蒼穹のファフナーEXODUS 三間音響監督プレイバック

三間雅文 音響監督 @Sunma47

この作品にも持っている気持ちなので、3人は何も心配はいらなかった。逆に一騎達先輩組は、10年をどう理解し、納得し、若手の3人を見て、感じられるかが心配だった。普通に考えて、約10年振りにその役を演じるとなると、まずは自分のキャラから組み立ててしまうのが自然と言えば自然だからだ。→

三間雅文 音響監督 @Sunma47

しかし、実を言えば10年前に体験したこの作品を振り返る事に、ヒントはあった。「あー、確かに前に俺たちの時もこんなシーン、あったな〜」から入れば、それは一騎達に10年の時が流れた事になる。この回のアフレコも私にとっては、印象に残っている回だ。 …等と呟いている間にTV前スタンバイの

三間雅文 音響監督 @Sunma47

→時間にっ！ 『蒼穹のファフナーEXODUS』第5話、もうすぐです。 あなたは、 TVの前に、い、ま、す、か？

三間雅文 音響監督 @Sunma47

『蒼穹のファフナーEXODUS』第5話。放送から、かなりズレてしまったが、この時の溢れ呟きw。後半パート、間もなくアフレコ終了と言う時に、ある人が現場に訪れた。松本まりかさんの親友のI.Sさんだ。I.Sさんは、私も一度だけ→ pic.twitter.com/YYWBr3qIxf

拡大

三間雅文 音響監督 @Sunma47

『ポケットモンスター』の劇場版で御一緒させて頂いている。「久しぶりです」の挨拶を終えて、彼女は残りの作業を見学する事になった。聞けば彼女は、『進撃の巨人』のハンジ役。なんだか実写版が、更に楽しみになって来た。すると「三間さんは、ハンジ役の朴さんにどんな役作りをお願いしたんですか」

三間雅文 音響監督 @Sunma47

→と直球な質問w。いきなりなど真ん中に、オドオドとしながら中途半端な返答w。『蒼穹の〜』の現場で『進撃の〜』の話で盛り上がる不思議な流れに…。で、I.Sさんに「そうだ。この現場には、ミカサと今日はいないけど、エレンとピクシーがいるよ？」と教えると、彼女大興奮！！アニメ版を役作り→

三間雅文 音響監督 @Sunma47

の為に観ていたようでw。そして石川由依さんをI.Sさんに紹介すると〜「一緒に写真撮っても良いですか？」さらに「次、動画でミカサの台詞を言ってもらえますか？」とリクエストの嵐w。「今度ミカサに見せようっと！」つまりは実写版のミカサに見せるらしく…。石川さんの知らない所で→

三間雅文 音響監督 @Sunma47

アニメ版ミカサと実写版ミカサが繋がったわけでw。そんなこんなで、アフレコ作業は無事に終了。I.Sさんは松本まりかさんと共に、スタジオを後にしました。なんだか、その日の全てを持っていかれたような…そんな第5話のアフレコでしたw。

三間雅文 音響監督 @Sunma47

『蒼穹のファフナーEXODUS』第6話のプレーバック。この回は人類軍やら、新たなメンバーが徐々に絡み始める回。人類軍に関しては、まずは軍人としての意識。訓練して選ばれたメンバーと言う事。一般人とは心構えが違う。つまりは恐怖感に対して→ pic.twitter.com/p7Acqk7LCt

拡大

三間雅文 音響監督 @Sunma47

特訓を受けている設定がベースにある。その部分からアフレコに。前にも呟いたが、この作品はかなりな期間のブランクが、それぞれの役者さんと私の間に存在する。前作から機会に恵まれなく、再会した方も少なく無い。よって、その間にのりしろがどれくらいあるかを探る事も大事だ。特に人間を描いた→

三間雅文 音響監督 @Sunma47

作品だけに「なんとなく絵の表情に合わせる」は、薄っぺらく聞こえてしまう。その為に、繋がりにくい部分はアフレコが終わってから、丁寧に録り直す方法を選択した。5時間と言う限られた時間を目一杯、「丁寧に」。これは、仕上げ作業に関わってくる。特にこの作品は、音楽がオーケストラの一発録音→

三間雅文 音響監督 @Sunma47

なので、今の主流のステム編集（楽器の音源をバラバラにもらい編集する事）が出来ない、さらにかなりな情報量を30分に入れているので、シーンのテンポが早い。その為、会話の流れを音楽でフォローが難しい。出来ることなら、音楽をあまりのせずに伝える方法がベストなのである。よって、アフレコは→

三間雅文 音響監督 @Sunma47

おのずと丁寧を意識せざるを得ない。今回、台詞と音楽で重点を置いたのは、カノンのシーンからラストに向けてである。カノンの小林沙苗さんは、流石！それだけに彼女の気持ちを邪魔する事なく、静かな編成で入る曲を、そしてメロディックでラストに向けて編成で盛り上がる曲をチョイスした。→

三間雅文 音響監督 @Sunma47

ボリュームで煽るのでは無く、カノンの気持ちを後押しする。そして、静寂から一気にフェストゥムの登場へと展開させていくのだ。その勢いが次回への引きになれば良いと思った。これは余談だが、実は広登がエレベーター内でのカメラ取材の時に（実際にカメラを回しているのは暉だが）溝口役の土師さんが

三間雅文 音響監督 @Sunma47

→お茶目なアドリブを入れていた。しかし、あまりに印象的だったのでカットさせて頂いたw。このシーンはグレゴリ型を印象的に描くシーンだからだ。にしても、グレゴリ型の存在まで危うくする土師さんって…w。

三間雅文 音響監督 @Sunma47

日曜の夜中だからTLも空いて、迷惑にはならないかな？ってわけで、Twitterタイム！先程の『蒼穹のファフナーEXODUS』の続きといきましょうかね…🎵第6話をやったから、次は7話かぁ〜。

三間雅文 音響監督 @Sunma47

写メが6話と同じ色に見えるが、6話はピンク、この7話は紫である。前話と少々被りながら始まるこの回は、フェストゥムのアクションからでは無く、弓子の恐怖心に音楽を付けた。今後の展開の為に弓子に、引っ掛かりを付けたかったのである。→ pic.twitter.com/6Rh2kNsj68

拡大

三間雅文 音響監督 @Sunma47

アバンだけにオープニングを意識し、かなりテンポの良いカッティングだっただけに、音楽でのテンポは出さずに。 そう言えば、この前の話数で主役達と食事に行き、冲方先生をも巻き込んで、今後の展開を話した。特に弓子の設定？。全部の役者さんに→ pic.twitter.com/L90yFRiQK4

拡大

三間雅文 音響監督 @Sunma47

シナリオを配るのも手ではあるが、展開を知っておいた方が良い場合と知らない方が良い場合がある。特に次の回で自分が「死」を知っていると知らないでは、かなりな意味合いが変わってくる。そんな事もあり、ダメ出しも全員に伝わる様、あえて大きな声で情報として伝えるものと、個人的に伝えるものを→

三間雅文 音響監督 @Sunma47

分ける様にしている。 音楽は第6話では、かなり間引いて付けたが、第7話は畳み掛けるように、てんこ盛りの付け方で一気にドラマを感じられる様にした。そして、一瞬の静寂の後、主題がのイントロ付きを。このイントロは、angelaからの提供である。感謝！最高！1番はあえてカラオケにし、→

三間雅文 音響監督 @Sunma47

キャラの心情を伝えてから、2コーラス目に歌をのせたのだ。最初は、ラストまで歌を引いたが、ファイナルmix（最終ミックス）で、アザゼルAシーウォーカー（親玉）の出現に引っ掛かりを付けようと、急遽選曲し直し、現在の放送となったのだ。