艦これ出撃日記。

Rey.Redeyesers @S_O_M_Harbor

艦これ出撃日記。 今日も狂艦夕立に引きずられ、随伴感として出撃することに。 私は工作艦であり、直接戦闘は想定されていないのですが。 取り敢えず、後ろを守れと夕立は言います。 案の定、敵が出てきました。 「退避します！」 「つべこべ言わずに撃つっぽい！」

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艦これ出撃日記。 夕立はボロボロです。私はもっとボロボロです。大破着底を無理矢理曳航されているものですから。 母港についてまず行うのは入渠、のはずが、夕立は既にバケツを浴びて補給を始めていました。 「休んでる暇はないっぽい！」 「え!?あの私大破で！」 「出撃よ！」

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艦これ出撃日記。 夕立の最初の相棒は弥生だった。冷静沈着で、彼女を怒らせることは不可能と言われるほどに。援護の腕も良かった。 しかし、彼女は友軍救助で敢え無く轟沈。これは夕立も悔み、後に日記に記している。 「弥生が殺られたっぽい。助けられなかったっぽい」

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艦これ出撃日記。 ろくでもないことはよく続く。 狂艦神通と組み、初雪と共にレ級撃破に向かうも、大破した夕立に撤退命令を下して、被弾したまま神通と初雪は敵に吶喊していった。 機関をやられ、戻れないと悟った故の特攻。誰も、これを責めることはできない。

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艦これ出撃日記。 同行艦がいなくて出撃できずにいた夕立に手を差し伸べたのは、ナース服の雷だった。 再起不能となった明石の代わりに工作艦の真似事をしていた。 「出撃したいっぽい！」 「じゃ、一緒に行く？」 「いいの!?」 悪魔が征く。

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艦これ出撃日記。 魚雷を受け、夕立の右脚、推進軸が一つなくなってしまった。 「右脚がなくなったっぽい！」 「大丈夫よ。そうだとしたら痛くて話なんてできないんから」 それもそうかと納得し、敵を殲滅すると、やはり脚がなかった。 「ホントだったのね！帰ったら修理しましょ」

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艦これ出撃日記。 鎮守府直接攻撃というふざけた真似をしてくれた連中を素敵なパーティーに招待しようと図るも、雷が見当たらない。 適当にそこらを歩いていた青葉を捕まえて随伴感とした。 「普通は逆ですよね!?」 「取り敢えず撃って敵を減らすっぽい！」 敵包囲は重厚であった。

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艦これ出撃日記。 敵包囲をどうにか突き抜け、おまけとばかりに余った魚雷を全部投げつけてやる。密集していた何隻かに当たった。 「ビンゴっぽい！」 「敵はもうこちらを諦めたようですよ！」 追撃はなく、鎮守府の攻撃を優先したのだろう。これ幸いと逃げた。

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艦これ出撃日記。 途中、うまく逃げ切れた時雨に会った。民間人を一人載せた天龍、木曾、大井、菊月、武蔵、摩耶。生き残りはこれだけだった。 「で、どこに行くんだ？」 「柱島に行くといいっぽい！」

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相棒の順番と末路を間違えてしまいましたな。 まぁいい。 艦これ出撃日記、騎士鉄十字の狂艦、深海棲艦最大の敵。始まります。 （続くとは言っていない）

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艦これ出撃日記。 今のところの成果。 弥生：轟沈 明石：再起不能 雷：生死不明 神通：特攻 初雪：特攻

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艦これ出撃日記。 取り敢えず出撃したいので、書類を偽造して天龍と一緒に脱出した民間人の少女を提督に祀り上げた。 「提督さん、出撃許可くださいな！」 「これでいいんですか？」 「署名するだけでいいわ！私が全部しておくから！」 雷は無事生き延び、何故かこの鎮守府にいる。

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艦これ出撃日記。 夕立は、最近青葉がお気に入りである。 最も頼れる雷はお飾りの提督の傍においていたほうが、自分が出撃するのに都合が良かった。 「深海棲艦め、また新しいのをだしてきたっぽい！」 至近距離で魚雷でぶん殴るという暴挙に出る。 夕立が初めて見るイ級であった。

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艦これ出撃日記。 拠点は柱島であるが、夕立の偽造した書類には「高天原鎮守府」という架空の組織が記録されている。 提督が増えすぎて、あちこちに基地やら拠点を作りまくったせいだ。 メガフロートに作って人知れず沈んだりと、愉快極まりない現状に、大本営も把握しきれていない。

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艦これ出撃日記。 元いた鎮守府では、あの直接攻撃で全員死んだとされている。 しかし、明石がやってきた。 「ゆだちいいいいいい!?」 遭遇と同時に精神が大破着底。夕立は雷により工廠への接近が禁じられた。 「妖精さんがいればどうとでもなるっぽい！」 「限度はあります」

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艦これ出撃日記。 明石は夕立に近寄れない。書類で夕立の文字を見ても震える。夕立の工廠接近を禁じたとして、それも限度がある。船渠も兼ねているからだ。 夕立が入渠する場合は、終わるまで出撃するほどに。 「敵より夕立のほうが怖いです」 そう言ってレ級を解体するのを那智は見た。

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艦これ出撃日記。 「行くよ青葉！出撃よ！」 「無理です」 敵がいたら出撃。いなくても敵を見つけ次第殺すために出撃。 高天原鎮守府での出撃回数は100を超え、青葉は燃料が足りず動けない。 「遠征に行っては？」 提督が初めて提督らしい意見を言った。

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#艦これ出撃日記。 遠征用の燃料を寄越せと、武蔵のおっぱいにしゃぶりつく夕立。 「やめっ！んうっ……」 「おなかいっぱいっぽい！」 その笑顔は、やたら輝いていた。 遠征で得た燃料を武蔵に飲ませ、また武蔵のおっぱいにしゃぶりつく。 出撃前の恒例行事になりつつある。

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#艦これ出撃日記 天龍がミルクサーバ武蔵に手を出し始めた。 「武蔵から補給を得ると強くなれる気がするぜ」 遠征にしか行っていない分際ではあるが、間違いなく物資を護衛するために信頼は大きい。 武蔵も慣れてきたのか、いつ吸われてもいいようにと今は腹にサラシを巻いている。

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#艦これ出撃日記 「慎みを持ってください！誰かに見られらたら恥ずかしいじゃないですか！」 武蔵が乳まるだしで闊歩しているのに、提督が苦言を漏らしていた。 「命を賭して戦っている戦友に、私ができる唯一のことなのだ！これだけは譲れん！」

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#艦これ出撃日記 貧困鎮守府では、武蔵の存在そのものが致命的である。維持だけで他艦が出撃できなくなることがあるくらいは。 「私は、ここに来てらずっと思っていたのだ。私の無駄飯のために皆が戦えぬのであれば、自ら解体を選ぼう、とな」 「だからってその格好はやめてください」

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#艦これ出撃日記 長い協議の末、武蔵には第二種軍曹の上着を着ることで妥協することとなった。前のボタンは全部開け、いつでも曝け出せるようにと。

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#艦これ出撃日記 遠征部隊が帰って来た。 弾薬は大井が運び、ボーキサイトは天龍が運び、鋼材は明石が運び、燃料は武蔵が飲む。 「給油艦か…………それも悪くない」 菊月と夕立に乳首を吸われながらしみじみと言う。なにかに覚醒しつつあるようだ。

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夕立 雷 菊月 大井 木曾 天龍 摩耶 青葉 武蔵 明石 高天原鎮守府の全戦力。 #艦これ出撃日記

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提督。 民間人。 鎮守府直接攻撃の際に鎮守府から脱出できた唯一の人間。 出撃したい夕立が無理矢理提督に祀り上げた。 #艦これ出撃日記