上田電鉄7200系7253編成引退（解体編）

この記事について

この記事は、「上田電鉄7200系7253編成引退」の枝分かれの記事となっております。

上田電鉄7200系7253編成の「引退発表」から「ラストラン」までの流れについては、
そちらの記事をご覧いただくようお願いいたします。

当初、引退発表から解体完了までの記録を、ひとつのまとめ記事として少しずつ構成してきました。
しかし、「記録とはいえ、解体されていく様子を見たくない人もいらっしゃるはず…」と思い、
「引退に関する記事」と、「解体に関する記事」の、２つの記事に分けることにしました。

その結果として、こちらの記事は、車両が解体される写真が多数掲載されたものとなっております。
その様な写真を見ることに抵抗を感じられる方は、閲覧を控えていただくことをおすすめ致します。

閲覧することに差し支えが無ければ、続きをご覧ください。
解体編は、平成26年9月4日のお話から始まります。

なお、ツイートの投稿日時と写真の撮影日時は、必ずしも一致しない場合があり、
また、記事の構成上、ツイートの順番を入れ替えている所があるため、
時系列が前後する場合があります。 あらかじめご了承願います。

平成26年9月4日：信濃毎日新聞に、7253編成の引退イベントの記事が掲載

平成26年8月22日、引退が発表された上田電鉄7200系7253編成。
9月4日に発行された信濃毎日新聞に、引退後の7253編成のことが書かれてありました。

『同じ色と形の車両（２両編成）がもう１種類あり、こちらは引き続き運行する。引退する車両は解体するという。』

記事の通り、日付は明記されていなかったものの、7253編成は解体されることが決まっていました。

11月中旬：下之郷の車庫の7253編成が顔を出す

9月27日のラストラン・トレインイベント終了の際、下之郷の車庫の奥へと退場した7253編成。
恐らく、そのままの場所で部品取りの作業に入ったかと思われますが、
11月18日に、車庫から少しだけ顔を出しているところが目撃されていました。

10月上旬～12月中旬：中塩田駅の様子

場所は変わって、中塩田駅。

この駅には、別所温泉側のポイントが撤去された旧上り線と、上田側に枝分かれして伸びている側線があり、
普段は、保線車両が留置されています。

また、別所線に導入された1000系の搬入や、
豊橋鉄道や東急車輛製造（現・総合車両製作所）へ譲渡された7200系の搬出が行われた駅でもあり、
かつては、「まるまどりーむ号」のモデルとなった丸窓電車「モハ5250形5253」が留置されていた駅でもあります。

そんな中塩田駅の様子を、少し追ってみます。

10月上旬

この時、駅のホームの前には、
モーターカー１両と、砕石運搬用ダンプトロリ２両が留置されていました。

そのうち、ダンプトロリ２両がアルピコ交通に譲渡され、
中塩田駅の風景に変化が訪れます。

11月上旬

11月中旬