【名古屋演劇】オイスターズについて
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オイスターズ 日本語私辞典 作・演出/平塚直隆 シアター風姿花伝ツアーサポート公演 3月20日(金)19:30 3月21日(土)14:00/19:00 3月22日(日)12:00/17:00 fuusikaden.com
2015-03-16 09:25:54オイスターズとは?
2005年、昭和48年生まれの俳優たちによるユニットとして“ジ・オ イスターズ”結成。
2008年より“オイスターズ”と改名し、生まれ年の異なるメンバーも参加。
最近では「過剰なまでに会話劇」を劇団のテーマとし、動かない役者が棒 立ち棒読みで喋っていて
ただの下手クソ集団なんじゃないかと思われている。
さらに、オイスターズの作品を覗いてみたい方へ、20分の短編作品を公開中です↓ 『いきおいはない』youtu.be/RIX-TFwTrGw 『音 男子校版』youtu.be/GvcSFbz0DB0
2015-03-12 15:53:29脚本・演出の平塚直隆とは?
ライトでドライな不条理系会話劇を得意とし、第 4回仙台劇のまち戯曲賞大賞、第16回劇作家協会新人戯曲賞最優秀賞、日本劇作家協会東海支部プロデュース「劇王Ⅸ」第9代劇王ほか、受賞歴多数。
第16回劇作家協会新人戯曲賞選評
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
私が推したのは、秋之桜子『猿』と平塚直隆『トラックメロウ』の二本。
前者は昭和初期を舞台にした湿潤でエロチックな作劇に惹かれたが、なんといっても後者である。不条理喜劇というより、ナンセンスコメディと記すべき、軽やかで、「笑いの為の笑い」にのみ奉仕するこのような作品が、最終選考まで残ったことは、協会の柔軟さを示しているようで、協会員として喜ばしくもあり、なんとしても推したかった。くだらないだけの戯曲である。不毛さ以外何もない。そこが素晴らしい。後半の失速さえなければ文句なしの傑作。(後略)
http://www.jpwa.org/main/content/view/114/#senpyoroku
坂手洋二
平塚直隆『トラックメロウ』と鹿目由紀『ここまでがユートピア』の同時受賞、名古屋勢の躍進を喜びたい。平塚作品の経験に裏打ちされたセンスと軽快なテンポ(後略)
http://www.jpwa.org/main/content/view/114/#senpyoroku
『日本語私辞典』とは
若手演出家コンクール2011最優秀賞受賞作品
2015年3月、満を持しての東京・仙台・九州3都市再演ツアー!
≪初演時劇評≫演劇ぶっく 2013年10月号
世界を滅ぼすのは、コトバ。
名古屋が生んだ要注意の才能・平塚直隆が、筒井康隆の小説『残像に口紅を』をヒントに描いたSF風の物語。
ストーカーに悩まされる女性が、彼の存在を消すために「す」の文字を世界から消し去るが、その行為がどんどんエスカレートしていって…。
使える文字が限定されていくことで、人々が四苦八苦する様がコメディチックな前半と、言葉がなくなるつれて、大切なモノまでが消滅していく後半の切なさのギャップが、空恐ろしくも美しい。
「言葉の力」というものを、従来にない方向から痛感させる怪作だった。(吉永)
東京公演(2015.3.20~3.22)でのご感想
オイスターズ「日本語私辞典」観てきました☆面白かった〜♪日曜日までシアター風姿花伝で上演中‼︎ 平塚君変わらんなぁ〜 pic.twitter.com/xSUHW5hQ1d
2015-03-20 21:38:46オイスターズ「日本語私辞典」 何だか得意気な印象。物語の構成も役者の芝居も。しかし裏側で地味なアクシデントが目立っていた。その瞬間に一気に冷めて物語に入り込めず、ただ遠くから傍観しているような。作演出はきっと才能ある方なのだろう。ただ私にはこの作品は合わなかった。
2015-03-21 00:04:01オイスターズ『日本語私辞典』観てきた。なんともセンスの良い笑い、笑いから始まって気付くと恐ろしい所に連れていかれている感覚、素敵でした。あの仕掛けは、発明だなー。気になる方は是非足を運んでみて下さい。
2015-03-21 20:42:00オイスターズ「日本語私辞典」観了。手の込んだライブパフォーマンスのような作品だが、綿密に書かれた戯曲があるという点では間違いなく演劇。最後に残ったのがアレだったのは意図的なのかな。
2015-03-21 22:30:15オイスターズ「日本語私辞典」がやっぱり大好きで、作家の平塚さんに「ホント面白い」しか言えなかった。50音が一つずつ失われていく…見終わった後、世界と言葉の手触りが変わります。オイスターズ観ずして現代日本の不条理演劇は語れません。語りたい人いるかわかんないけど。明日2回あります
2015-03-21 23:25:35劇団オイスターズ「日本語私辞典」観劇。「この先どうなる?」が終始頭の中を支配する芝居だった。言葉の確かさを感じると同時にその危うさをも実感させられ、果ては「言葉」の発祥の起源は!?まで思いを巡らせられるほどに。しかしあれ程にどんどん制限がされていっても結構成り立つものなんだなあ。
2015-03-21 23:23:28