スポーティングソルトをまとめる　#16-18

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【16-P16】Q：子供たちが会長を受け入れているかのような描写があるが、突然乱入してきた上に反則や理不尽なビンタを繰り返す女をなぜ彼らは受け入れたのか？ A：よく分からない。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【16-P17】Q：「ただ楽しくてただぶつかって勝ちも負けもない」精神性で部活を行い、実際に連敗が続くと廃部になるのでは？ A：立花港はそういう学校である。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：このシーンの会長は、本当にただの何も考えていない子供っぽいだけの姿として描かれているのだろうか？　むりやりにでも勝利に固執する勝利至上主義者の姿と読み解く者もいる。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【16-P17】Q：「アニメの主人公みたいにどこまでも突っ走ってくスーパーヒーロー」ってなに？ A：要は、子供の頃はがむしゃらだった、というだけのことだろうか。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：作者の中では「アニメの主人公」の特性は「がむしゃらさ」であり、その特性を発揮するキャラは「スーパーヒーロー」ということなのだろうか？　アニメの主人公の特性ががむしゃらさ、という時点で同意しづらい理解である。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【16-P18】Q：結局、何が解決したの？ A：難読箇所。三つの説があり、決め手はない。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：三宅の敗因を「注意散漫」と考えるなら、注意散漫が解決されたことになる。解釈①「勝ち負けを気にせず競技に打ち込む、初心の頃の楽しさを取り戻したことで、楽しさが優先されて競技に集中でき、故事成語やおっぱいに惑わされなくなり、勝てる」　#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：三宅の敗因を「バカに真面目なため考えすぎる」事に求めると、解釈②「考えすぎる人間が何も考えない人間（会長）を見て肩の力が抜けた」となる。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：故事成語やおっぱいによる敗北をノイズと考え、「負けたことに落ち込んでいる」こと自体を問題と捉えるなら、解釈③「勝ち負けにこだわらず競技を楽しむ初心を思い出したこと」となる。これだと本来の「息抜き」の意味合いにも近い。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：個人的には解釈のシンプルさから解釈③を推すが、故事成語やおっぱいをノイズとして排除する点がやはり引っかかる。解釈①は論理的な不備はないが、やや迂遠である。解釈②は故事成語の件は説明できるが、おっぱいの件を説明できていない。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【16-P19】Q：西本に責任があると言い出し、「今回だけだからね」となぜか尻拭いをしたような素振りを見せる会長はクズなのでは？ A：普通に読むとクズであるが、「三宅と西本はなぜ戦っていたのか？」問題を絡めて考えると一概にそうとは言えなくなる。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：三宅と西本が戦った理由がよく分からないが、これを西本側の過失と考えればこの時の会長の態度も理解できる。「西本が三宅を襲った」という説もこの点を鑑みればそれほど突飛ではない。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：しかし、総合的に言うなら「わざと負けるはずの試合で西本がうっかり勝ってしまった」と考えるのが妥当だろうか。だが、よく分からないことを読み込みすぎているきらいもある。単に会長がクズだという理解が素直だろうか。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：なお、単に会長がクズだと考えた場合、会長は「がんばる人を応援する」ことを表明しているのに、実際に頑張って相手を倒した勝者に「責任がある」といいメンタルケアの責任を押し付けているのだから、これはパッと見以上のクズ行為である。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【17-P1】Q:扉絵のキャラは誰？　氷華？　塩谷？ A：二箇所で「塩」と書かれているので、おそらく塩谷ではなかろうか。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【17-P】Q:塩谷たちが見ている学内掲示物は何？ A：よく分からないが、左下に「SHOP」らしき文字が見えるため、白雪がスポーツ用品店などの広告モデルを務めた際のポスターが学内に掲示されていたのだろうか？　#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【17-P2】Q:塩谷が「この子もうちの生徒なの」と問うているが、白雪は立花港の生徒なの？ A：議論のあった箇所だが、おそらく立花港の生徒であろう。1年3組という説明と、白雪の制服が立花港のものと同じに見えることが決め手となった。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：仮に白雪を学外者とするなら、「会長が白雪の問題を取り扱おうとしなかった」「白雪が立選に入っていない」「塩谷が白雪のことを知らない」などの諸問題が解決されるが、前述のとおり、やはり学内者であろう。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【17-P3】Q:なぜ白雪は塩谷にヒップアタックしたの？ A：可能性は３つ。「バックで跳ね跳びながら母親から逃げてきた白雪が塩谷にぶつかった」「母親が白雪を片手で持ち上げて塩谷へ激突させた」「白雪と母親が二人で二階から落ちてきた」。決め手はない。#スポーティングソルトをまとめる

タイツマン @TAICHUMAN

@cagamiincage 逃げている最中に突如180°振り向く→その状態で母親に突き飛ばされるor慣性の法則で前方に進み続ける→塩谷にぶつかる、ではないでしょうか。 無理やりな気がしますがスポソル人の走行中の謎全身Uターンは立花編で氷華さんも行っていました。

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【17-P4】Q:会長は「生徒専用の会」と言っているが、以前に三奈木の依頼を受けていなかったか？　仮に保護者からの依頼だとしても生徒に関する問題なのだし管轄では？ A：生徒会の定義としても奇妙。単純に白雪母の相手をしたくなかったのではないか？　#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

【17-P4】Q:母親の言う「正しい道」とはなに？ A：おそらく「不良と付き合わないこと」。文脈上、それ以上の意味はなかろう（「スケートの道に戻す」という意味ではない）。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：やや過激な仮説となるが、ここの「正しい道」を「薬物依存からの救出」と読むこともできる。17話における白雪の状態は「薬物依存」か「精神耗弱状態」のどちらかと思われるが、前者と捉えた場合はこの解釈が可能となる。今回は後者で解釈したい。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：白雪が「薬物依存」とする説は、白雪が不良たちと付き合っていた（薬物の使用を勧められた？）、塩谷が保健室の薬品に興奮していた（今回の解決にも薬物を用いた？）、塩谷は頻繁に薬物を使用していた？（3話など）などから類推されるが、やや微妙である。#スポーティングソルトをまとめる

架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

補足：塩谷が「オペ」において薬物を用いてきた可能性は否定できず、今回もその可能性はある（ただし作中で描かれてはいない）。しかし、白雪が従来から薬物中毒であったと考えるには「不良と付き合っていた」という一点しか根拠がなく、やや薄弱に感じる。#スポーティングソルトをまとめる