グランクレスト大戦 ダニツァ=ラシッチの逆三角形の建物を目指す冒険
@von_brown 「味方に神速を、そして自由なる天空への翼、光り輝く守りを!敵には目くらましの閃光に実際は驚かすだけの大音響!しかし二つを重ねればこっちがすごい演出で迫り来ると思い込むよ♪」
2015-04-07 22:59:41@von_brown シルヴァニア「殴り込み部隊でも癒やし手でも、あたしの部隊は行けるけど?」 支援致します
2015-04-07 23:11:39幸い大勢の支援が得られ、ダニツァ隊は突撃を開始した。 それは同時にこの時代の最後の会戦であった。大規模な会戦は強大な国家といえど、一時代に一回か二回くらいしか成し遂げることができないからだ。 連合、同盟、そして条約の三つ巴の覇権を決める争いが、今ここに決着しようとしていた。
2015-04-07 23:58:12グランクレスト大戦。 ダニツァ=ラシッチ最終状態。 HP30 SP186 オプション:《高品質の武具》《いわくつきの武具》 もう少しHPギリギリを狙えましたねぇ。 最終日確認しておくのでした。
2015-04-09 00:06:10要塞と化した「虹の橋」を突破すると、超えた先に確かに見えた。逆三角形の建物が。 ダニツァは走った。翔けた。欲望のままに。 伝説のThin Book Marketが開かれるというその場所に。 伝説だと思っていた建物は、目の前にあった。 しかしそこに賑やかさは無く、閑散としていた。
2015-04-09 00:08:52逆三角形の建物とその周りの建屋は、ダニツァが見てきたどんな城塞よりも巨大であったが、建屋の中には誰もいなく、何もなかった。 伝説は伝説で、もうここは過去の遺産となってしまったのだろうか。 「そんな。何故この場所はこんなに静かなの?賑やかな薄い本を求める群衆は何処に?」
2015-04-09 00:12:37ダニツァの叫びが巨大な建屋内に反響する。それは独白で、返事など無いと思っていた。 しかし、返事があった。 「ダニツァさん、貴方の欲しいもの、仕入れてきましたよ」 振り向けば、大戦が始まったころにダニツァに付き従っていて、訳あって別れた商人であった。 「何故こここに」
2015-04-09 00:15:25「それはもちろん、貴方に商品を売りに来たのですよ」 「え?」 「はい、コレです」 商人が手にしていたのは封筒だった。それにはこう書かれていた。 『第88回Thin Book Marcket参加申込書セット』 「これは、伝説に記述のある参加申込書!」
2015-04-09 00:20:00「その書面によれば次の開催は夏にあるようです。努々、新刊を落とすことなきよう…」 「まかせて!ネタなら溢れるほどあるのよ!」 かくして大戦は終結する。 そして祭りの幕が開く。薄い本のお祭りが。
2015-04-09 00:22:09