酔った勢いで艦これの「艦むす」と「深海棲艦」について考察してみた。

艦これで同じキャラが何度も手に入る的なものが本当にそうなのだとしたら、って感覚で考えていたら、もしかして深海棲艦的なものが本体であって、ドロップや建造で手に入る艦むすはその胞子みたいなものなのではないか?という思想に行き着いた
2015-02-17 00:09:13
すでに沈んでいる、破壊されて動かないような艦としての機能を果たしていない状態の残留思念的なものが艦むすの本体であるとするならば、むしろ深海棲艦の方にその本体があると考える。艦むすはその残留思念の中に存在する、クルーとの思い出だったり、出港の思い出であったりの具現化なのではないか。
2015-02-17 00:13:58
沈む瞬間、沈んでからの思い、戦いの記憶が蓄積された分だけ深海棲艦となる。船としての記憶の中で、軍艦としての記憶が深海棲艦となり、日常としての記憶が艦むすとなる。そう考えると、ある限界を超えて戦い続けたときに、艦むすが深海棲艦化するという減少に納得がいく。
2015-02-17 00:18:46
建造とは、深海棲艦となった軍艦の残留思念を艦むすとして呼び出す儀式。近代化回収とは、軍艦の残留思念同士を結びつけて艦むすとしてのあり方を強化する儀式。轟沈とは、深海棲艦のやり取りの中で、艦むすとしてのあり方を失ってしまった状態。なのではないだろうか。
2015-02-17 00:23:14
敵が艦では無く、拠点や基地の場合、それは軍艦そのもの残留思念ではなく、その場所を目標として戦うことを強いられた軍艦の意識なのではないだろうか。
2015-02-17 00:26:57
ボスではない深海棲艦(イ級やヲ級など)は艦むすとは逆の、戦いの記憶の断片が形になったもの、艦としての記憶では無くその時代の軍艦として戦って行った意識が、ボスのような原型を表すほどの塊になれずに大まかな分類としての艦種に落ち着いてしまった結果なのではないか。
2015-02-17 00:37:59
そう考えて行くと、レベル99になった艦むすがケッコンカッコカリによってその上限を突破する、というのもわかる気がする。船としての記憶、深海棲艦から別れた幸せの記憶が、さらに提督との結びつきによって、より強固な艦むすとしてのあり方を形づけるものだとするならば、それは強さに然るべきだ。
2015-02-17 00:43:01
艦むすとっての敵とは、敵では無く、いる場所の違う己自身なのではないか?悪堕ちとかそんなレベルでは無く、船の記憶の中で、その瞬間に分離した意識がたまたま良いか悪いかの違いによって艦むすと深海棲艦の違いになるだけではないか?ならば彼女達は何のために戦いの、何を目指しているんだろうか。
2015-02-17 00:48:38
一つの帰結として。艦むす達は、イベントごとに現れる深海棲艦のボス達に対して、私達はこんなに幸せだ、戦いの中で戦い以外の存在意義を得ることができるのだ、という意地のぶつけ合いなのかもしれない。それこそプリキュアみたいなものなのかもしれない。
2015-02-17 00:52:51
ただ、ケッコンカッコカリをして得るものはやはり「強さ」であり、軍艦としての戦力である。それを踏まえると、やはり彼女達は軍艦であり、深海棲艦との違いは、どこまでいっても「何のために戦う」かの違いに過ぎないのかもしれないな、というのが長い思考実験の結論になりました。 おしまい。
2015-02-17 00:57:51