阿賀野型学園とのしろん先生

マケイヌトレーナー @lovely_makeinu

役得だとさらに楽しもうとしたら必殺の出席簿チョップを喰らって提督君が正座させられ説教を喰らうんですね？ そのあと酒匂から｢いやぁ助かったよぉ｣｢お前の代わりに俺が叱られたんだけど｣｢でも能代姉の胸触れたじゃない？　FだよF｣という会話が……

篠原誠（28日〆切ランド国王）🐔 @shinohara_mk2

あ＾～～～

篠原誠（28日〆切ランド国王）🐔 @shinohara_mk2

「やっ、こら！」 おお…これは… 夢にまで見たあののしろん先生の豊満な胸が僕の手のなかにある。 図らずしもシャツの上から直に触れているため、柔らかさは折り紙つきだ。 そういえばどうして僕はのしろん先生の胸を揉んでいるんだろうか？ まあとりあえずはこの至福の時を満喫しよう

マケイヌトレーナー @lovely_makeinu

のしろん先生の好感度はデートが出来ないからイベントであげるしかないんだけど、年に一度の体育祭でいい成績を収めると実は他のヒロインたちより少ないものの好感度は上昇するので運動パラを上げた方がいい でも最後の条件として進路を一流大学か一流企業にする必要があるので学力も必要になる

篠原誠（28日〆切ランド国王）🐔 @shinohara_mk2

と思った瞬間頭に強烈な衝撃が走る この痛み…この覚えのある音… 「○○く～ん？」 痛みで抱えていた頭を上に向けると、怒り笑顔で胸を抑えたのしろん先生が立っていた 「あの、僕の桃源郷は？」 「何が桃源郷ですか！鼻の下が伸びてる！そこに正座しなさい！」

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のしろん先生は説教の時、身振り手振りを交えて話すので一部の生徒には人気である だが僕はそんな不純な動機ではなく、純粋に人助けをしたのである だからこの瞬間を楽しむ権利がある！…ハズだ。 幸いなことにのしろん先生はすぐに酒匂の追跡を再開したので数分で終わった。 ちぇっ。

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「○○くん」 ズボンの埃を払っていると、酒匂が話しかけてきた。 「お陰で逃げ切れたよ。ありがとね」 「そのせいで俺が叱られたんだが」 「でも能代姉の胸触れたじゃない？」 言われてみればそうだ。人助けをして夢を見れたのだから、悪くない…ではなく なんだろう、この釈然としない気持ちは

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「あれ？あんまり嬉しそうじゃない？」 表情を読み取ったらしい酒匂が問いかけてくる。よくよく考えたらこいつに利用されてだけのような… 「じゃあ助けてくれた○○くんにはとっておきの情報をあげよう！」 そう前置きしてから、ちょいちょい、と手招きをする耳を寄せろ、ということらしい。

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「能代姉のサイズはFだよん」 こしょこしょ、と耳打ちされたことは声とは比較にならない重大情報だった。 F…あの胸がF… 「ちなみに今日のブラは白♪」 その言葉を聞いた瞬間、僕はあの夢想の世界に再び落ちた。 やわらかな球体、恥じらうのしろん先生、暴れる髪…

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「ありがとう酒匂。なにか困ったことがあったら協力するよ」 「ぴゃん♪ありがと○○くん♪」 同盟締結の握手が交わされた。二人の間には協力と友愛、そして信頼を示す三つの手が結ばれた。かの三国同盟を彷彿とさせる三つの手がそこに… 三つ？

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「さ～か～わ～…」 重ねられた手は三つから四つに増え、僕らの手はがっちりと握りしめられた。力強い握手はその上からさらなる力で締め付けられ、もはや解けない 「ぴゃ…ぴゃぴゃぴゃぴゃ…」 酒匂は壊れたカセットテープのように奇声をあげている ああ、のしろん先生は手も柔らかいなあ…

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「君たち二人には体育館の掃除をお願いしましょうかねえ」 やわらかな指先の持ち主から不穏な言葉が告げられる。酒匂は大変だなあ。一体何をしたと言うのだろう 「って僕もですか！？」 「当たり前でしょ！逃亡幇助！痴漢！れっきとした罪なのは明らかです！」

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「本来は情報漏洩と逃亡の二つの酒匂一人で掃除してもらうつもりだったけど」 のしろん先生がじっと酒匂の方を睨む。酒匂は巣の幼鳥のようにぱくぱくと口を開けている 「二人の連帯責任にします！さ、行くわよ！」 弁明の余地なく、僕ら二人は体育館に連れていかれた

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広大な体育館をごしごしとモップがけしていく。 のしろん先生は最初は監視していたが、安心したのか職員室に帰って行った 「いやー、思ってたよりも軽い罰で良かったなあ」 黙ってモップがけしている酒匂に話しかける。 しかし、酒匂ってこんなに静かな人だったかな？

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「○○くん」 いつもの朗らかな調子ではなく、どこかしっとりとした声 「掃除、手伝ってくれてありがとね」 どことなく切なげな顔で呟く ぴゃん、とも言わず、弾んだ声でもない。どことなく阿賀野先生とのつながりを感じる、しかし寂しそうな声だ。

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「あの状況からのしろん・・・能代先生から逃げられると思うか？」 「んー、確かに無理だねえ」 床のモップがけはほぼ終わりだ。 「ま、同盟関係結んだんだ。即日破棄って訳にもいくまい」 「ん・・・そっか」 「ああ、酒匂が困ってたら俺が助ける・・・だよな？」 「うん、そう・・・そうだね」

篠原誠（28日〆切ランド国王）🐔 @shinohara_mk2

酒匂はぼんやりと、自分の指を見ているようだった。 「で、俺が困った時はどうするんだ？」 同盟とは言ったけど、よく考えたら僕のことはどうなっているんだろうか。 へ？といった顔をしてから、酒匂は笑った。 「その時は思いっきり笑ってあげる！」 ぴゃん♪のおまけつきでひどい宣言をされた。

篠原誠（28日〆切ランド国王）🐔 @shinohara_mk2

「破棄だ。破棄決定。」 「そう言わずにさ～。ほらほら、能代姉の個人情報横流しするから、ね？」 「締結だ。」 「あははは、○○くんってほんとのしろん先生好きだね」 「そらもう・・・そりゃな」 「それじゃ、よろしくね。○○くん」 「ああ、よろしく、戦友」 酒匂との好感度が上がった。