「東京を考える、語る」川俣正 × 高山明

TOKYO ART SCHOOL 特別企画 川俣正 東京トークシリーズ「東京を考える、語る」 3月3日(水)18:00-20:00 川俣正 × 高山明 @hashimonさんの実況まとめ
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橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

川俣「東京で何かプロジェクトをやるのであれば、コンセプトをつくるところからはじめたい。そのヒントをゲストの方々にいただきたいと考えている。」#tokyotalk

2010-03-03 18:14:50
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「ここ3年ほど横浜をうろうろしながら、"ツアーパフォーマンス"という自ら考えた形式で今週から作品を上演する。」#tokyotalk

2010-03-03 18:17:32
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「先ほどの吉見さんの回はTwitterでチェックしていました。米軍の話題などは興味がつながる。今回の作品では有名な山手の外人墓地だけでなく、根岸の外人墓地も扱う。」#tokyotalk

2010-03-03 18:19:56
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

川俣「今日は横浜の話にしますか(笑)。横浜のことを考えながらでも東京のことは考えられると思う。特にストリートという場について考えていきたい。ツアーと称している理由をもう少し聞かせてもらいたい。」#tokyotalk

2010-03-03 18:22:40
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「劇場、演劇界にいると欧米の文化を受け入れて自らが活動していくしかない。しかしそこにはとてもかなわないほど文化的、歴史的な厚みがある。だから武器探しをしてきた。」#tokyotalk

2010-03-03 18:27:20
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「観客としての作品体験の方が可能性があるかもしれないと考えた。見ると同時に見られること。またツアーというものは、周りと同調する日本人の間では成立しやすい形式だと思う。」#tokyotalk

2010-03-03 18:32:12
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

川俣「観客のあり方は確かに多様にとらえていくべきただと思う。自分も通路展の時には"作品"ではなく装置をつくろうと考えていた。」#tokyotalk

2010-03-03 18:34:24
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「海外からゲストが来ると首都高に連れて行きます。時間の流れとかが分かる。また俯瞰する視点としては、サンシャインの作品。あれは上ってみると富士山に向かって立っているのが分かるというのもすごい。」#tokyotalk

2010-03-03 18:38:09
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

川俣「僕らの世代だと唐十郎の赤テントが場としては象徴的。歩き回るのではなく、異空間としての場に人が集う。もちろん劇場とは全く違う。今では普通かもしれないけどゲリラ的だったのではないか。そのような場はなくなってきた。」#tokyotalk

2010-03-03 18:42:01
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「確かにゲリラの精神に通じる場は無くなってきた。そこを乗り越えるためには戦略を練っていかなければならない。自分は弁護士にもアドバイスをもらいながら作品を制作している。」#tokyotalk

2010-03-03 18:43:36
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山さんがF/T作品「個室都市 東京」をビジュアルつきで紹介しています。

2010-03-03 18:45:13
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「ビデオ店の看板をつくるときにも、都や区にいろいろと言われながらどのあたりまで許されるものなのか実験してみたところがある。」#tokyotalk

2010-03-03 18:46:27
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

川俣「現実とつくられた場の境目については意識しているか。」高山「意識している。逆に日常生活の中にも演技があふれている。そのような状況、枠組みを提示するだけでも観客の意識は変わる。」#tokyotalk

2010-03-03 18:51:54
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「いま主に受け入れられている、普通の物語を普通に見せている演劇に抵抗がある。自分は違う方法、現実をずらしながらも見せるかたちででリアリティを提示したい。」#tokyotalk

2010-03-03 18:58:22
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

川俣「ものをつくらないリアリティは確かにあるのだけど、実は今回、あえてものをつくる方法をとりたいと思っている。特に地域コミュニティに寄りすぎた作品が蔓延してきているから、そこから少し離れてみたい。」#tokyotalk

2010-03-03 19:02:58
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

川俣「東京という場でできるのか。"見る"という行為を正当に問えるのか。そもそも観客が必要なのか。根源を問いつつ、先に見えるものを考えていきたい。」#tokyotalk

2010-03-03 19:08:01
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「このような作品をやっていると、勘違いしている人にはよく声をかけられる。自分は地域というよりも、目の前にいる人とどのように向き合うのかを考えていきたい。そこにしか関心はない。」#tokyotalk

2010-03-03 19:09:55
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「ツアーは開演も終演も観客の身体にゆだねられている。その煮え切らなさは寂しい部分もあるので、強度のようなものを引き戻したい思いはある。」#tokyotalk

2010-03-03 19:12:22
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

川俣「作品を説明できる玄人的な観客がいたとして、誰にでも通じる説明ができることは逆に気持ち悪い。」 #tokyotalk

2010-03-03 19:20:23
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

高山「最近、地域の人や観客との関係のつくり方に悩む。期待していることをそのままやりたくないし、裏切るだけもつまらない。」 #tokyotalk

2010-03-03 19:23:10
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

2人目の質問。アーティストとして、依頼されて活動する中での考え方を聞きたい。 #tokyotalk

2010-03-03 19:50:55
橋本誠@新刊『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』千十一編集室 @hashimon

川俣「自分から活動の場をオファーすることもあるし、いろんなありかたがあってよいと思う。自分の中でモチベーションがあって、何かを示したいと思わないと受けない。」 #tokyotalk

2010-03-03 19:52:11