表現規制をレトリックで遊ぶ。

留守 @rurino

表現は武器、または刃物のようなものだと最近思うようになった。強みでもあり、役に立つもの、その反面相手を傷つけることもある、それ故警戒されることもある。それ故、適切に扱わねばならないのだと思う。

留守 @rurino

そこからさらにすすめてみる。表現が武器なのは、あくまでも「書き手」「描き手」なんだな。「小説」「漫画」「アニメ」「映画」…etc.は、「表現」という包丁や鍋で作られた料理、ということになるだろうか。

留守 @rurino

食べ物のレトリックで行こう。エロ漫画をジャンクフードと定義してみる。

留守 @rurino

ちっちゃい子の成長にジャンクフードいくない、栄養価とか色いろ問題ある、だからちっちゃい子にジャンクフードあたえない。というのがゾーニング。

留守 @rurino

お母さんが、自分の子どもにジャンクフードを食べさすのは嫌、だからジャンクフードのお店をなくして。という話になるのかな。

留守 @rurino

でも、ジャンクフードを子供に食べさせるのは、親御さんがきめればいいのよ。

留守 @rurino

ジャンクフードが悪いといっても、実際そればっか食ってる人はいない。

留守 @rurino

その一方で、表現規制ってどういう話かというと、料理を作る人に「ジャンクフードつくっちゃダメ」てなるのかな。

留守 @rurino

で、都条例の、危ない部分てのは、その料理がジャンクフードで有るか無いか、というのを都のチェック機構が決めることになる。

留守 @rurino

そのひとつ、だね。

留守 @rurino

しかも東京都がいってるのは「この規制は洋食のみに限定されます。中華や和食にはおこないません」ていうことかと

留守 @rurino

でも、規制推進派からみると、若い子が「ジャンクフード食わせろ」と喚いてる図にしかみえてないかもしれんね。

留守 @rurino

あと、表現についてのあれこれについて、行政がいろいろ言えるってことは、例えば使う調理器具についても行政側が決める、てことになってくるかもしれない。

留守 @rurino

都の職員さん味見：「美味しいけど、しょっぱいですね」「そうですか、僕はちょうどいいと思うのですが」「でもしょっぱいと思う人がいるからこれジャンクフードに決定」 http://togetter.com/li/77693

留守 @rurino

たとえば、「正しい料理を食べさせるために包丁を使った料理は良くないと思うので、やめてください」「どうしてですか！」「包丁は先端がとがっているので危ないです」　とかいわれたらどうしよう。

留守 @rurino

そしてそのうちみんなが、画一的な調理法で作られた画一的な食べ物しかたべられなくなっていくのでした。

留守 @rurino

ゾーニング賛成だから賛成派と、ゾーニングは必要だけど反対派て方もいるよぬ…

留守 @rurino

反対派だけど、「本当に怯えている人」「困っている人」を想定して話をしないとどうしようもない と思うんだけどぬ…

留守 @rurino

ジャンクフードを食べたことによる影響に怯えるお母さんに、「心配しすぎだよ」の一言で終わらせられるのかなという話よ。

留守 @rurino

自分の子供にはそれでいいと思うんね。で、他所の子がジャンクフード食べて育って乱暴になって、その暴力の行き先がうちの子だったらどうしよう と言う心配を持ってると思うんだし。 RT @miwakok： rurino 心配なら「食べさせない」。

留守 @rurino

結局は他人が信頼できないということに尽きるわけだけど。

留守 @rurino

以前読んだブログで成程と思ったのが「親は自分の育てた子供が犯罪を犯した時に『お前がジャンクフード食べさせたからだろう』『お前の見張りが甘くて、子供がジャンクフードを食っているのに気付かなかった』と責められる」と言う話。攻撃してくるのは世間だけでなく、夫すら妻を責めたりする。

留守 @rurino

世間だけでなく、家族からも責められるという恐怖があれば、正しい正しくないを構わずすがりたくなるものだとおもう。

留守 @rurino

そういう怯えきった人の視線を考慮した解決策を提案・提示しないと勝ち目がないとおもうん。追い詰められた母親ほど強いものはないと思う。

留守 @rurino

正しいと信じられたものしか与え続けられなくなった結果、正しくないものと出会ったときにそれを判断できる大人に育つのか。判断できない大人が世界に満ちて行った先に世界に希望は残っているだろうか。責められるのは子供を守ろうとした親ではないのか。