具合といいとっても綺麗だった。あまりに気に入ったらしく今メモ帳見直したら二回同じ事書いてた…。原田さんはタンゴの時臈たけた美女というか、矜持と愛で生きてきた女の姿、みたいでなんとも言えぬ美しさがあったなあ

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ブエノスアイレス9 瀧本さんと原田さん、二人一役のようにオーバーラップしてる場面もいくつかあって、その重なり具合もやはり舞台進行と共に増えていって、でも物理的に２体あるしどこか過去と現在の重ならないとこもある、みたいだったな。それが正解なのかは判らないけど

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で。剛君のマイクを通さない肉声と息遣い、生のタンゴを二階席とはいえコンサートよりも断然近い距離から座って集中して堪能出来るんだから舞台ってなんて素晴らしいのかと！！！これが諭吉なんて安いもんですよ！！！生タンゴのシーン、オーラが凄かった。半端なかった。