2015/03/19 京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会

弁護士 上瀧浩子 @sanngatuusagino

京都府・京都市に有効なヘイトスピーチ対策の推進を求める会。今日、設立です。「昨今、日本各地で『ヘイトスピーチ』などとよばれる人種差別が繰り返されています。なかには、刑法上の犯罪となる『ヘイトクライム』にまでエスカレートするものもあります。（続

弁護士 上瀧浩子 @sanngatuusagino

「2009年12月に京都で引き起こされてしまった朝鮮学校への排外主義団体による襲撃は、まさにヘイトクライムというべき事件でした。その後、この事件は、民事裁判の場で人種差別と認定されました。この画期的な判決は、日本中の被害者や心ある人々を勇気づけ、また国外でも広く報じられました。」

弁護士 上瀧浩子 @sanngatuusagino

「しかしながらこの判決は、被害当事者や関係者が、事件から5年もかけて苦難の末にようやく勝ち得たものです。しかも事件後も、排外主義団体などによる人種差別が繰り返され、今もなお多くの被害者が声も上げられずにいます。」

弁護士 上瀧浩子 @sanngatuusagino

「ヘイトスピーチは、名指された当事者を長年にわたって苦しめる暴力であり、平等を目指す理念に反する社会的害悪です。それにもかかわらず、日本では人種差別被害の実態すら把握されておらず、行政・司法・立法のどの面からしても、その対策は不十分です。」

弁護士 上瀧浩子 @sanngatuusagino

「その背景には、外国籍住民や民族的マイノリティに対する制度的、社会的、文化的差別が横たわっています。このような状況において、まず日本政府が積極的な対策を早急に講ずるべきであることは言うまでもありません。」

弁護士 上瀧浩子 @sanngatuusagino

「しかしながら、さまざまな出身の住民を多数抱える地方自治体にもまた、地域に根ざした有効な対策を率先して講ずる責務があります。とりわけ朝鮮学校への襲撃事件を発生させてしまった京都、人種差別に対抗する市民の力が結集された裁判支援運動の中心ともなった京都には、特別な責務が課されています

弁護士 上瀧浩子 @sanngatuusagino

「そこで私たちは、京都府・京都市に対して、ヘイトスピーチなどの人種差別をなくすための有効な対策を、以下のように求めます。1）京都府・京都市が協調して、市民との対話を重ねながら、『有効なヘイトスピーチ対策』を推進するための体制を構築してください。」

弁護士 上瀧浩子 @sanngatuusagino

「2）ヘイトスピーチ被害は既に発生し、被害者は今も苦しんでいます。早急に被害実態の調査をおこない、被害者の救済・支援策を講じてください。3）『ヘイトスピーチを許さない京都宣言（仮称）などを強く発信してください。』」

弁護士 上瀧浩子 @sanngatuusagino

4）『ヘイトスピーチを許さない条例』（仮称）等を制定し京都府・市行政はもとより住民・地域社会・公的機関それぞれがともにヘイトスピーチを許さない京都を目指して取り組む総合的な施策を確立して下さい。5）外国籍住民に対する制度的・社会的・文化的差別を是正するための対策に取り組んで下さい

미 현(みひょん)💙💛猫の勢力 @miyomi34

ヘイトスピーチ、許さぬ姿勢を　府・京都市に条例など要望へ(京都新聞さんより kyoto-np.co.jp/top/article/20…

京都新聞 @kyoto_np

[京都新聞]「ヘイトスピーチに有効な対策を」　京都の学者ら組織発足 ift.tt/1H2UzDZ

ファジュン @kattobi0556

ヘイトスピーチ 対策を求める会、京で発足 【人種差別予防、実態調査を】 2015.320.京都新聞より pic.twitter.com/4wy98h2Ilf

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