GM好きがGM上手とは限らないけど、「自分自身が楽しむためのGM」の方が長続きするんじゃないか、という未実証の仮説
- darkmist_k
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「GMすることが好きなGM」ってのは基本的に「GM自身が楽しむことに主眼を置いたGM」で、「他の人がやらないから仕方なくGMやるけど、本当はプレイヤーの方がやりたいGM」の方が「プレイヤーを楽しませることに主眼を置いたGM」になりやすい傾向があるように思える。私は間違いなく前者。
2015-02-19 22:23:28もちろん、プレイヤーを楽しませることを全く考えない訳じゃないけど、それは「嫌な思いをさせて、今後一緒に遊んでもらえなくなるのを防ぐため」であって、それ自体が目的じゃない。そもそも、「プレイヤーの楽しさ」を自分自身が理解してないから、何をすればプレイヤーが喜ぶかもよく分かってない。
2015-02-19 22:28:08だから多分、一般的なプレイヤーにとっては、後者の方が「いいGM」なんだと思う。ただ、私のような前者にも、後者にはない強みがある。それは、自分が一番楽しんでいるからこそ、無尽蔵にGM欲が湧いてくること。ボランティア精神でGMやってる人は、どこかで「疲れ」が出てGM活動が停滞しがち。
2015-02-19 22:32:25とはいえ、最終的にはやっぱり「相性」の問題な訳で。GMが「ここで楽しんでほしい」と思う部分と、プレイヤーが「ここで楽しみたい」と思う部分が重ならないと、セッションは楽しくない。で、そうなった時に深く自省する傾向があるのは、実は前者の方なのかもしれない(あくまでも根拠のない仮説)。
2015-02-19 22:42:55ボランティア精神に基づく後者は「せっかくGMしてやってるのに」という気持ちがどこかにあるのに対し、自分自身が楽しむためにやってる前者は「私のGMに付き合ってくれてありがとう」という気持ちが強いから、むしろ歩み寄ろうとする傾向が強いのかもしれないな、という、全く根拠のない仮説。
2015-02-19 22:45:03無論、歩み寄ろうという気持ちはあっても、やっぱり「プレイヤーとして楽しむ心」に欠けているGMは、どう歩み寄れば良いのかが分からないというのも事実(私は多分、そのタイプ)。だから、セッションがイマイチ盛り上がらないまま終わった時は、その原因が分からずに鬱スパイラルになることもある。
2015-02-19 22:47:25私は基本的に後者。でもGMが一杯いる環境なら限定的に「GM自身が楽しみつつ、プレイヤーを楽しませることに主眼を置いたGM」にクラスチェンジ出る。GMが余ってる環境が一番のびのび遊べる
2015-02-19 22:50:28昔10年以上前、「いいGM」って言われながら、ずーっと後者でGMやってたよ。そしたら疲れたし、すり切れたよ。それで引退してTCGやボードゲームに行ったし。
2015-02-19 23:14:26楽しんで貰えるシナリオを作るのは大正義だし、みんなに喜ばれるし、自分以外は全員幸せになれるよ。でもそれで何年もずっとやってると、段々自分や周りのハードルが上がってきて、いつか爆発するから、自覚症状がある人は注意ね
2015-02-19 23:16:26「本当はプレイヤーの方がやりたいGM」の最大のモチベーションは「布教」だと思う。例えばマーベルTRPGみんなに知ってほしいとか、D&Dなら自分の好きな世界設定でやってる人がほとんどいないから存在を知ってほしい、とか。弱点は布教活動が実を結ばないと消耗してズタボロになること。
2015-02-19 23:42:23(続き)もう一つは「好きでないシステム、世界設定やPCでPLするよりは、好きなシステム、世界設定でGMする方が何億倍も楽しい」かなあ。
2015-02-19 23:45:59