デビサバトーク　まとめ

るい @imnicholaswong

デビサバトーク部分のレポ的なやつ。先ずはオーディションの話で、最初はヤマトの役でオーディションに呼ばれたが、ヒビキもやってみてとお願いされた所、神谷さんはあんまり手応え無かったけど、神谷「その時言われたのが、"神谷さんさすがですね！"で、これは落ちたなwwって思いましたw」

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神谷「オーディションで褒められることは中々無いので。テスト終わって本番録って、手応え無いなーと思いながら帰ったのは覚えてます」監督「我々スタッフは素直なので」神谷「どうやらそうなんだのと後から気付いて。あん時は褒められたんだなーと後から素直に思えたんですけど」

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神谷「オーディションって疑心暗鬼になるんですよ、何が正しいか分からなくって。特にヤマトの気持ちで受けに行ってますから、ヒビキの原稿は見たけどそれを読みとは思ってないからとりあえず音にしてみて闇雲にやってみた物をさすがですね！って言われてそんな訳あるか！！って一瞬思ったんですけど」

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神谷さん自前の全話分の台本持っての登壇でその台本について、「実は手元にとっておく台本、そうでない台本って当然あるんですよね。年間でどんどん溜めてくとうちのマンションの底が抜けて行くんで。本当にオンボロアパートなんでー。」

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神谷「取捨選択しなくちゃいけないんです。そんな中でテビサバ2に関しては実は役目は終わってるんです。普通のDVDも発売されて、ブルーレイBOXも発売されて、もう台本の意味は無いんです。全ての答えはそのBOXに入ってるんで。それでもとっててしまうぐらい、僕にとって思い出深いんです。」

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神谷「多分こういうタイプの主人公をやらせていただける機会ってこれが最後だろうなーっていう思いが自分の中にあったんですよ。そう言った意味で、今まで僕がやらせて頂いたものの中で1番いいものが出来たらいいなって思いで毎週毎週アフレコに行ってました」

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脚本家の上江さん「30作以上のアニメを作って来たけど、デビサバが1番大変だったんじゃないのかな。アフレコも、それこそ神谷さんが倒れちゃうんじゃないかってぐらい前のめりで演技をしてくれて」

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監督「アフレコの始まる前ですとか、ちょっと休憩中ですとか、廊下でずっと練習してるんですよ、ヒビキの台詞を。中々鬼気迫るものがありまして。」

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今日一挙上映で改めて見てデビサバってヒビキほぼ毎週のようにめっちゃ叫んでる…って思ったけどそもそも毎週絶体絶命だからそりゃそうか

るい @imnicholaswong

神谷さん持参の台本を見せて貰ったけど、後半めちゃくちゃカットとか補正が入ってて、「消えてしまった部分も、一つの台詞にいくつか分の感情を乗せなくてはならなくなった時に、それこそ叫びだったり。」

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「その無くなった分の話を補填するにはどんな叫びにしたらいいか神谷さんのプランニングとアイデアとかがあって、それを廊下でずっと苦しそうに声を出してましたね」

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神谷「改めて見て思ったんですけど、はじまりの時ヒビキって普通の少年じゃないですか？運命に選択させられたみたいな感じになってるけど、入り口はどこにでもいる普通の少年なんですよ。第一話の"ビャッコ！"って所が全然叫べて無いんですよ。」

るい @imnicholaswong

神谷「1話の時って何故か声が全然出なくって。どんだけ頑張っても出なくて、音響監督からビャッコの所リテイクでお願いしますって言われてるんですけど、何回やってもやっぱり声出なくって。おかしいーなと思ってたんですけど、その内OKが出て納得して頂いたんです」

るい @imnicholaswong

神谷「あとあと声はもちろん出るようになったんですけど。僕一応声優なんで、声は出るんです。だから、やっぱりヒビキのメンタルを考えると普通の高校生がいきなり死と向き合わなくちゃ行けなくって、何かも分からないものを召喚しなくちゃいけない時に、大声は出ないって僕は思ったわけなんですよ」

るい @imnicholaswong

デビサバのゲームの収録の話になって、一番台詞が多かったのが岡本くんで5000ワードとかだったらしいけど、やっぱり客席イマイチピンと来なかったけど神谷さんが目ん玉飛び出すんじゃないかってぐらいびっくりしててそのびっくり顔超可愛かった

るい @imnicholaswong

神谷「皆さん5000ワードって言われてもﾎﾟｶーﾝとすると思いますけれども、大体1時間で100ワードの収録だと思ってください。そして、大体一日に順調に進んで500ワードぐらい録れたらラッキー。」

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ゲーム担当の方がちょっとした禁則事項喋ってしまって、神谷さん「今日皆さんツイッターとかやってる人居ないっすもんね。大丈夫ですよね。(笑顔の圧力)」

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ゲームに神谷さんが歌ったキャラソンの収録について。ゲームのプロデューサーさんが仮歌を歌ってて、「目黒っていうペルソナの楽曲作ってるコンポーザーに歌を作ってもらったんですけど、神谷さんだってお伝えしたら、神谷さんってめちゃめちゃ滑舌イイよね！っつってもの凄い早い曲を作ってしまって」

るい @imnicholaswong

神谷「あれ難しいんですよ！！まー難しい簡単とか、簡単な歌なんて無いんですけど。とりわけ非常に困難な楽曲を持って来られて。それを高田さんが上手に歌ってらっしゃるから、これ簡単なのかなと思って自分で歌ったら全然歌えねーでやんの」

るい @imnicholaswong

アートディレクターさん「凄く目黒さんが何度も"声優さんが歌ってくれるならこういう歌作っちゃうぞぉ☆"って張り切ってましたw」神谷「そう言うイメージヨクナイ。そう何でも出来るって思われたら困るもう本当に。出来る人と出来ない人がいる。」

るい @imnicholaswong

最後の挨拶。神谷「今日はお越しくださいまして、本当にありがとうございます。ブルーレイBOXという決して安く無いものをご購入頂いてここに来て下さってるって事は本当に作品が好きな方が集まってると僕は思って居ます。しかもブルーレイBOX買ったにも関わらず13話強制的に見せられると言う」

るい @imnicholaswong

神谷「改めてこう台本を持って来て目を通してると、本当に色んな思いが詰まっててあの時あーだったなとか思い出しながらお話させて頂いてます。今回凄くありがたかったのはスタッフがこれだけ作品に入れこんでるのを、まーアフレコしてる時に分かったんですけど！台本の修正の量が尋常じゃないんで」

るい @imnicholaswong

神谷「それだけ細かいチューニングみたいな所までして作品を良くしようっていう姿勢で作ってたんだなっていうのと、役者が一人も脱落する事無く最後までついていって、作品が出来上がってここにいる皆さんが手に取ってくださって。本当に幸せな空間だなと感じながら喋らせて頂きました。」

るい @imnicholaswong

神谷「僕ら声優は最後の最後の作業なんですよね。一番最後にスタッフの思いを背負ってマイク前に立って音にして行く仕事なので、そこに辿り着くまでともすれば年単位のシナリオとか作って、絵を描くスタッフがいて、それを統括する監督がいて」

るい @imnicholaswong

神谷「分かって居たつもりではあるんですけども、それ以上の熱を今日感じられて、そっか！俺もっと頑張ろう！って凄く前向きな気持ちになれました。コンテンツ自体は結構前に完結してるものですけど、今皆さんの前でトーク出来て別の所で岸監督と作品作る機会を得られているのでよかったと思いました」