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【戦闘/戦功3】サーシャ@条約の部隊よりはるかに数で勝る敵大部隊の襲来! 支援を得られれば援軍との連携で撃退に成功しHP-5、SP+2。でなければひとたまりもなく敗走しHP-9、SP+1。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #sss_gc
2015-02-16 00:23:07多方面から支援をいただきました! グランクレスト大戦 名前:サーシャ・ノックノック クラス:アーティスト 陣営:条約 HP81 SP10 #sss_gc
2015-02-16 00:29:02「……また、助けられちゃったなあ」ぱちぱちと焚き火のはぜる音。サーシャは膝を抱えて地面に腰掛けていた。無我夢中で放った矢が、確かに敵の首に突き刺さったことは覚えている。「こんなんで、武勲なんて上げられるのかなあー」顔を突っ伏す。 #sss_gc
2015-02-16 15:27:50地平を埋め尽くしそうなほどの敵の大軍に、勇猛果敢に突き進んでいった援軍たち。彼らは、サーシャの目にはとても眩しく映った。「あたしも……あんな風になりたいな」傍の弓を手に取る。「なれるかな。あんな風に、強くて、かっこよくて……」 #sss_gc
2015-02-16 15:33:40当然、炎は返事などしない。ただ、ひときわ大きく燃え上がり、赤い火の粉を散らした。まるで、暗い天にも届きそうなほどに。 #sss_gc
2015-02-16 15:35:14【戦闘/戦功3】サーシャ@条約の部隊よりはるかに数で勝る敵大部隊の襲来! 支援を得られれば援軍との連携で撃退に成功しHP-5、SP+2。でなければひとたまりもなく敗走しHP-9、SP+1。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #sss_gc
2015-02-17 00:07:46地平から砂埃と鬨の声が近づいてきた。サーシャは不思議と平静な気持ちで弓を握る。慣れ、だろうか。自軍は確かに規模が小さく、まともにぶつかってはひとたまりもないだろう。だが、今は頼りになる友軍がいる。大丈夫。いける。やれる。 #sss_gc
2015-02-17 00:12:56あなたたちみたいになりたいと思った。弓に矢をつがえる。様々な武器を携えた人々が、前へと駆けていく。あなたたちみたいに、強くて、格好良く。弦を強く引く。彼女の側を、幾つもの魔法が飛んで行く。なれるかな。ここを切り抜ければ。引いた手をふつと離す! #sss_gc
2015-02-17 00:21:55矢は、真っ直ぐに敵陣に飛び込み、敵の一人の胸へと突き刺さった。なれるよ、と誰かが囁いた気がした。彼女は頷き、また矢をつがえる。休む暇はない。撃って撃って、撃ち続けるのだ。彼女の中にある、混沌の力と共に。 #sss_gc
2015-02-17 00:24:51今日も支援たくさん感謝です! グランクレスト大戦 名前:サーシャ・ノックノック クラス:アーティスト 陣営:条約 HP76 SP12 #sss_gc
2015-02-17 00:26:33【休息/戦功1】サーシャ@条約は明日の戦いに備えて野営を行い、ゆっくりと体を休めることにした。夜空を見上げながら眠るのもたまには悪くない……。HP+4、SP+1。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #sss_gc
2015-02-18 00:16:16黒い天鵞絨のような空に、銀の粉を振り撒いたような星がちかちかと瞬いている。地面は硬いが、ちょうどいい窪みを見つけることができた。久しぶりにゆっくりと眠れる夜になりそうだ。サーシャはほっと息をついた。戦の連続は、やはり気が張って仕方がない。 #sss_gc
2015-02-18 01:10:44「牧人があんなに輝いている」誰かが呟いた。星の塊を人に見立てたのだろう。「牧人? あれは蟹の甲羅だろ」「盾じゃないの?」あちこちから声が上がる。「私の家だと、麦打ちの杵って呼んでたなあ」サーシャもぽつりと呟いた。 #sss_gc
2015-02-18 01:15:12皆、示し合わせることもなしに静まり返った。故郷を思い出しているのだろう。サーシャにはよくわかる。彼女もまた、遠い、小さな家と畑のことを思い描いていたからだ。追憶はやがてまどろみへ、まどろみは夢へ。束の間の休息に、彼女は浸った。 #sss_gc
2015-02-18 01:17:03【戦闘/戦功2】敵軍から突出してきた巨漢の邪紋使いが暴れ回り、サーシャ@条約の味方に甚大な被害が出ている! あなたがアーティストか、アーティストの支援を得られれば見事討ち取り、HP-4、SP+4。でな… appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦
2015-02-19 00:05:44突然だった。踊るような身のこなしで、その巨漢が現れたのは。そして、サーシャらの軍勢を蹂躙しだしたのは。素手が空を切ると、味方の身体からぱっと血が散る。混沌の力。彼女が持つのと同じ。たちまち巨漢の身は返り血で赤く染まった。 #sss_gc
2015-02-19 01:07:57昨日、星の話をした仲間たちが、次々に倒れ伏す。「待て!」サーシャは、たまらずに叫んでいた。巨漢が振り向く。片手には、千切られた生首。サーシャは迷わなかった。混沌の力に対処できるのは、彼女の力だけだ。矢を放つ。服の下に隠された、邪紋が赤く疼く。 #sss_gc
2015-02-19 01:11:16矢は、力強く飛び、巨漢を切り裂いた。太い腕が、生首ごと宙を舞った。ここぞとばかりに、残った味方が飛びかかる。男の呻き声は、長くは残らなかった。「助かった」誰かが声をかける。彼女は答えなかった。まだ少し、邪紋の熱に、浮かされていたから。 #sss_gc
2015-02-19 01:15:17「ああー、疲れた!」久しぶりのベッドに、サーシャは倒れこむようにして横たわった。そう柔らかくもないが、地面よりはいくらかましだ。辿り着いた村で、空き家をいくつか提供してもらえたのだ。半分下着姿になった彼女は、そっと右肩に手をやる。熱はもう治まっていた。 #sss_gc #幕間
2015-02-19 02:17:38