誕生日おめでとう

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

もしわたしが中谷監督の娘だったらぜったいお母さんと恋バナしながら盛り上がりたいしその様子を晩酌していた中谷監督に見られたいしプロポーズの言葉とか出会った経緯とかどうして結婚を決意したかとかわたし（娘）が生まれたときどんな様子だったのかとか今は幸せかどうかとか聞きたい。

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インタビュアー「好きな女性のタイプは？」 中谷監督「妻です」 インタビュアー「では一番大切なものは？」 中谷監督「妻と、娘です」 インタビュアー「ありがとうございました！！」 こうです。

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中谷監督とその奥さんとかぜったいおしどり夫婦じゃん。

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中谷監督の奥さんはぜｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔｔったい年下。

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

本当は中谷監督の夢小説でも書いて誕生日を祝おうと思ったんだけどどうあがいても無理なので今一度呟かせてもらいますけど中谷監督の奥さんは初めて赴任した学校の教え子で英文法が苦手な女の子（8歳下）だと思ってるので。

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プロのスポーツ選手って社会人としてどこかに所属しながらスポーツに打ち込むと思うんだけど中谷監督って早くに引退して高校教師として生きているイメージがあるので26歳くらいで教え子持ってほしい。

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ただね～～～その時の女子生徒が中谷先生かっこいいから聞いてみたい！とかでなくマジでリアルに英文法が苦手で本当に困ってるんだけど先生人気者だから近づく勇気もなくてどうしようどうしようって放課後ひとりで勉強しているところに中谷監督がやってきてそれ以降ちょくちょく教えてもらう的な。

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あんまり中谷先生に迷惑をかけちゃいけないってこれまで以上に英文法の勉強頑張ってちょっとずつ成績も上がってそしたらある日放課後マンツーマンで教えてもらってる時にもう君はひとりでも大丈夫そうだねみたいなことを言われてメッチャショック受ける。

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わたしも中谷先生みたいに英文法の先生になりたいです！とか言ったら中谷監督すごい喜んでくれるし自分のためだけにミニテスト作ってくれるし採点して返す時には一言コメントが用紙のすみっこに書かれているんだよ。

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そんなミニテストの満点の用紙を見つめながら中谷先生は忙しいからわたしばっかりに構ってられないよね、そうだよね、これからも教えてもらったことをむげにせず頑張ろう…ってちょっと悲しみながらも思って受験に挑むわけじゃん。

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冬になってストーブ炊きながら図書館で勉強しててももう前みたいに中谷先生は来てくれない。。。寂し、くない、寂しくないもん。。。先生がわたしならできるって言ってくれたんだもん…！　という葛藤。

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無事に大学に合格（中谷監督の母校）したとき真っ先に伝えたいのがお母さんでもお父さんでもおじいちゃんでもおばあちゃんでもなく中谷監督なことにきづいて、あっわたし中谷監督に恋していたんだな…ってなると思うんですよ。そこからは走って高校まで向かうよね。

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

BGMはチャットモンチーのあの走り出した足が止まらないいけいけあのひとのところまで～～～みたいなやつ。明るい。

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それで息を切らしながら高校まで走って、職員室に乗り込んで、「中谷先生はいますか！！！」って言うんだけど、そしたらびっくりした顔しながらとなりのクラスの先生が「資料室よ」って教えてくれて、普段は自分から教えてもらおうとかも思わない控えめな女子生徒だったから

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

きっと合格が嬉しかったのね…みたいに思われるんだけどちげーよ。恋してんだよこっちは。みたいな感じで廊下を全力疾走して資料室に会いに行くじゃん。でも扉をノックするのがなんだか戸惑ってしまって大きく二回深呼吸して、いざノックしようとしたら中から中谷先生が出てくるの。

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

中から中谷先生がね。

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「えっ先生？どうしてわかったんですか…？ 「あれだけ大きな足音だからすぐにわかったよ。…どうだったんだい？」 「わたし…」 「……ああ…」 「わたし…っ、中谷先生が好きです！！」 「えっ」

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

中谷先生が教えてくださったから苦手な英文法も得意になって、好きになって、いつのまにか先生と同じ道を歩いてみたいと思うようになって……！！ってがーーーって勢いよく伝えたるんだけど中谷監督すごいびっくりしてるしまだ新米教師だからなんて言っていいのかわからなくて「合格、したのかい？」

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

ってまあとりあえず合否を聞くよね。そこでなにも言わずにいきなり告白をしてしまったことに気がついた女子生徒は顔を真っ赤にしながら「あ、ご、ごうかく、はい、合格しました……」と下を向いて言うわけですよ。中谷監督はその時にちょっと心が揺らぐというか、途中で離れたのは

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

そもそも教え子のはずの彼女のことが他の生徒よりも自分にとって　特別　になっていることに気がついてしまったからで、だからこそ合格したことと好きだという気持ちをこんなにも伝えてくれた女子生徒のことを好きだというのははばかられたわけです。教師だからね。卒業してもまだ未成年だし。

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

それで、好きですって言ってくれる女子生徒を抱きしめたいと思うんだけどここは学校だし自分は教師で相手は生徒だからなにもできず、ただ頭をそっと撫でて「……よく頑張ったね」と言ってくれます。それしか言うつもりはありませんでした。

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

でもこっちもこっちで必死なわけですよ。卒業してしまったらもう二度と中谷先生と会う機会はないだろうし、会いに来る勇気もないから、もう開き直って「先生、わたし、先生が好きです。好きなんです……」ってもう一度告白するんだけど、走ってきたから髪はぼさぼさだしマフラーびろんびろん。

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

そしたら中谷監督がマフラーを直してくれて、大きなため息を吐くんですよ。あっこれはフラれるなって思うんだけど、中谷監督は静かに名前を呼んで、それから戸惑う様子を見せるわけです。「君は18歳だ。きっとこれからたくさんの素敵なひとと出会って、好きになると思う。一時の迷いだよ」って言う。

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

気の迷いじゃないです！！って言う前に、でもね、ってすっげー感情を押し殺した声で言うからなんにも言えなくて、静かにその続きを待ってたら、「きみのその気持ちがひと時の気の迷いでもなく、これからも変わらないと言ってくれるなら、その時はもう一度会いに来てくれるかい？」

せなちゃんのマネージャー @mnymny_

女子生徒もバカではないので今はまだ駄目だってことは重々承知しているし振られて当然だって思ってたから、まさかそんな答えが返ってくると思わなくて目を丸くしながら中谷監督を見上げると、そこにははにかむ中谷監督の優しい顔が！！